沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

山本太郎の懲罰動議が暴きだす政治の劣化現象

20日、参議院議院運営委員会は理事会で山本太郎の懲罰動議を見送った。これで山本太郎参議院議員に対する懲罰は実質的に消えたことになる。当然と言えば当然の結果である。マスコミはこぞって小さな記事扱いだが、実はその根底には日本政治の貧困化という深…

山本太郎「何か一筆書けと言われても、死んでも書きませんよ」

www.youtube.com 上に貼り付けたのは、山本太郎の街宣から切り抜いたものです。この動画を作成した人に感謝します。 れいわ新選組に対する茶番とも言える懲罰動議問題の本質について語る山本太郎の分析力と、政治家としての覚悟は流石です。感服しました、そ…

茶番は国会だけではない、やんばる世界自然遺産登録も茶番そのものだ

衆議院本会議場で「与党も野党も茶番!」と書かれたプラカードを掲げて今の国会のあり方に異議申し立てをしたくしぶち万里議員に対して維新の会が「登院停止10日間」の懲罰処分発議を行い、自民党、公明党、維新の会、国民民主党が賛成して可決された。 それ…

与党も野党も危機意識が足りない、だから「与党も野党も茶番!」なのだ

「与党も野党も茶番!」というプラカードを衆議院本会議場で掲げた櫛渕万里衆議院議員に対して、自民党、公明党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党が懲罰動議を可決した。 理由は国会の秩序とルールを乱した、ということらしいが、これはあまりにもおか…

ゼレンスキー氏を招待したG7の危険すぎる安易な政治姿勢

ゼレンスキー氏がフランス政府専用機で広島にやってきた。G7首脳と直接会談する目的で。報道によると岸田首相がウクライナを訪問した際、ゼレンスキー氏本人がG7出席を強く要望したらしい。しかし、真偽のほどは明らかではない。 いずれにしても唐突すぎる異…

護憲左翼と拝米保守が日本をダメにした

30年前にバブルが弾けて以来、日本経済は完全に機能不全に陥った。その結果、多くの国民が生活苦に喘いでいる。何故そうなったか、原因ははっきりしている。長期に渡って政権を担ってきた自公政権の経済政策が失敗したからだ。それ以外に答えを見つけること…

改憲より経済を優先するれいわ新選組を支持する

1947年5月3日、日本国憲法は施行された。その日を記念して国民の祝日に指定された。本日は5月3日だから憲法記念日である。 しかし、ぼくにこの日を祝う気はさらさらない。その理由は単純明快である。今の日本国憲法はGHQの職員がマッカーサーの憲法草案をも…

我らがヒロイン・アキノ隊員が日米地位協定の不平等性を白日のもとに曝け出す

まずは「昆虫救助隊」アキノ隊員の話をじっくりと聴いていただきたい。 www.youtube.com アキノ隊員の話を聞くと、やんばる世界自然遺産登録の杜撰さに改めて驚かされてしまう。登録された地域には、米軍(占領軍)が残していった実弾、空砲を含む多くの廃棄…

産経新聞という親米保守派マスコミの限界

産経新聞は保守を代表する新聞だと世間では認知されているが、正確に言うと親米保守派新聞である。最近の記事からその事実を確認することができる。「昆虫救助隊」アキノ隊員のツイッターから引用する。 4月12日付の産経新聞のコラム「沖縄考」。タイトルは…

伊藤貫の「日本を滅ぼす3つの巨大な嘘」

2月28日付のブログで伊藤貫の「日本を滅ぼす3つの巨大な嘘」を取り上げた。 伊藤氏の警鐘は、日本はこのままいくと近い将来、確実に滅亡して中国の属国になるという深刻な本質的問題の指摘であり、日本人よ覚醒せよ!との命懸けの警鐘乱打である。 国際社会…

国連の旧敵国条項は死文化しているのか?

3月28日に行われた参議院予算員会で山本太郎議員が質問に立った。その中から国連の旧敵国条項は現時点で死文化しているかどうかの質疑応答を取り上げる。 《 山本議員:長射程ミサイルの保有・製造は、国連憲章旧敵国条項を見れば、日本の自殺行為と言えます…

凡才政治家・岸田総理が日本をさらにダメにする

3月21日、岸田総理大臣はウクライナを訪れてゼレンスキー大統領と会談した。両首脳は共同記者会見で次のように述べた。 岸田総理大臣「日本の揺るぎない連帯を伝えたい。ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす暴挙だ。キーウとブチャを訪問…

The Tragedy of Great Power Politics

今、Jhon J. Mearsheimerシカゴ大学教授の『The Tragedy of Great Power Politics』(邦訳版「大国政治の悲劇」)を読んでいる。何年か前に買って、本棚に寝かせたままにしていたのを引っ張り出してきたのだが、買った時の動機がどうしても思い出せない。 過…

国家理念なき防衛費大幅増額は極めて危険である

岸田政権は防衛費の大幅増額を決定した。2023年度から5年間で約43兆円の増額、2023年度の防衛予算は前年度より1兆4000億円余り多い6兆8219億円となる見通しで、いずれも過去最大の増額幅となる。 「戦後レジームからの脱却」を唱えた、あの親米保守政治家の…

米国を批判する中国政府の論文はあまりにも激烈かつ正論であるが、しかし・・・

中国政府が米国を批判する論文を公表した。 有難いことに、その論文を中国問題研究の第一人者である遠藤誉さんが、ご自身のブログで取り上げておられるので紹介したい。論文の内容は激烈な調子で貫かれているが、正論とも言えるので、その点、ある種の感動す…

伊藤貫:世界一臆病・世界一卑怯な日本国民(日本を滅ぼす3つの巨大な嘘)

日本はこのままだと確実に滅ぶ。尊敬する伊藤貫の切実で真剣な訴えに是非、虚心に耳を傾けて欲しい。下の動画は、「日本を滅ぼす3つの巨大な嘘」というタイトルで、昨年8月6日に配信された、1時間を超える動画から切り抜いて編集されたもので、戦後日本を…

日米同盟の役割は「日本に国防能力を持たせないこと」

伊藤貫著『中国の核戦力に日本は屈服する』(小学館101新書)より抜粋する(177〜179頁)。 < 日米同盟の役割は「日本に国防能力を持たせないこと」 クリントン政権時代の米国の対日政策に関して、筆者には面白い思い出がある。一九九四年に筆者は、当時ペ…

日本の未来を切り開く伊藤貫の見事な「自主的核抑止論」

日本の政治と言論界に絶望して、昨年11月25日に書いた短い詩がブログ決別宣言になるはずだった。しかし伊藤貫の核抑止論に出会って心が動き、目の前の濃い霧が消えたような気がして、同氏の論説に言及したくなった。 伊藤氏の核抑止論が実現されるならば、日…

水面に映る月

ぼくが見たのは夢だ ぼくは夢しか見なかった 夢の他には何もなかったのだ 宇宙には始まりもなければ 終わりもない 見たのは束の間の夢 束の間の真実 すべては夢の中に吸収されて そして消えていく そろそろ潮時だろう さあ、諸君 急いでここを立ち去ろう

経済なら自民党という標語は30年前にすでに終わっている

自民党政治の腐敗が止まるところを知らない。今の国会を見ても、カルト教団旧統一教会と関係した議員のほとんどが責任を取ろうとしない。何かと屁理屈をつけて逃げ切ろうと一生懸命だ。岸田政権自体が徹底した調査をすることに二の足を踏んでいる。 自民党の…

プリティ宮城氏に軽い道義的責任はあるが、非難されるべきはむしろA氏の方だ

昨日、プリティ宮城氏の記者会見について書いたが、琉球新報Web版も同じ記者会見を報道していることが分かった。その記事には1時間40分を超える動画も貼り付けられているので、関心のある方はご覧いただきたい。 記者会見の動画を見ることで、プリティ宮…

プリティ宮城氏、宜野湾市議を続ける意向 ふざけるなと言いたいところだが、暖かく見守ることにしよう

れいわ新選組を離党したプリティ宮城ちえ(宮城千恵)が昨日、記者会見した。 内容をまとめると以下の通り。 市議は続ける 自身も被害を受けたマルチ商法関連の投資会社に対しては、被害者救済の窓口設置や合同での訴訟を考慮中 プリティ宮城氏は、れいわ新…

世界ウチナーンチュ大会と琉球独立の夢

昨日、第7回世界ウチナーンチュ大会の前夜祭パレードが午後3時から国際通りで開催されると言うので見に行った。平和通りアーケード街を抜けて国際通りに出たのは午後3時15分前だった。通りは既に多くの人で埋め尽くされている。通り沿いに立ったまま、…

崩れていくオール沖縄、カリスマ的政治家・翁長雄志亡き後の再建強化は困難を極めることだろう

昨日投開票された那覇市長選挙の結果は以下の通り。 投票率 47.05%(過去4番目の低さ) 翁長雄治 54,125票(立憲、共産、れいわ、社民、社大、にぬふぁぶし、推薦) 知念覚 64,165票(自民、公明、推薦) ぼくは翁長氏に投票したが、それでも予想したのは…

城間幹子の裏切りを許さない、オナガ雄治に今日投票した

新都心のメインプレイス5階に設けられた臨時投票所で、今日、期日前投票を済ませた。今は2階にある喫茶店でサンドイッチとコーヒーを飲食しながら、キーボードを叩いている。 投票用紙には、オナガ雄治と書いた。 先日も書いたように、今回は城間幹子那覇…

「私は喜んで犯罪者になる」行政の欺瞞を暴き出す宮城秋乃さん

蝶類研究家の宮城秋乃さんをRBCが取材した。下の動画をまずはご覧いただきたい。 www.youtube.com 山原の森で貴重な蝶類の生態を調査しているうちに、宮城さんは自然とは相容れない異物を発見する。米軍が置き去りにした廃棄物だ。しかも廃棄物が発見された…

那覇市長選挙が分裂した最大の責任は城間那覇市長にある

23日投開票予定の那覇市長選挙が15日に告示された。立候補者は以下の2名。 翁長雄治(35)立憲・共産・れいわ・社民・社大推薦 知念覚 (59)自民・公明推薦 告示前から両陣営による激しい選挙運動が展開されているが、何故か今回は誰に投票して良いやら判…

ひろゆき(西村博之)氏よ、掲示板の制作者と「腹を割って話す」勇気はあるか?

今朝の沖縄タイムスWEB版は「ひろゆき氏に「汚い字」と言われた掲示板作った住民、母を殺された過去「腹を割って話してみたい」」というタイトルの記事を配信した。大変考えさせられる内容の記事なので全文掲載する。 「ひろゆき(西村博之)氏が「0日に」と…

あぶく(泡)コメンテーター・ひろゆき(西村博之)氏の子供っぽさはあまりにも見るに耐えない

西村博之(以下ひろゆき氏と呼ぶ)の言動が世間を騒がせている。わざわざ辺野古に来て、新基地建設に反対する人々が座り込んだ日数(毎日更新される)が書かれた看板を指して、「0日」と書いた方がいいんじゃない?と揶揄した。 実際は、その時点で座り込み…

米軍車両の前で仁王立ちするアキノ隊員(宮城秋乃)

「私がパトカー来るまで1時間前後米軍車両の前から動かない止め方をしたら「轢かれろ」と言われるのに、辺野古にいる方々が長期戦を見据え機動隊のごぼう抜きに従う工事車両の止め方をしても「本気じゃない」と言われる。どんな方法でやってもネトウヨは文…