１０日の記者会見で「公文書管理法の関連規定、内閣府の文書管理規則に違反する対応だったと考えている」と明言したのである。
「桜を見る会」の２０１３〜１７年度分の招待者名簿の取り扱いで、公文書管理法違反があったことを、やっと認めたのである。
野党の追及本部が執念を燃やした成果といえるだろう。法律違反は犯罪である。従って、管理責任者である菅義偉氏と酒田元洋総務課長以下関係者は全員、処罰を受けるべきである。
そして勿論、「桜を見る会」の疑惑はこれで終わったことにはならない。
公文書管理法違反の次は財政法違反、公職選挙法違反、政治資金規正法違反が待っている。これらは全て、安倍首相による犯罪の可能性が極めて濃厚である。
次々と明らかにされた事実関係を総合して判断すると、ほぼ真っ黒と断言してよい。
安倍晋三が白旗を上げざるを得なくなるまで、野党の追及本部は手抜きすることなく、さらに徹底的に追い込みをかけてもらいたい。動画の配信も継続すべきだろう。
官僚達のあまりにも酷い実態が、映像によって明らかにされる意義は非常に大きいものがある。この種の動画がなければ、国民は官僚の本当の姿を知ることはなかっただろう。
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