プーチン大統領という偉大なリーダーを戴く現代ロシアが羨ましい
ソ連が崩壊してロシアになった時の大統領はエリティンだった。大酒飲みのエリティン大統領は新生ロシアを統治するには、あまりにも無能で不適任だった。クリントン米政権にいいようにあしらわれ騙されて、無惨にも膨大な資源と資産を剥奪されてしまった。強欲資本主義に不慣れなロシアは、なす術なく財政破綻した。ロシア国民は極度に貧困化した。この時の国家的危機を乗り越えたのは、エリティン大統領を引き継いだプーチン氏だった。クリントン政権とつるんで富を蓄えた新興財閥オリガルヒを強権で次々と潰して、奪われた資産を取り戻した。
その結果、ロシアは短期間で見事に甦ったのである。強いリーダーシップがなければ成し遂げられない復活劇だった。多くのロシア国民がプーチン大統領を支持するのは、プーチン氏の統治能力をよく理解し、高く評価しているからである。プーチン大統領統治下のロシアは豊かになり、社会は安定し、人々は自信に溢れている。
上の動画は、来年パリで行われるオリンピックに向けて国民の士気を高めるための集会でプーチン大統領が率いる形で全員でロシア国歌を歌う様子を伝えている。
この一体感はどうだろう? 実に羨ましい限りである。ロシアは反グローバリズムの新しい国家像を提示しているように思われて仕方ない。
次に我が国の宗主国の現状を見るとしよう。下の動画はサンフランシスコの現状を映し出しているが、ロシアの健全さと比べて、あまりの惨状にビックリするだろう。
この惨状はサンフランシスコだけではない。米国の大都市で見られる現象である。最新のYouTubeはニューヨーク市に市当局が手配した大型バスで、毎日大量の違法移民が送られてくる映像を流していた。彼ら違法移民の多くはホームレスとなり、ニューヨーク市の治安は著しく悪化している。
このままいくと内乱が起きるのではないかと懸念されるほどに、我が国の宗主国にして片務的同盟国である米国の治安状態は良くない。いくつかの原因が考えられるが、一番大きいのは、強欲資本主義が米国を牛耳ってきたからだと思う。何事も金で換算する風潮は、やがて人心を蝕み、政治の腐敗を招き、社会の安定に欠かせないコミュニティが壊される。
米国のやり方を世界に押し付けようとするグローバリズムと、自国の伝統文化を大事にするロシアのパトリオリズムと、どちらを選ぶかと問われたら、ぼくは躊躇なくロシアのパトリオリズムを選ぶ。
日本は一日も早く、米国の従属から抜けて安保条約を破棄し、ロシアと平和条約を結ぶべきだろう。そして自立した主権国家を目指すべきだ。時代はそこまできていることを自覚しよう。