２年前、「大阪都構想」は住民投票の結果、否決された。住民投票の前、れいわ新選組は『仁義なき都抗争』と銘打った短編映画３部作を動画配信した。これが非常に面白い映画で、当ブログでも紹介したことがある。
大阪都構想に敗北した大阪維新の会は、今、これまた問題の多いカジノ誘致に奔走している。そして２年前と同じように、維新の会と政治哲学が１８０度違うれいわ新選組は、大石あきこ衆議院議員を中心に、カジノを潰すべく、目下大奮闘中だ。
大阪都構想を潰したように、今回もカジノ誘致を潰して維新の会の野望を打ち砕くことができるかどうか、大変注目しているところだが、なんと『仁義なき都抗争』３部作に登場した同じヤクザさん達が、今回も我々の前に姿を現してくれたのだ。その名も『仁義なきカジノはいらんやロワイヤル』。
００７のテーマ曲が流れる雰囲気は良いとしても、『仁義なき都抗争』３部作に比べると、迫力の点でなんとなく物足りない感じがする。それでも面白いことに変わりはないんで、ここは欲深く、さらにパワーアップした続編を期待することにしよう。
さて、大阪維新の会のカジノ誘致問題。吉村府知事も松井市長も、カジノ建設には税金は一円も使いませんと繰り返し何度も説明していた。しかし、これがとんでもない大嘘であることが判明した。れいわ新選組の調査の結果、なんと最終的に２６００億円以上の税金が投入される事が分かったのである。しかも、黒字化するのが５０年以上先のことだと言うのだ。
開いた口が塞がらない。ヤクザさん達が愛想を尽かすのも当然なことだろう。維新の会所属の政治家達の素行の悪さは以前から有名だが、ここにきて新たな問題が発覚した。維新の会の創設者である橋下徹が大阪市長の頃、市民になんの説明もなく、秘密裏に中国の上海電力を公共電力施設に参入させたと言うのだ。これが事実なら大変なことである。維新の会に大逆風が吹き始めたようだ。
