沖縄よ! 群星むりぶし日記

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横浜市長の首切りに立ち上がった大西つねき

8月22日、林文子横浜市長は、これまでの「白紙」を撤回して、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致を決めた。

白紙はあくまでも白紙であって、誘致しないと約束したわけではない、と述べたところを見ると、選挙選での目くらましにすぎなかったことは明らかだろう。

この件ですぐに思い浮かんだのは、去年の2月に行われた名護市長選挙である。自民・公明・維新推薦の渡貝地武豊氏は、最大の争点であるはずの辺野古埋め立て問題にはひと言も言及せず、稲嶺進市長の討論会の呼びかけにも一度も応じることなく、卑怯な選挙戦を繰り広げて当選したのだった。

林文子といい渡貝地武豊といい、今の世の中、不誠実な政治家が実に多すぎる。

林市長の誘致決定に対して、多くの市民の間から抗議の声があがったのは当然のことである。横浜港運協会の藤木幸夫会長は次のように述べて怒りを露わにした。

顔に泥を塗られた。港湾人として命を張ってでも反対する」「山下埠頭は、われわれの聖地。博打場にしない

多くの市民団体も抗議行動に動き始めた。れいわ新選組大西つねき氏もその中の一人だ。大西氏の呼びかけで、多くの市民団体が集まり、林市長の首を取るための戦略が話し合われた。

配信された動画で会合の様子を見たが、発言者は全員真剣である。林市長の不誠実な姿勢に対する怒りと同時に、統合型リゾートの美名のもとに組み込まれるカジノの本質を知る人々の危機意識がそうさせるのだ。

カジノ法案(IR実施法案)の内容を簡略化すると

  • ギャンブル依存症対策としての)日本人の入場制限
  • 週3回、月10回まで
  • マイナンバーカードの提示
  • 場内でのクレジットカード使用禁止。ATM設置なし。
  • 入場料6千円(外国人は無料)

これだけの制限がかかると、外国でカジノを愉しむ日本人富裕層が横浜に来ることは考えられない。なぜなら外国ではVIPとして厚遇されるからだ。

つまり日本人をVIP扱いしないということは、外国の富裕層を呼び込むためである。多分、中国人富裕層をあてにしているのだろうが、これ自体、大きな問題を抱えている。

VIPルームでのマネーロンダリング

いかがわしい巨額の金は、カジノで勝ったことにすれば、合法的貨幣に変身する。これが真の狙いであり、IRの実態なのである。

以上、山田順氏の記事を参考にさせていただいた。興味のある方は一読ください。

横浜市の誘致決定に早速手を挙げて参加を表明したのは、ラスベガスサンズのCEO・シェルドン・アデルソンである。

彼がトランプ大統領の盟友だとわかれば、その舞台裏はミエミエだろう。

「シンゾウ、彼がシェルドンだ、頼んだぞ!」

そして官邸と林市長との間でバラ色の会話がかわされる。そこに賛成派の横浜商工会議所のメンバーも加わる。実際に話し合われた内容は封印される。

いつも通りの、強欲な新自由主義経済に脳神経を侵された人間どもが演じる大企業優先、市民無視の売国劇だ。

こんな連中を許してはならない。林市長の首切りに立ち上がった大西つねき頑張れ!

横浜市民の皆さん頑張れ!

 

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