沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

2023-01-01から1年間の記事一覧

産経新聞という親米保守派マスコミの限界

産経新聞は保守を代表する新聞だと世間では認知されているが、正確に言うと親米保守派新聞である。最近の記事からその事実を確認することができる。「昆虫救助隊」アキノ隊員のツイッターから引用する。 4月12日付の産経新聞のコラム「沖縄考」。タイトルは…

伊藤貫の「日本を滅ぼす3つの巨大な嘘」

2月28日付のブログで伊藤貫の「日本を滅ぼす3つの巨大な嘘」を取り上げた。 伊藤氏の警鐘は、日本はこのままいくと近い将来、確実に滅亡して中国の属国になるという深刻な本質的問題の指摘であり、日本人よ覚醒せよ!との命懸けの警鐘乱打である。 国際社会…

国連の旧敵国条項は死文化しているのか?

3月28日に行われた参議院予算員会で山本太郎議員が質問に立った。その中から国連の旧敵国条項は現時点で死文化しているかどうかの質疑応答を取り上げる。 《 山本議員:長射程ミサイルの保有・製造は、国連憲章旧敵国条項を見れば、日本の自殺行為と言えます…

凡才政治家・岸田総理が日本をさらにダメにする

3月21日、岸田総理大臣はウクライナを訪れてゼレンスキー大統領と会談した。両首脳は共同記者会見で次のように述べた。 岸田総理大臣「日本の揺るぎない連帯を伝えたい。ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす暴挙だ。キーウとブチャを訪問…

The Tragedy of Great Power Politics

今、Jhon J. Mearsheimerシカゴ大学教授の『The Tragedy of Great Power Politics』(邦訳版「大国政治の悲劇」)を読んでいる。何年か前に買って、本棚に寝かせたままにしていたのを引っ張り出してきたのだが、買った時の動機がどうしても思い出せない。 過…

国家理念なき防衛費大幅増額は極めて危険である

岸田政権は防衛費の大幅増額を決定した。2023年度から5年間で約43兆円の増額、2023年度の防衛予算は前年度より1兆4000億円余り多い6兆8219億円となる見通しで、いずれも過去最大の増額幅となる。 「戦後レジームからの脱却」を唱えた、あの親米保守政治家の…

米国を批判する中国政府の論文はあまりにも激烈かつ正論であるが、しかし・・・

中国政府が米国を批判する論文を公表した。 有難いことに、その論文を中国問題研究の第一人者である遠藤誉さんが、ご自身のブログで取り上げておられるので紹介したい。論文の内容は激烈な調子で貫かれているが、正論とも言えるので、その点、ある種の感動す…

伊藤貫:世界一臆病・世界一卑怯な日本国民(日本を滅ぼす3つの巨大な嘘)

日本はこのままだと確実に滅ぶ。尊敬する伊藤貫の切実で真剣な訴えに是非、虚心に耳を傾けて欲しい。下の動画は、「日本を滅ぼす3つの巨大な嘘」というタイトルで、昨年8月6日に配信された、1時間を超える動画から切り抜いて編集されたもので、戦後日本を…

日米同盟の役割は「日本に国防能力を持たせないこと」

伊藤貫著『中国の核戦力に日本は屈服する』(小学館101新書)より抜粋する(177〜179頁)。 < 日米同盟の役割は「日本に国防能力を持たせないこと」 クリントン政権時代の米国の対日政策に関して、筆者には面白い思い出がある。一九九四年に筆者は、当時ペ…

日本の未来を切り開く伊藤貫の見事な「自主的核抑止論」

日本の政治と言論界に絶望して、昨年11月25日に書いた短い詩がブログ決別宣言になるはずだった。しかし伊藤貫の核抑止論に出会って心が動き、目の前の濃い霧が消えたような気がして、同氏の論説に言及したくなった。 伊藤氏の核抑止論が実現されるならば、日…