安倍晋三が犯した一大疑獄事件「桜を見る会」
総理主催「桜を見る会」をめぐる疑惑が、一大疑獄事件に発展する様相を呈してきた。
公文書管理法違反(菅義偉官房長官が認める)に続き、公職選挙法違反、政治資金規正法違反もほぼ確定的だろう。安倍晋三はもう逃げられない!
- 安倍事務所が後援会などから約850人を「桜を見る会」に招待して公費で飲食を無料提供。これは紛れのない「買収」であり公職選挙法違反。
- ホテルニューオータニで催された前夜祭で、会費「1人5000円」の差額を安倍事務所が負担していれば(可能性大)「寄附行為」であり公職選挙法違反。立ち食いパーティー費用と会費の差額をホテルニューオータニが負担していれば贈収賄に当たる。
- 1人5000円の「ホテル名義領収書」発行のためには安倍事務所が事前に支払いをしていなければならないが、政治資金収支報告書に記載されていないのは政治資金規正法違反。
これだけでも安倍晋三の犯罪はほぼ間違いないが、他にも疑惑に満ち満ちているのだ。
- 2019年度の「桜を見る会」の予算は1767万円だが、実際の支出は約5519万円!。明らかに不正支出!消費税をあげる一方でこのザマだ。
- 閣議決定で「公人ではなく私人」とされた安倍昭恵首相夫人。その私人が「桜を見る会」に友人知人等を推薦、招待した。行政の私物化であり、明らかに公金の不正支出だ。私人でありながら7年間に143人も招待したらしい。アホか!
さらに安倍晋三は道徳上許せない行為を犯している。その行為を正当化するために嘘までついているのだから救いようがない。
- マルチ商法企業「ジャパンライフ」元会長山口隆祥氏を15年の「桜を見る会」に招待。この時の「招待区分番号60」は総理枠だ。紛れもなく安倍晋三が招待したのである。この招待を山口氏は最大限に利用して、東北大震災被災者らを勧誘して巨額の不当利益を荒稼ぎした。最終被害額はなんと2000億円!
- 安倍晋三は山口氏と「個人的な関係は一切ない」(12月2日)と否定したが、これは大嘘である。父・安倍晋太郎外務大臣の秘書官だった1984年9月に山口氏とともにニューヨークを訪れていたのだ。(外務省が渡航記録を確認)
さらに詳しく知りたい方は、下記の週刊金曜日オンラインをご覧いただきたい。
昨日は「桜を見る会」追及本部による22回目のヒアリングがあった。公文書管理法違反は菅官房長官が認めて既定事実になったので、野党側の追及はいつもより強硬な姿勢が目立った。
しかし、それにもかかわらず、内閣府官房総務課長酒田元洋氏の答弁態度は、千年一日の如く、のらりくらりのはぐらかしに終始した。公文書管理法違反を犯した当事者の1人であるとの認識がまるで見られない。
酒田氏のような人物が我が国の官僚達の標準モデルだとしたら、我が国の行政システムは実に恐ろしい病に侵されていると断言して良い。
「桜を見る会」の真相は、我が国の政・官一体の行政システムがその脆弱性・欺瞞性・危険性を露出させた一大疑獄事件に他ならない。
20日から開かれる通常国会で、野党議員諸君は命懸けで「桜を見る会」の癌細胞を完全摘出するまで決して手を抜いてはいけない。
安倍晋三を法廷に引きずり出すまで奮闘せよ!
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