上の写真は、アベノマスクが入った段ボール箱が三段に積み上げられた状態の倉庫内を写したものだ。量の多さにまずびっくりするが、昨年8月から今年3月までに支払った保管料がなんと6億円という数字にさらに驚かされる。勿論、支払いに当てられたのは税金である。
問題はまだ続く。
民間企業の倉庫に保管され続ける限り、保管料の支払いも継続するのは分かりきったことなのに、なぜ早急に廃棄処分されないのか?
一説には、廃棄処分すれば安倍元首相の失策を認めたことになる、という理由らしい。しかし、アベノマスクが失策だったのは、安倍晋三自身がとった行動でわかる。
はじめ安倍氏は、このマスクは何度でも洗って使えると自慢して着用していた。しかし、それも束の間、大量の在庫を抱えたまま他のマスクを使用するようになったのだ。
アベノマスクが他のマスクより劣ることを自ら認めた証拠である。こんな無責任で無能な男が、7年8ヶ月もの長い間、我が国の行政のトップにいたのだ。
振り返ってみると、安倍晋三という政治家には、無責任と無能という言葉が常にまとわりつくようだ。そんな男が最大派閥のボスにおさまったというのだから、政治の質が回復不能なところまで落ち込んだ今の政治状況にただただ呆然とするばかりだ。
アホシンゾウのアホノミクスとアホノマスク
安倍晋三よ、アベノマスクの在庫全部を自費で買い上げろ!