正体を現したゲシュタポ総理
ゲシュタポ総理がさっそく正体を剥き出しにした。自分の見解に合わないものは全て排除する。それがゲシュタポ総理・菅義偉の政治手法だ。日本学術会議が推薦した105人の内、6人の任命を拒否。
「任命しなかった理由を明らかにすべきではないか」との記者質問に対し、加藤勝信官房長官は「当然、お話しできる話には限界がある。その中で、できる限りの説明を行なっているし、引き続き行いたい」と述べた。
官房長官が説明しなくても答えはわかっている。6人は過去において、安保法制や秘密保護法に反対した人達である。だから、推薦状を受け取ったゲシュタポ総理・菅義偉は、政権に反対を表明する人間を排除したのである。その意図は、あまりにも見え見えだ。
真実を言えばマスコミが騒ぐので説明しなかった、否、できなかっただけだ。何ともおぞましい政権である。菅義偉は安倍内閣で、7年8ヶ月もの間、官房長官を務めた。その間に起きた公文書隠蔽、偽造改竄、廃棄に深く直接関わった当事者が菅義偉である。安倍の失政を裏で支えた実務者だ。
その裏方が、隠蔽体質のまま、陰険な顔つきで表に出てきた。その意味では、菅内閣は安倍内閣に比べて、より偏執狂的で危険であると言える。少数意見にも、できる限り耳を傾けて、良い部分は取り入れるという、民主主義において大事な慣習は、安倍内閣以上に菅内閣では完全に無視されることだろう。
だから、ぼくはこの内閣をゲシュタポ内閣、菅義偉をゲシュタポ総理と呼ぶのだ。前例のない今回の任命拒否問題は、まだほんの序の口に過ぎない。想像を超える悪政が次々に打ち出されてくることだろう。検察庁の人事をコントロールする計画も俎上に上がっている。
上川陽子法務大臣が就任記者会見で、安倍内閣で頓挫した検察官の定年延長に言及したのが立派な証拠だ。戦後最悪の総理大臣・安倍晋三が残した負の遺産に、ゲシュタポ総理・菅義偉は、さらに磨きをかけて、日本を滅亡の淵まで追い込むことだろう。
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