本丸は安倍晋三の公職選挙法違反と政治資金規正法違反だ
総理主催「桜を見る会」の疑惑を追及する26回目のヒアリングが昨日行われた。
配信された動画を見て驚いた。これまで野党がずっと要求してきた関連文書の一部が出てきたのだ。
内閣府枠の招待者名簿は全て廃棄処分され、関連文書の提出を頑なに拒否してきた酒田元洋内閣府総務課長が一転、その一部を提出するに至ったのは何故か?
それは前日、現職を含む歴代の内閣府人事課長6名が関連公文書の取り扱いに不適切なところがあったとして、厳重注意処分された。これが主な理由だろう。
要するに酒田氏は、同僚の処分にビビったのだ。
この日提出された文書は一部に過ぎないが、追及本部の質問に対して酒田氏はついうっかり重大発言をした。
この文書を抜き出したファイルのタイトルは「桜を見る会」だと答えたのである。10センチ前後の分厚いファイル綴じの中から一部を抜き出して提出した。
ということはつまり、廃棄処分されたはずの招待者名簿がその中に入っている可能性を否定することはできないということだ。
従って、そのファイルを丸ごと提出するよう追及本部が要求するのは当然のことである。
しかし酒田氏の態度は、千年一日の如く、相変わらずの、のらりくらりである。この煮え切らない隠蔽体質がどれだけ貴重な時間を浪費させ、税金の無駄遣いになっているか、本人は少しも気にならないようだ。
安倍晋三に勝るとも劣らぬ、恐ろしいほどの不誠実な態度だが、追及本部の粘りが少しずつボディーブローのように効き始めているのも事実だろう。
このまま、否これまで以上に手を緩めることなく徹底的に追及していけば、嘘はボロボロと剥がれ落ちていくことだろう。
今日から代表質問が始まったが、これは単なる慣例の儀式に過ぎない。重要な舞台は予算委員会である。そこで徹底的に追及する。
あとは野党の本気度である。安倍晋三というとんでもない嘘つき総理大臣を退陣させる覚悟が野党に本当にあるかが問われているのだ。
もし野党の追及が不発に終われば、政治不信のブーメランは大きな音を立てながら野党側にも回ってくるだろう。
今国会での問題は多岐に及んでいるが、メニューの多さに右往左往してはならない。あくまでも本丸は、安倍晋三に対する公職選挙法違反と政治資金規正法違反を立証することにあるのだから。
野党は、戦後最悪の売国政治家・安倍晋三追放に全精力を傾けてもらいたい!
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