沖縄よ! 群星むりぶし日記

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佐喜真淳候補は3年前に政治資金規正法違反を犯していた!

取材後になって訂正された佐喜眞氏の政治資金収支報告書

上の政治資金収支報告書を見ると3,000,000円が1,500,000円に訂正されているのがわかる。訂正された年月日は令和4年8月9日、今から約1月前である。寄付者は佐喜真淳で現在県知事選を争っている本人だ。

この件について解説する。

佐喜真氏は、2019年2月15日に「佐喜真アツシ後援会」に300万円を寄付した。これは個人で寄付できる上限を年間150万円と定める政治資金規正法に違反する。

これに気づいたジャーナリストの鈴木裕太が「佐喜真アツシ後援会」に取材したところ「政治資金規正法に従い、佐喜真淳からの寄付が150万円、貸付が150万円であるので、その旨を8月9日付で沖縄選挙管理委員会に訂正をしました」と回答。

鈴木氏の取材にびっくりした後援会は、色をなして訂正したのである。しかし、小賢しい嘘はすぐにバレる。上脇博之神戸学院大学教授が以下のように指摘した。

「通常、300万円を受領した後援会は、佐喜真氏に領収書を発行するので、後援会が貸付金を寄附金だったと勘違いすれば、領収書を受領した時点で佐喜真氏は後援会の勘違いに気づき、会計帳簿にも収支報告書にも寄附金が300万円だったと記載するはずがありませんから、そのような勘違いがなされたはずがありません。

規制法が禁止する寄附の上限を超える寄附だったと取材を受けたので、慌てて訂正したのでしょう。しかし、貸付がなく、寄附金が300万円だったのが真実でしょうから、その場合の訂正は規制法違反の虚偽記入罪になってしまいます」

つまり、佐喜真淳は政治資金規正法違反を犯し、後援会は虚偽記入罪を犯してしまったという何とも嫌らしい事案なのである。

しかし、佐喜真淳候補よ、安心するが良い。この件の時効はすでに消えている。心置きなく県知事選に邁進するが良い。現在の時点では玉城デニー候補が先頭を走っているらしいから、必死になって追いかけるが良い。

しかし、今回の件といい、反日カルト教団統一教会との付き合いの件といい、岸田政権の支持率急落といい、全速力で走りながらも常に後ろ髪を引かれる思いがするのではないか? いや失礼、鈍感な人間に一市民の懸念が通じるはずもない。

だから佐喜真候補よ、脇目も振らず9月11日の投開票日に向けて、貴殿を応援する無知で心麗しき支持者達のために必死に走り抜け!

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https://www.asiapress.org/apn/2022/08/japan/okinawa/