沖縄よ! 群星むりぶし日記

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日本の民主主義の質を高めた「れいわ新選組」

れいわ新選組木村英子参議院議員が当選一年を振り返る動画が配信された。生後8ヶ月の時、自宅の玄関から土間に落下して脊椎を損傷して以後、重度障害者として辛い人生を歩むことになった木村英子さん。


木村英子 一年の軌跡

幼い頃の可愛い写真。こんな可愛い子が地獄のような生活を強いられたのかと思うと、現代社会の不条理に脱力し言葉を失う。それでも英子ちゃんは、意思の強い少女だったに違いない。

18歳の時、思いきって施設を飛び出す決断をする。この時頼ったのが「自立の家」の活動をしていた三井絹子さん。しかし自立という名の活動が、また過酷だった。自作のチラシを配りながら、自分の世話をしてくれるボランティアを探す。

ボランティアが見つからない時は、見知らぬ人に声をかけてトイレの世話を頼むこともあったと言う。健常者にはとても想像できない地べたを這いずり回るような日々の生活。

そんな辛い毎日を送りながら「自立の家」を自分で立ち上げるまでになった。そして弱者支援に熱心だった山本太郎との出会い。彼は木村さんの活動に注目する。そして強い関心を寄せた。だから「れいわ新選組」を立ち上げた時、木村さんを立候補者の一人に選んだのだ。

山本太郎の理念は明快だった。重度障害者の実情を熟知しているのは同じ重度障害者の他にいない。当事者抜きに当事者のことを語るな!

全国の重度障害者の立場に立って本気で政治を動かすためには、重度障害者本人を国会に送る必要がある。自ら熱心に活動している木村英子さんは最適候補だった。狙いは的中した。

国会のバリアフリー化が進み、新幹線の重度障害者用座席が改善され数も増設された。木村議員の提言のおかげである。国会内の活動に慣れるに従って、積極的な木村議員は、これからもっと全国の重度障害者の生活向上のための提言を行うことだろう。本気の政治に期待したい。

そしてれいわ新選組にはもう一人、ALS難病患者の船後靖彦議員もいる。質疑応答に時間がかかるという不利な面を抱えながらも、政府に対して積極的に種々の提言を行っているようだ。無理のない活躍に期待しよう。

憲政史上初めて、重度障害者とALS難病患者の二人を国会に送り出した「れいわ新選組」。山本代表の大胆な発想力と功績は、どれほど称賛してもし足りない。この点に関する限り、我が国の民主主義は、その質において明らかに向上したと言えるのだ。

一年前のれいわ旋風が吹き荒れた参議院選挙。一年が過ぎてれいわブームは過ぎ去った、と言う評論家もいるが、事実は違う。

もともと、山本代表が意図したところは、線香花火のような一過性のブームではない。彼の行動を見ていると、長期的展望に立って動いていることが良くわかる。今、彼は地道だが精力的に街宣活動をこなしている。メディアが取り上げてくれない「れいわ新選組」の政策を、直接国民に訴え続けている。誠実で嘘のない彼の訴えは、少しづつ国民の間に浸透していくことだろう。

れいわ旋風の余熱は、山本太郎が倒れない限り、いつまでも続くのだ。そしていつの日か、必ず大輪の花が咲くことだろう。その時が来るまで、ぼくは「れいわ新選組」を支持し続ける。

 

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