沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

銃弾を呼び込んだカルト教団と安倍晋三の関係

安倍元首相のシンクタンク2022でのスピーチ
画像=YouTube動画より
安倍元首相のシンクタンク2022でのスピーチ
上の画像は「世界平和統一家庭連合」(「世界基督教統一神霊協会」から名称変更)にビデオメッセージを送る安倍晋三を映したものだ。
これは動画の一部画像だが、7月8日遊説中の安倍氏を銃撃した山上徹也はこのビデオを見て安倍氏が「世界平和統一家庭連合」と関係していると思い、殺害することを決めたらしい。
「世界平和統一家庭連合」は統一教会を引き継ぐカルト教団である。統一教会は、山上容疑者が幼い頃、彼の母親が入信して億単位の寄付をしたとされる宗教団体だ。
母親の異常とも思われる信仰心が原因で山上氏の家族は破産に追い込まれ、幼少の頃から山上氏は不条理な運命を背負わされることになる。父親が自殺した後、兄が自殺するという山上氏の悲惨な家庭環境については、ネットに詳しい情報が出ているので、ここで取り上げようとは思はない。
只、この事件の本質的な部分だけを指摘したい。警察の取り調べによって次のことが明らかになった。
① 山上容疑者の犯行動機は、統一教会(世界平和統一家庭連合)が彼の家族を破壊したことからきている。
② 「世界平和統一家庭連合」のトップを殺害する目的でいろいろ準備し行動するが、警備体制が厳格で目的を果たすことができなかった。
③ そのうち、上に掲げたカルト教団に対する安倍晋三のテレビメッセージを見て、安倍晋三殺害を考えるようになる。安倍氏の政治信条とは関係ないと発言しているところから、教団のトップを狙うより安倍氏の方が狙い易いと考えたと推察される。
以上の観点から浮かび上がってくるのは、安倍氏殺害に至るあまりにも単純な推移である。警備体制の厳しい教団トップの殺害を諦め、安倍晋三殺害に目標を切り替える。その契機となったのがビデオメッセージだった。
つまり、ビデオメッセージが山上容疑者の目に触れる機会がなかったら、安倍晋三が狙われる可能性はなかった。カルト教団と関わりを持つことがなければ、安倍氏は狙撃されることはなかった。
安倍氏の母方の祖父・岸信介統一教会創設時からこのカルト教団とは深い関係にあった。その背景を合わせ考えると、安倍氏を死に至らしめたのは家系に内在する黒い運命ではなかったか、と想像してしまう。
カルト教団との結びつきが安倍晋三の心臓に銃弾を呼び込んで即死させたのだ。このカルト教団は、自民党の多くの国会議員とも関係しているという。第二第三の山上徹也がいつ現れてもおかしくない状況だ。嗚呼、背筋が凍る!