沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

死に至る政界の液状化現象が始まった

政治家の凋落が止まらない。稲田防衛大臣の辞任劇は、今の政治家に適応能力が欠けることを証明したが、それは氷山の一角に過ぎない。日本を取り巻く国際環境が激変する現代において、日本の殆どの政治家はあまりにも鈍感で、変化に対する適応能力、処理能力が著しく欠ける。そのため、誰かが評したように、まさしく現在の政界は、ワンダーランドの様相を呈し始めた。なにが起きても不思議ではない世界。今井絵理子議員の不倫報道に続く、蓮舫議員の民進党代表辞任劇。現在の政界における一連のワンダーランド化は、森友学園問題から始まったように見えるが、実は遥か以前から、その兆候は見え隠れしていたのである。71年前に現在の平和憲法が施行された時、先見の明ある人は、現在の政治状況を予想したに違いない。その危険性を察知した三島由紀夫は、47年前に、それを具体的行動で訴えて、市ヶ谷で自決した。その頃の日本は、高度経済成長に浮かれ、多くの国民は、三島の行動を理解できないばかりか、嘲笑さえしたのだった。しかし、いかに愚鈍な人間でも、中国の漁船が、海保の巡視船に体当たりしたのに、無起訴放免となると、さすがに目覚めないわけにはいかない。今や中国共産党は、日本にとって最大の脅威となった。あの事件以来、国民の間に、にわか保守層が急増したのも頷ける。中国共産党の傍若無人を許すな!政府は強い姿勢で対抗せよ!しかし、ことすでに遅し。平和憲法から滲み出た美しい毒は、長い時間をかけ、日本人の精神を再生が効かないほど、決定的に蝕んでしまった。国民がどれほど怒りの声を発しようが、この国の政治システムは危機的状況に対応できないようになっている。国家国民のために働くべき立場の政治家自身に国防意識が無くなって久しい。国防を、戦争に負けた嘗ての敵国、米国に依存して来たツケが、今頃になって回ってくるとは、どの政治家が予想しただろうか。米国の世界戦略、恐るべし!もはや日本に再生の道は無い。安倍内閣の支持率は下降線をたどり、憲法改正は雲散霧消するであろう。この国は、死に至る病に冒されているのだ。国策を自主防衛路線に切り替える政治家の登場は、完全に絶望的である。

 

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新基地ができると、日本の真の独立は200年遅れるぞ!
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