沖縄よ! 群星むりぶし日記

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follow the money 金の流れを追いかけてごらん、そうすれば色々な事が見えてくるから

数年前のことだったと記憶するが、フーヴァー研究所の西鋭夫教授による明治維新についての講演録が全編、動画配信されたのを見て非常な感銘を受けたことがあった。内容は刺激的で初めて知ることも多く、大いに学ばせていただいた。あまりにも面白いので、繰り返し何度も観たいと思ったが、残念なことに動画は数日後には削除されて、以降、全編を見ることはできなくなった。最近は、極一部の断片だけが広告として流れるだけである。

その中で西教授が使ったfollow the money と言う英語が印象に残っている。この言葉を解説して西教授は次のように言った「金の流れを追いかけてごらん、そうすれば色々な事が見えてくるから」

ある出来事を調べて壁にぶち当たった時は、視点を変えて金の動きがなかったかに注目する。そしてその金がどのように使われて、どのように流れていったかを調べる。そうすると物語の全体像が見えてくるはずだ。講演を聞きながら、ぼくはそのように解釈した。

反日カルト教団統一教会の真実を知るためには、西教授のフォロー・ザ・マネーは非常に役に立つ。統一教会がどのように金を集め、どのように使い、そしてどのように流していったか?

この件に関しては、マスコミをはじめとして様々な媒体が報道しているので、ほぼ全体像を思い浮かべることは可能だが、その中で特に重要と思われるのは、統一教会が2015年に「世界統一家庭連合」に名称変更して以降、霊感商法はやっていないという統一教会の主張である。

データを調べると、確かに統一教会の主張通りだが、問題は霊感商法で稼いできた献金が減った分はどうなったのか、である。実は、霊感商法が消えた後も、全体の献金額は減っていないのである。どういうことかと言うと、新規の信者に高額の物品を買わす代わりに、既存の信者からさらなる献金をさせる仕組みを作ったのだ。献金が外から見えないようなシステムを強化したのである。

霊感商法が行われた当時と表から消えた時点を比べて韓国の本部に毎年送金される献金額が約600億円で変わっていないという事実は、献金の仕組み変更があった立派な証明になる。

世界統一家庭連合という、いかにも家庭を大事にするような名称に変更したからと言っても、カルト教団の体質と本質は少しも変わっていないのだ。

霊感商法で巨額の献金を集め、長い時間をかけながら多くの信者をマインドコントロールしやすい人間に作り変えて、さらなる献金を課す。全ては金、金、金である。マインドコントロールされた信者は、借金してでも献金するという。まさに地獄の献金ローテーションシステムだ。

信者から集めた巨額の献金は、韓国に宮殿のような施設を建設し、無数のダミー団体を作り、多くの政治家に取り入って広告として活用するために使われてきた。そのやり口は、知れば知るほど用意周到であり、果たして社会のどこまで浸透しているのか、想像するのも困難で薄気味悪くなる。

そんな薄気味悪い反日カルト教団統一教会と長い付き合いを持っていたのが佐喜真淳である。そんな人間がおこがましくも沖縄県知事選を争っている。しかも佐喜真候補の金の流れを追うと、一昨日も当ブログに書いたように、3年前、政治資金規正法に違反していたことがわかった。

こんな問題の多い佐喜真淳を間違っても県知事にしてはいけない。