山本太郎は売国奴？対話することでアンチの先入観を解きほぐす
聴衆の間から、いきなり「売国奴！」と言われ「売国奴？ありがとうございます」とすかさず応じて、アンチと対話を開始する山本太郎。
並の政治家なら言葉に詰まって、立ち往生するか、あるいは喧嘩腰になって、とても対話できる状況にはならないはずだが、山本太郎は、決して相手の煽動的言葉に屈せず、相手は何が言いたいのかをうまく引き出しながら、何とか対話が成立する状態に持っていく。
この動画を配信した人は、山本太郎のこの対応ぶりを「神対応」と呼んでいるが、まさしくその通りで、山本太郎の対話能力がいかに高いか、この動画を見た人は誰でも納得するのではないだろうか。
ぼくもこの動画を見て、改めて山本太郎の懐の深さ、説明能力の高さ、そして誠実な態度に感心させられた。今の日本を変えたい、と言う山本太郎の覚悟がひしひしと伝わってくる動画である。
次第に誤解が解けたのか、さすがのアンチさんも、最後に「ありがとうございました」と締めた山本太郎に「ありがとう」と返してくれた。ここに真の意味での民主主義がある。対話こそ民主主義の根幹と言えるのだから。
２年前、街宣予定の場所に山本太郎を罵倒する目的でやって来た右翼に対し、自ら申し入れて対話する様子を捉えた動画について解説したことがあった。その時のブログを下に貼り付ける。全国を回ってこの国の主権者である国民と、直接対話し続ける山本太郎。凄すぎる。
