沖縄よ! 群星むりぶし日記

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ジャパンライフ元会長ら逮捕、次は安倍晋三、君だ!

総理主催の「桜を見る会」へ招待されたジャパンライフ元会長・山口隆が逮捕された。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091800201&g=soc&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto

 招待名簿に割り振られた60番という数字は、首相枠であることはほぼ間違いない。その60番の枠内に山口氏の名前があった。間違いなく安倍前首相が招待したのだ。

その招待状を山口氏は顧客勧誘にフル活用した。総理大臣名の招待状を写真付きでスクリーンに映す。これで客を信用させて契約へ落とし込む。この営業手法のおかげで、傾きかけていたジャパンライフは息を吹き返して莫大な利益をあげたのだ。

しかし、元々が詐欺商法だから、騙されて投資した人は泣きを見ることになる。中には全財産の8千万円を投資して、100万円しか戻ってこなかった高齢者もいる。被害総額はなんと、2000億円以上。

これほどの悪徳商法を企んだ人間を招待しておいて、安倍晋三は国会審議で知らぬ存ぜぬを決め込むだけで、一言の反省の弁もなかった。自己保身に走るその姿は、あまりにも醜い。

但し、このジャパンライフの案件で安倍晋三を訴追することは無理だろう。安倍の招待に明確な違法性があるわけではなく、あくまでも政治家としての道徳心が問われているにすぎないからだ。道徳心の欠如を法律で裁くことはできない。安倍晋三人間性が問われているだけだ。

しかし、注目すべきは、何故この時期に元会長の逮捕が執行されたのか、である。ジャパンライフの詐欺事件は3年前から明らかだった。検察の調査も入り、その気さへあれば、いつでも逮捕できる状況にあった。にもかかわらず、何故今頃になって逮捕するのか?

ここからはぼくの推測になる。ズバリ、安倍晋三の辞職が関係している。安倍晋三は今、なんの権限も持たない一議員にすぎない。検察はこの時期を待っていた。検察が目指す本丸は「桜を見る会」で安倍晋三が犯した公職選挙法違反政治資金規制法違反である。

ジャパンライフ元会長の逮捕は、次は君だよ、という安倍晋三に対するシグナルだ。検察といえども、さすがに現職総理大臣の逮捕となるとリスクが大きすぎる。だから安倍が辞職するのをじっと待っていたのだ。

検察は必ず安倍の逮捕に踏み切る、とぼくが確信するもうひとつの背景がある。それは例の黒川弘務案件である。安倍内閣は政権依りの黒川東京高検検事長を次期検事総長に据える目的で検察庁法を無理やり改正しようとした。しかし、ご存知のように、世論の大反対と黒川自身の賭け麻雀で、内閣の目論見は絵に描いたように見事に潰えたのだった。

この時から、安倍内閣と検察との暗闘が始まっていたのだ。日本は国家として機能する装置として三権分立で構成されている。そのひとつを構成する司法の一角を担う検察の人事に、強引に手を突っ込んできた安倍行政側。

前代未聞の危険行為。一歩誤れば、三権分立が崩壊しかねない禁じ手である。それを安倍と菅は、どんな夢を見たのか、なんとしても実現しようとした。安倍一強ゆえの奢りがそうさせたのだろう。権力をもて遊ぶ姿は、刃物を振り回す少年のようで恐ろしい。

野党が反対の論陣を張り、世論が猛反発しなければ、彼らの夢は今頃実現していたに違いない。いずれにしても、司法の独立性は、かろうじて守られた。

安倍・菅コンビの強引なやり方に、稲田検事総長は我慢ならなかったという。官邸からの任期途中での退官要求を拒否したことからも、稲田氏の怒りは想像できる。そして稲田氏の後継者に決まっていた林真琴名古屋高検検事長も同じ事情だったに違いない。

前例のない定年延長を制定して、林氏に代えて黒川氏を検事総長に据えようとした安倍・菅コンビ。しかし、黒川は失職し、現在の検事総長は林真琴である。

安倍内閣と検察との間には、以上のような背景があったのだ。そして今、安倍は辞職して一議員の身分になった。検察はこの時を待っていた。山口元会長の次は君だよ、安倍くん!

期待を込めたぼくの予測が当たるかハズレるか、神のみぞ知るだが、最後に一言だけ言いたい。

我が愛する日本が、紛れもない三権分立の国家であり法治国家である事を証明するために、検察官諸君、職務を全うせよ!

 

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