沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

「ウクライナを巡る憂慮すべき状況の改善を求める決議」に対するれいわ新選組の反対理由が素晴らしい

れいわ新選組は2月8日に衆議院本会議で採択された「ウクライナを巡る憂慮すべき状況の改善を求める決議」に反対した。その理由が素晴らしい。

全文はこちら=https://reiwa-shinsengumi.com/comment/11402/

何故れいわ新選組は決議に反対したのか。それは決議の内容が明らかにロシア非難になっているからだ。これでは「大きく分けて2つの対立する勢力の、どちらかに加勢する立場を日本がとれば、ロシアと対立するもう一つの側とみなされる。」からだ。

その結果「対立する勢力、その双方に中立の立場から自制を求めたり交渉役を担うことができなくなってしまう。そうなれば、世界はロシアと交渉する重要なチャンネル、カードを、一つ失う。」

「今、重要なことは、起きている事象に対してジャッジすることではない。一刻も早く一度、緊張状態を解こう、対話をしていこう、という外交を後押しする役割を日本が担うことではないだろうか。」

当初、そのように考えたれいわ新選組は、3箇所の削除、修正を求めた。しかし、政府の回答は「一文字の削除も修正できない」というものだった。これでは反対するしかないだろう。

NATO軍の派遣を受け入れる東欧諸国の地域住民は本当に今の事態を望んでいるのか。10万人を超える部隊が結集され世界から注目されるロシア西部地域の住民達は、こんな事態を本当に望んでいるのか。

それらすべての人々とともにあろうとするのが、日本の立ち位置ではないか。」

国家のメンツよりも地域住民のことを第一に考えるのがれいわ新選組の政治心情である。しかし、自民党政府は違う。外交も安全保障も米政府の顔色を窺うだけだ。その結果の決議文だ。

先日の「新疆ウイグルにおける深刻な人権状況に対する決議」への反対理由で、れいわ新選組は、中国共産党に対する政府の弱腰を非難した。

全文はこちら=https://reiwa-shinsengumi.com/comment/11383/

今回の反対理由と合わせて読んでいただければ、れいわ新選組の政治理念が、他党のそれと比べて、真の民主主義を指し示す点において、いかに優れているか、理解できると思う。