嘘つき官僚（エイリアン）が日本を滅亡に導く
総理主催「桜を見る会」を野党が追求する２１回目のヒアリングが行われた。今日その動画が配信された。
新しい動画を見る度に愕然とさせられるが、今回も同様、言いようのない絶望感に苛まれた。
我が国の行政を司る官僚達がここまで堕落している姿を見せつけられて怒りに震えない国民はいないだろう。（狂信的安倍シンパは別として）
初回のヒアリングから今回まで、官僚達の姿勢は一貫して変わることがない。野党議員の要請に対して、屁理屈と言い訳でお茶を濁し、全てをはぐらかして時間稼ぎをし、結局のところ何一つ要請に応えようとしない。こんな状態がずっと続いている。
総理枠の招待者名簿は、国家機密文書ではない。各分野でその年に功労功績のあった人々を「桜を見る会」に招待した時の公の名簿にすぎないのだ。
安倍政権になってから総理枠の招待者が年々増え、予算も増加したため、この事実に疑問を感じた共産党の田村智子議員が国会で直接、安倍首相に真意を問いただした。
外観上は、ただそれだけのことである。田村議員の質問に対する安倍首相の応答は、いつものように不誠実で人を小馬鹿にしたようなはぐらかし戦法に終始したが、本人は何の問題もないと言い逃れたのである。
何の問題もなければ、招待者名簿を提出すれば済むだけの話だ。ところが、田村議員との質疑応答の後、何故か不思議なことに、首相はじめ官邸も官僚もいっせいに隠蔽工作に走り出したのである。
何の問題もなければ、何も隠蔽する必要はないはずだ。問題があるからこそ隠蔽しようとするのだ。これが世間の一般常識だろう。
しかも、この問題は国家機密に関わるものではない。安倍首相の政治家としての資質が問われているに過ぎない。
追求が進むにつれ財政法違反、公職選挙法違反、政治資金規正法違反の疑いが濃厚になってきた。ということはつまり、安倍晋三は政治家として適任かどうかが問われているだけの話であって国家機密とは何の関係もないのだから、招待者名簿を公開したからといって我が国の安全保障に支障をきたすはずもないではないか。
そう考えると、官僚は公務員としての義務を果たすべきだろう。招待者名簿を速やかに提出すること、これが官僚の使命である。
しかし、安倍晋三自身はどうか。彼が法律を犯した可能性は強い。だから怖くなって、すぐに箝口令を敷いたのだ。いかにも彼らしいやり方だ。不誠実で臆病者。
トップの指示で官僚の取るべき行動が決まる。「何がなんでも安倍晋三を守れ！」
そうでなければ上の動画に見られるような官僚達の詭弁は理解し難い。野党議員による資料提出要求に対して意味のない言い訳をして毎回先送りにする。
中でも特に内閣官房の酒田元洋総務課長の態度は眼に余るものがある。ことば使いは丁寧だが、中身は意味不明瞭。嘘を取り繕うことだけに腐心している。人間がここまで嘘をつけるのか、そのしたたかさにただ呆れて言葉を失う。
ぼくが野党議員なら、テーブルをひっくり返してぶん殴っているかも知れない。それほど酒田総務課長の態度には怒りを覚える。
はっきり言う、酒田総務課長よ、君は日本のゴミだ。さっさと自主退職しろ！それが日本の国益でもある。
公文書管理法のガイドラインに平気で違反している官僚の面々。こいつらも一人残らず処分すべきだろう。公文書廃棄・改竄が森友・加計学園問題以来常態化している。
こんなことを許していたら日本は衰退どころか滅亡するぞ、本当に。
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