史上最長の首相在職日数を記録したのはなんと売国政権という痛ましい現実
安倍晋三を空虚な器と規定したのは、保守言論人だった。勿論批判的意味合いにおいてである。
この空虚な器が首相を務める自公連立安倍売国政権がついに今日、通算で桂太郎内閣を抜いて憲政史上最長の在職日数を記録した。
1安倍晋三 2887日
2桂太郎 2886日
3佐藤栄作 2798日
安倍首相の自民党総裁としての任期はあと2年弱あるので、何事もなければそのまま記録更新が続くのだろう。
言うことと行動が一致せず、売国法案を次々と成立させた戦後最悪の安倍政権が、これほど長続きする原因はなんだろうか?
その前にまずは言動不一致から。
「戦後レジームからの脱却」は安倍晋三最大の売りだった。戦後レジームとは、言うまでもなく対米従属からの離脱である。しかし、実際は歴代政権以上に対米従属は強化されただけである。
「我が国は、米国と100%共にある」
脱却どころか、安倍晋三は戦後レジームを完成させた張本人である。見事な180度の豹変ぶり。
もうひとつ。「沖縄県民に寄り添う」と言う言葉。沖縄県民の意思は、辺野古新基地反対である。民主主義の手続きを踏襲して、2度の知事選、国政選挙、県民投票の全てにおいて、辺野古新基地反対の意思を表明してきた。
しかし、自公連立安倍政権は、県民の意思を無視して、工事を強行している。「沖縄県民には寄り添わない」が安倍晋三の本心だ。
そして売国法案の数々。
安保法(憲法違反)、IR法(カジノ法)、水道民営化法、種子法廃止法案、入管管理法改正、等々。
言動不一致、対米従属、新自由主義経済による自国資産の切り売り、これらの売国政治を実行してきた自公連立安倍売国政権がかくも長続きするのは一体何故か?
4割を超える高い支持率を維持する原因はどこにあるのか?
考えられることのひとつは、空虚な器に寄り添う空虚な大衆という概念だ。空虚な大衆とは言わずもがな、安倍政権を支持する人々のことである。
安倍政権がどんな政治を行おうが関係ない、ひたすら安倍政治を支持し、現実を批判的に捉える面倒臭いことは一切しない。盲目的に忍従するという空虚な心理状態。
この心理状態に特徴的なものは、反左翼である。安倍晋三が反左翼の姿勢さへ示せば、言動不一致に陥ろうが、売国法案を成立させようが、消費税をどれだけ上げようが一切関係ないのである。反左翼でありさへすれば全ては許されるのだ。
そのように分析しない限り、安倍売国政権がなぜかくも長く続くのかが理解できないのではないだろうか。
空虚な器と空虚な大衆。戦後の我が国に特徴的とも言える、この痛ましい現実を直視しない限り、売国政治を正常な状態に戻すことは不可能だ。
その為には一刻も早い政権交代が望まれる。そのための強力な処方箋として「れいわ新選組」の「8つの緊急政策」がある。
1消費税は廃止
2全国一律!最低賃金は1500円「政府が補償」
4公務員増やします
5一次産業戸別所得補償
6「トンデモ法」の見直し・廃止
7辺野古新基地中止
8原発即時禁止・被曝させない
これらの政策が実現したら、日本は間違いなく再生する。「れいわ新選組」を核とする政権交代。
山本代表は今日も全国を遊説している。今日は金沢の予定だ。もう始まっている頃だろう。安倍売国政治と真逆の、国民のための政治を実現させる為に、「れいわ新選組」の旗のもとに結集しよう!
自公連立安倍売国政権の最長記録は、日本を衰退させた日々の記録に過ぎないのだ。