沖縄よ! 群星むりぶし日記

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みんなに毎月10万円配り続けたら国は財政破綻するか?

「れいわ新選組」代表・山本太郎は、ゲリラ街宣の形で、昼と夕方の毎日2回、精力的に街宣活動を行っている。その情熱と行動力は驚嘆に値する。

政治を変えたい、世の中を良くしたい。理念は単純だが、信念は強烈だ。彼の超人的な行動がそれを証明している。見ず知らずの聴衆に直接語りかけ、質問に対して誠実に答える。時と場合によっては、恥をかき立ち往生するリスクも考えられる。質問者にサクラは一人もいないから、事前の打ち合わせなどない。常に出たとこ勝負だ。政治家にとって、そのリスクは想像以上に大きいだろう。

しかし、山本代表は、そんなことを少しも気にしていない様子で、むしろ楽しんでいるようにさへ見える。実のところ、彼には絶対的な自信があるのだ。膨大なデータの蓄積がその自信の裏づけになっていることが、動画を見ればご理解いただけるだろう。

よくもそこまで調べ上げたものだと感心するほどの、分析整理されたデータをモニターに映し出して、聴衆に説明する。事実に基づくデータを元に組み立てた説明だから、素直に聞く気さへあれば、誰でもよく理解できるのではないだろうか。

ぼく自身、山本代表の「ゲリラ街宣」に多くのことを教えてもらっている。その中で最近、山本代表は、非常に興味深いシュミレーションを提示している。まずは動画をどうぞ。


【ゲリラ街宣】天王寺駅ペデストリアンデッキ れいわ新選組 山本太郎 2020年9月22日 12:00

注目すべきシュミレーションと言うのは、みんなに毎月10万円配り続けたら国は財政破綻するか?と言う問いかけだ。

これは、参議院調査情報担当室に委託して作成したものらしい。それによると、1億2600万人の国民に一人当たり10万円を毎月支給した場合の物価上昇率は次の通り。

  • 1年目:1.215%
  • 2年目:1.436%
  • 3年目:1.809%
  • 4年目:1.751%

この数値に間違いがなければ、実に驚くべき結果であると言わなければならない。毎年総額144兆円を財政支出して、全国民に配っても、日銀が7年前から目標に掲げて未だに達成できない物価上昇率2%にも届かないのだ。しかも4年目からは下げに転じている。

これは何を意味するか?物価上昇率2%を超えたらインフレの懸念が出てくるので、財政出動を控えなければならないが、しかし、144兆円くらいではそんな懸念すら必要ないということ。

となると、株式購入に精を出して、今や株式市場を歪な形にしてしまった日銀の金融政策を転換して、直接国民にお金を配る方が、デフレ脱却に効果的ということの証明ではないか。

2%に近づくまでお金を直接配り続ける。2%を超えた時点で支給を停止する。その時は、国民の体力は消耗されず保持されたまま、20年以上続くデフレ経済が終焉を迎える時だ。

積極的財政出動。日本経済を復活させるには、いずれにしてもこの道しかないのである。

 

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