沖縄よ! 群星むりぶし日記

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財務省の緊縮財政策は何故止められない?伊原剛志の常識的疑問:三橋TVを拡散させよう!

陰気で陰湿な菅義偉総理大臣が東南アジア訪問に出かけた。お陰で、国内の息苦しさが多少緩和されたような気がする。そのまま帰って来なければいいのに、と秋空を見上げながらため息をつく。

さて、財政破綻論の嘘を執拗に暴き続ける三橋TV。302回目となる今回は、ゲストに俳優の伊原剛志が登場。番組の終わり頃に、伊原氏は財務省の緊縮財政策に疑問を投げかける。


伊原剛志さんと、貨幣、財政破綻論、財務省についてトークした [三橋TV第302回] 三橋貴明・伊原剛志・高家望愛

菅政権は官僚を締めつけるようなことをやっているのだから、同じように財務省に対しても圧力をかけて財政出動させれば良いのに、何故やらないのか。それは財務省が各省庁の一番上にいて、各省庁から上がってくる予算を認可する絶大な権限を持っているので、政府もなかなか思い通りにいかない。それじゃなんで財務省の人たちが緊縮財政じゃなくて、考え方を変えないかと言うと、緊縮するとその人たちが出世コースに乗っかっていける。

自分のためだけではなく、家族を養わなければならない事情を考えると、出世のために緊縮策を取らざるを得なくなるという悪循環に陥っているのではないか。

以上が、だいたい伊原氏の発言の要旨だが、同氏の素朴な疑問に共感できる人は多いのではないだろうか。ぼく自身、伊原氏と同じ疑問を、いまだに抱き続けている。

緊縮財政策を進める官僚が、財務省内では出世すると言う、誰が考えてもおかしな構造。そして財務省は内閣よりも強い権限を持つと言う、これまた信じられないような歪んだ行政機構。

このシステムこそが、日本経済を衰退させる癌細胞と考えるならば、どうやれば上手く癌細胞を摘出できるか、具体的方策を見出すことが喫緊の政治的最重要課題となるはずである。

しかし、多くの人は財務省の絶大な権限を指摘するだけで、ドクターXのような役割を果たす人物は、いまだに姿を現さないという現実がある。学者や評論家には政治的力も権限もないのだから、当然、ドクターXは国会議員でなければならないだろう。

実際に財務省の内部に鋭利なメスを入れて、安倍晋三麻生太郎をはじめとして、他のどの政治家もなし得なかった財務省内部に巣食う悪性癌細胞組織体を、丸ごと正確に摘出できるドクターXと彼(彼女)を手伝う優秀な助手が、国会議員の中から現れて来ない限り、財務省の一強支配が終わることはないだろう。

テレビドラマを比喩するようで申し訳ないが、現実の政治において、現在のシステムを変えることができるのは、抽象的理念や概念ではなく、生きた個々の人間であり、彼(彼女)が発する具体的言動である。

強大な権力を持つ財務省に大胆なメスを入れるには、命を惜しまない覚悟と勇気が求められる。そんなドクターXになりうる政治家は、今のところただ一人しかいない。

山本太郎は、今のどうしようもない行政システムの矛盾を知悉している。このまま緊縮財政が続けば、日本はデフレ経済から脱却できないどころか、衰退する一方であると、日々、精力的に街宣活動で警鐘を鳴らしている。

そして、その解決策も熱く訴えている。彼の街宣活動は、YouTubeでほぼ毎日配信されているので、ぜひご覧頂きたいが、残念なことに山本代表は、去年の参議院選に落選して、今は議員バッジをつけていない。しかし、不利な状況を転換すべく、精力的に全国を回って、国民に直接訴え、その声を聞いている。こんな政治家を、ぼくは先にも後にも誰一人知らない。

次の衆議院選で必ずや当選して、国会に戻ってきてもらいたい。そして近い将来、ドクターXになって財務省に巣食う悪政癌細胞を摘出してもらいたい。彼の行動力、決断力、頭脳明晰、人間的誠実さ、勇気、そして物事の本質を見抜く力、どれをとっても一流の政治家としての能力を備えている。

おそらく我が国の戦後政治史において、全く新しいタイプの政治家である事は間違いない。三橋TVを取り上げながら、山本太郎を称賛する論調になってしまったが、三橋貴明山本太郎も積極的財政派である。両者とも日本経済を正常な軌道に乗せて、国民の生活の安定を図ることにおいて共通しているのである。

一人でも多くの人に三橋TVを拡散してもらいたい。

 

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