沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

死に至る政界の液状化現象が始まった

政治家の凋落が止まらない。稲田防衛大臣の辞任劇は、今の政治家に適応能力が欠けることを証明したが、それは氷山の一角に過ぎない。日本を取り巻く国際環境が激変する現代において、日本の殆どの政治家はあまりにも鈍感で、変化に対する適応能力、処理能力…

山路来てなにやらゆかしすみれ草

松尾芭蕉の有名すぎるこの句に出会ったのは、確か中学生の頃だったと思う。以来今日まで、ぼくの心を捉えて離れなくなった。単純なことを述べたに過ぎないが、その意味合いと色彩はどれ程歳月が流れようと、ぼくの内部で少しも色褪せることはない。奥州の山…

うない神:11回目の辺野古

沖縄語で「うない」という語の意味は、姉妹のことである。ぼくには3人の姉がいた。若年の頃、すぐ上の姉とは時々、口喧嘩することがあった。そんな時、母はよく「うない神(がみ)ンディチルアンドー」とぼくを諭したものだ。標準語に訳しにくいが、「姉妹は…

普天間・辺野古問題の欺瞞に騙されてはならない

昨日、辺野古のキャンプシュワブを人間の鎖で囲む大集会が開催された。参加したい気持ちを抑えて、ぼくは行かなかった。ラミス氏が所属するVFPの訪米カンパを支援するためだ。貧乏のため、あれもこれもというわけにはいかない事情による。今朝の新報に、集会…

勇馬氏に答える

勇馬様。鳩山元総理を、私は人間として全く信用していません。政治家を辞めて後、普天間移設の失敗を、彼は官僚のせいにしました。曰く、官僚は私のいうことを聞いてくれなかった。そして、岡田外務大臣、北澤防衛大臣、両大臣は私を助けようとしなかった、…

10回目の辺野古:久しぶりの米退役軍人

昨日辺野古へ行った。19時前の帰宅で、疲労が激しく冷たいシャワーを浴びた後、軽い夕食をとり、しばらくしてから早い眠りについた。昨日は、総勢18名であった。その中にラミス氏がいた。久しぶりに会うので正直嬉しい。バスの中で軽い挨拶を交わす。そのラ…

安倍首相の積極的平和主義はすでに破綻している

3年にわたる民主党政権に対する国民の期待があまりにも大きく外れたため、同政権に代わるものとして、再び自民党政権を望む声が出てきたが、それは必ずしも積極的支持とは言えなかった。少なくとも民主党政権よりはましだろう、という消極的期待にしかすぎな…

劉暁波は生きている

劉暁波は生きている。肉体は滅んでも、彼が残した言葉は今も生きている。中国共産党が自滅し、中国が民主化される日が来るまで、劉氏の言葉は民衆の中に生き続け、多くの人々に影響を与え続けるだろう。人間が人間である根本は、人間は自由である、というこ…

9回目の辺野古:99対1の巨大な壁

これまで特定の政治活動をやった経験のないぼくのような人間が、なぜ辺野古の反対闘争に自らの意志で参加することになったか。3年前の知事選はじめ、すべての選挙で辺野古移設反対派が勝利したにもかかわらず、沖縄県民の意思を無視して安倍政権は、新基地建…

勇馬氏に答える(7月6日の当ブログのコメントに対して)

勇馬様。論点はただ一つ、沖縄に海兵隊を駐留させる軍事的必然性があるかどうかです。ないとする私に対し、依然として貴方は多少の疑問を提示しています。今回のコメントにおける貴方の見解に触れながら私見を述べたいと思います。1.貴方は元航空自衛官、数…

本居宣長の言葉が意味するもの

二十代前半、精神的に悩んでいた頃、キリスト教に入信しようかどうしようか、と迷ったことがあった。新約聖書に記されたイエス・キリストの言葉は、悩める魂を救ってくれそうな気がしたからである。伝道に訪れたエホバの証人を家に招き入れ、彼らの話に耳を…

8回目の辺野古:我々はすでに精神的に勝利している!

昨日辺野古へ行った。帰宅後、疲労が激しくブログに書き込む余裕がなかった。昨日、県庁前広場で乗り込んだのは15名。高速インター前で3名加わり総勢18人になった。先週予告した、沖縄大学内の掲示板に辺野古行きを推奨するポスター作成の件の結果報告をした…

安倍政権の終わりの始まり

東京都議会選挙は自民党の歴史的大敗北で幕を閉じた。予想を大きく上回る無残な敗北である。原因は種々あるだろうが、自民党政治家の傲慢さに都民が耐えきれなくなったといえるのではないか。レヴェルの低さは政治家全般に見られる現象だとしても、特に我が…