沖縄よ! 群星むりぶし日記

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平然と嘘をつく小池百合子の野望 3

3,361,371票を獲得して都知事に再選された小池百合子

彼女の本当の経歴、政治実績を理解した上で投票した人は、獲得票全体のほんの一握り、数パーセントではないか。学歴詐称があろうと、大した実績がなかろうと、そんなことは大した問題ではない、とにかく小池百合子だ、と思い込む偏執狂的支持者はさらに少なく、おそらくほんの僅かに違いない。

彼女に貴重な一票を入れた都民の多くは、テレビ写りの良い優雅で理知的に見える女性に目が曇っただけであり、嘘の土台に立ち、上昇志向が極めて強く冷酷な性格を持つ本当の小池百合子を理解した上で支持したのではないはずだ。

有権者の多くは日常生活に忙しい。政治を深く考える余裕はない。多くの情報を集め、あらゆる角度から候補者を見極める、というような面倒臭い事はしない。主な情報源はテレビだけ。

この社会構造を、小池百合子は誰よりもよく理解していた。だからテレビ討論会を拒否した。他候補者から厳しく追及されると、ボロが出る。上手く防ぐことができるかどうか、自信がない。特に山本太郎の追及は厳しい。逃げるが勝ち。

小池の戦略は、都知事選の公示前から決まっていた。コロナ対策に専念する都知事のイメージを連日のテレビ出演で都民に植え付ける。テレビの影響力は、インターネットが普及した現代でも巨大だ。

テレビの偉大さを小池に教えてくれたのは『竹村健一の世相講談』だ。27歳でアシスタントに起用。「世相講談」は財界人、政治家をはじめ有名人を招いて竹村と対談するという、一世を風靡した人気番組だった。そこで小池は要領よく立ち回り、竹村に気に入られた。そして小池はこの番組を大いに利用した。

番組に出るようになった彼女は「努力」を欠かさなかった。番組にやって来るゲストには必ず令状を書き、スタジオ内で並んで一緒に撮った写真を同封したのだ。政財官の有力者との人脈をこの方法で築いたと自著でも誇っている。」(『女帝小池百合子』129〜130頁)

小池百合子の運命を決めたあの一瞬。カイロ大学の進級試験に落ちた小池は、一時帰国した際、カイロ大学を首席で合格したとマスコミに言いふらし、各マスコミがそれを鵜呑みにして大々的に報道したあの夢みたいな瞬間!

上手く立ち回りさへすれば、マスコミは自分に光を当て、偉大な力を与えてくれる。大法螺吹きで嘘をつく(朝堂院)父をはじめ、暗い過去を清算して成功するための唯一の近道、それは嘘をカムフラージュしてマスコミで名を売ること。

こうやって小池百合子成功哲学は、「世相講談」でキャリアを積むことで確立した。後の人生はこの哲学を実践すれば良いだけの話。

 

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