他候補と比べて山本太郎候補の政策は極めて大胆かつ具体的である。100年に一度と言われるコロナ災害という非常事態において、政治に求められるのは、大胆かつ具体的な政策であり、迅速な実行である。
しかし、安倍内閣も小池都政も危機意識に乏しく、対策は後手後手に終始し、経済の落ち込みは未曾有の様相を呈している。国民は疲弊し、生活困窮者は日毎に増加している。
山本太郎が立候補を決意したのは、政府と都政のあまりにも不甲斐ない対策に危機感を強めたからに他ならない。どうすれば良いか、山本太郎の頭脳がフル回転する。
疲弊した経済の底上げを図るといっても、先立つものがなければ絵に描いた餅だ。幸いにも東京都の財政は健全で34兆円を超える資産がある。そこから15兆円の都債(地方債)を発行するという構想が生まれた。34兆円超の資産を考えると楽勝だろう。
① 全都民に10万円を給付 ② 授業料1年間免除(小・中・高・大・専門学校等)③ 中小企業・個人事業主の前年度事業収入と今年度事業収入のマイナス分を補償 ④ 病院に対し、前年度診療報酬支払額を補償 ⑤ 第2波、第3波がきたら再度全都民に10万円を給付。全事業者へ100万円を支給。無利子・無担保・繰延可能の融資。全世帯の水光熱費を1年間免除。医療従事者やエッセンシャルワーカーへ日額2万4千円の危険手当を支給。
15兆円の資金が調達できれば、これらのことが全て実現可能となる。それでも34兆円超の資産を考えると、まだまだ余裕がある。にもかかわらず総額15兆円に抑えたのは、山本太郎が決して見栄っ張りではない証拠だ。
他にも多くの政策がある。れいわ新選組のホームページをご覧いただきたい。https://taro-yamamoto.tokyo/policy/
さて、連日街頭演説で政策を訴える山本太郎が決まって最後に口にする言葉がある。「高い高いゆりこ山」そして続けて聴衆に向かって必死に訴える。「あなたの一票だけでは、あの高い高いゆりこ山を超えることはできません。できるだけ横に広げて欲しいんです」
ゆりこ山は何故にそんなに高いのか?現職であることと、自公連立政権が推薦を決めたのが大きい。現政権の組織票は強大である。全有権者の約3割程度と言われる。
その高い高いゆりこ山、話題のベストセラー『女帝小池百合子』がその正体に迫っている。著者・石井妙子さんの談話をお聞きいただきたい。
地上波が一切無視する本『女帝小池百合子』の作者が語る衝撃の事実
人一倍虚栄心の強い人間、小池百合子の視線が都民に向けられることはない。彼女に関心があるのはあくまでも自分自身。常に自分にスポットライトが当てられて他者の注目を浴びていたい、これが彼女の本性である。
4年前の公約は、かっこよく見せるために言ってみただけの話。そのほとんどは未達成。今回はそのバージョンアップだという。東京大改革。何をか言わんや、だ。「稼ぐ東京」とも言っている。あまりにも抽象的でオブスキュランティズム(蒙昧主義)。
先の衆議院選挙で国政を漂流状態に陥らせた第一の戦犯でもある。こんな欠点だらけの人間が、都政をさらに一期やらせて欲しいとは、あまりにもおこがましすぎる。甘〜いくのいち戦術も、そろそろ賞味期限切れだ。
高いゆりこ山の実態は、都民が目覚めれば土台から崩れ落ちる虚構の山に過ぎない。多くの都民が小池百合子の正体に気づいた時、山本太郎新都知事の本気の都政が始まるのだ。
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