沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

悪夢の安倍政治の精算を許さない菅義偉

2012年の第2次政権発足時、この政権で「憲法改正」「日露平和条約締結」「拉致被害者奪還」を成し遂げると大見得を切った安倍晋三は、7年8ヶ月に及ぶ長期政権で何ひとつ達成することができず任期途中で政権を放り投げた。

潰瘍性大腸炎再発が直接の理由だと言われるが、内政・外交ともに行き詰まった結果、進退極まって辞任せざるを得なくなった、というのがより真相に近いのではないか。

とにかく悪夢の安倍政治は終わった。後は悪夢の精算が待っている。「桜を見る会」で安倍晋三が犯した公職選挙法違反政治資金規正法違反に対する訴追である。総理大臣を辞めた今、検察庁は動き易いはずだ。検察の名誉に賭けて犯罪者を野に放つわけにはいかないだろう。

1日も早く安倍を法廷に引き摺り出して、日本は歴然たる法治国家であることを全世界に証明してもらいたい。

しかしこの件に関して最後まで抵抗する人物が、今、総裁選を争っている。菅義偉。この男が自民党総裁に選ばれて国会で総理大臣に指名されたら問題は非常にややこしくなる。

安倍政権を実質的に動かしてきたのは菅義偉である。2014年に設置された内閣人事局を最大限利用して、菅は官僚を強引にねじ伏せてきた。政権の意を汲む官僚を優遇し、意を汲まない者を左遷ないし冷遇してきた。

出世が第一の目標である官僚は、菅のやり方に当然萎縮するようになり、官邸の顔色を見ながら仕事を強いられることになる。前代未聞の公文書偽造・捏造・改竄・廃棄処分の遠因はそこにあるのだ。

安倍晋三が「空虚な器」の能無しなら、菅義偉は「陰湿で強引」なやり手だ。彼の政治手法にはゲシュタポの雰囲気さへ漂う。秘密主義で強権。こんな性格の人物が総理大臣に選ばれたら、安倍亜流政治どころではない。

悪夢の安倍政治が完璧な形で完成することになる。再度、検察庁の人事に介入してくるだろう。安倍政治の闇を全て消し去るために。だから「空虚な器」安倍晋三は、本心は岸田文雄に総理の座を禅譲したかったのに、菅義偉を推さざるを得なくなったのだ。彼のゲシュタポ的豪腕さに救いを求めて。

マスコミの報道によると、菅の総裁就任はほぼ確定的である。悪夢の安倍政治は少なくとも後1年は続くことになる。

 

推奨サイト

 チョイさんの沖縄日記 

Osprey Fuan Club ネトウヨ対策課 

三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」

れいわ新選組