沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「西尾幹二のインターネット日録」を読もう

昨日のブログで、北方領土交渉についての感想を述べたが、「西尾幹二のインターネット日録」を覗いたら、ゲストエッセイとして勇馬眞次郎氏が「北方領土について」と題する本日付の論文を掲載されていることがわかった。 読んでみると、内容の深さに驚くと同…

ますます遠ざかる北方領土

国後島にロシアの新駐屯地ができ、将校住宅や訓練施設が続々と建てられ、北方領土の要塞化が急速に進んでいる、と産経新聞が報じている。 国後島に射程130キロの「バル」、択捉島に射程300キロの地対艦ミサイル「バスチオン」が配備されたことも明らか…

「ひまわり」と伊和辞典

週二本の映画を観ることにしている。もちろんレンタルだが、ほとんどは昔の作品で、久しぶりにソフィアローレンの「ひまわり」を観た。 あの感動を再び、という気持ちで観始めたのだが、数分も経たないうちにあることに気付いて、なんだか得したような気分に…

我那覇真子が日本のジャンヌダルク?

これほど過激な発言をする二十代の女性が、かつて沖縄にいただろうか? 一昨年の9月、スイス国連人権理事会で翁長知事の発言の後で、彼女が反論スピーチをした時は、その度胸の良さ、行動力に驚嘆すると同時に、疑問を感じざるをえなかった。僅か二分間の反…

沖縄を舐めてはいけない

政府が翁長知事を権限乱用で損害賠償請求を検討している、と産経ニュースが報じている。 権限乱用で工事が中断した損害額を算出し、個人資産で賠償を求める、としている。金額は数億円になるらしい。国家賠償法に基づくとのことだが、事実とすれば恐ろしいこ…

日本を真の独立国にする戦い

昨日の翁長知事の演説を聞いて深く感動した。演説が上手いだけではない。論理と心情に嘘がないから、聞く人の心を強く打つのである。あらゆる行政手段を駆使して、辺野古米軍基地は造らせないという、翁長知事の決意に揺るぎはないことがはっきりした。 県民…

憲法改正を急げ!

安倍総理、全精力を傾けて憲法改正を急げ。 冗談で言っているのではない。いまの我が国の閉塞状況は極限に達している。拉致問題、尖閣問題、等を解決するのに、もはや従来の外交のやり方に限界があるのは明らかだ。その原因ははっきりしている。現憲法では自…

チャンネル桜の水島総社長と沖縄

2年ほど前からチャンネル桜をYouTubeでよく見るようになった。その理由の一つは、登場する論客陣が凄い、ということがある。特に西尾幹二、日下公人、西部邁、馬渕睦夫、小堀圭一郎、各氏の博学は抜きん出て、討論番組での論述を聴くことで、又、諸氏の著作…

「ブーべの恋人」と山城議長の保釈

戦争末期のイタリアの或る田舎町。石造りの古い建物と舗装されていない道路。車が通る度に砂埃が舞う。そこに一人の若い男がやってくる。ブーべと言う名前のパルチザンである。殺された同志の家族を訪ねてきたのだが、そこで美しい妹、マーラと出会う。 マー…

森友学園問題から見えてくるもの

籠池泰典理事長の証人喚問が23日に行われることが決まった。野党側の参考人招致を拒否した自民党だったが、安倍総理夫人を介して、安倍総理から百万円の寄付金を受けたと、籠池理事長が発言したため、怒った自民党がそれじゃ証人喚問にしようといって、与野…

琉球新報社説子の歴史認識を批判する

今日の琉球新報の社説は「全学徒隊の碑 「強制動員」の歴史忘れまい」というタイトルで平和記念公園内に「全学徒隊の碑」が建立されたことについて述べているが、社説子の歴史認識に違和感を覚えるので、その点だけ批判したい。< 沖縄に配備された日本軍の…

又吉(ヒジャイ)よ、下手な冗談もいい加減にしたまへ「沖縄に内なる民主主義はあるか」を批判する 7

<「沖縄を返せ」は日本に沖縄を返せという歌である。歌の意味も知らずに歌う連中の無知よ> というタイトルで又吉(ヒジャイ)は相変わらず視野の狭い、幼稚な言論を展開している。在沖米軍擁護論者、原理主義的民主主義論者としての彼の思想傾向のいい加減…

在沖海兵隊は抑止力になんの役にも立たない!

昨日の沖縄タイムスのウエブサイトに、柳澤協二氏の論文が載っている。その主旨は在沖海兵隊の抑止力の不要論であるが、論理的に明確で説得力がある。 「 日米両政府が普天間の県内移設にこだわる理由は抑止力である。抑止力とは、一体何なのか。そして、海…

海上保安庁に内なる国家理念はあるか?

我が国の防衛省、外務省、そして海上保安庁に内なる国家理念はあるか?これら行政組織に日々、理不尽な行動が散見される。今日の沖縄タイムスは、次のような記事をネット配信している。 《 「突っ込んできた」 辺野古の海、フロート外で抗議船と海保ボート衝…

目取真俊氏のブログ「海鳴りの島から」を多くの人に見てもらいたい

辺野古基地建設に反対する県民は、翁長知事を誕生させた。そして地元では毎日、反対活動が繰り広げられているが、日常の生活に追われる大多数の県民は、参加したくてもなかなか容易なことではない。 那覇在住の人にとって(ぼくもその一人だが)、辺野古は遠…

安倍内閣の危機管理能力のお粗末さ

昨日の午前の参議院予算委員会で、安倍総理は「北朝鮮による弾道ミサイル発射は安全保障上の重大な挑発行為だ。安保理決議に明確に違反するものであり、断じて容認できない。北朝鮮に対し、厳重に講義を行うとともに、強く批判した」と述べたが、従来繰り返…

安倍昭恵夫人の道徳心の浅ましさ

総理大臣の妻が、公人か私人かを問う議論が国会で展開されたが、明確に定義されることはなかった。そんな議論よりも、昭恵夫人が森友学園の名誉校長になった事実だけをとりあげて、そのことがどのような問題を孕んでいるか、野党議員には追及して欲しかった…

森友学園の籠池泰典理事長は政治的ゴロツキ野郎である

今朝の沖縄タイムスの記事。《 沖縄県の翁長雄志知事は2日の県議会一般質問で、大阪市の学校法人「森友学園」の籠池(かごいけ)泰典理事長がホームページに掲載していた、知事に関し「中共の手先かもしれない」などとする書き込みに反論した。その上で「責…

トランプ大統領施政方針演説をチャンスと捉えよ!

トランプ大統領の演説で最も注目すべき箇所は、次のところである。" I don't represent for the world. I work for the United States of America. " 私は世界の代表者ではない、アメリカ合衆国のために働くのだ、という意味だろう。つまり、今までのように…

アメリカのポチ、面目躍如なり「沖縄に内なる民主主義はあるか」批判 6

今回は「リチャード元米統合参謀本部議長と我部政明琉大教授のずれ(2012・02・13)」というタイトルで論じた文章の中から核心部を引用して、批判したい。 <戦争の形も内容も時代とともに変化していく。見えない敵。市街戦。仕掛け爆弾。自爆、ジャングル戦…