山本太郎・野原ヨシマサ・やすとみ歩・木村英子・三井よしふみ・はすいけ透
辻村ちひろ・大西つねき・ふなごやすひこ・渡辺てる子
いよいよ投票日が来た。
特定の政治団体を本気で応援する気にさせた「れいわ新選組」。生まれて初めての経験だ。全員の当選を心から願っている。
しかし、思うようにいかないのが現実である。だから現実的に考える必要があるのだろう。とは言っても、大手マスコミのように選挙情勢を細かく分析する能力があるわけではない。
あくまでも実現しそうな可能性について語りたい。全員当選は無理だと思う。ひょっとして山本太郎代表の落選もあり得る。何故なら、比例枠の3位に自らを位置付けているからだ。
その上であえて言いたい。「れいわ新選組」が得票率2%を獲得すれば、政党として公認される。国会議員5人以上、もしくは得票率2%以上のいずれかの条件を満たせば、正式の政党と認められる、という公職選挙法が適用されるからだ。
これが意味するところは大きい。仮に「れいわ新選組」が晴れて政党になれば、テレビの各種討論会に山本太郎が政党の代表として出席できるからだ。
そうなれば、「れいわ新選組」の認知度が急上昇するのは必然となる。これまで演じてきた妥協を許さない山本節を多くの国民が聞くこととなる。
「れいわ新選組」の政治哲学が国民の間に徐々に深く浸透していくことだろう。そして今後一年以内に行われる可能性のある衆議院選挙と3年後の参議院選挙。
この二つの選挙に照準を定めた「れいわ新選組」の戦いが始まる。つまり、山本太郎が当初より描いた戦略は、得票率2%以上を獲得して政党として国会に入る、という実にしたたかな構想だったのだ。
政権を目指すこの第一歩が実現すれば、永田町に激震が走る。国会の野良犬が政党として乗り込んできた!
国会で本気の議論を巻き起こし、テレビ討論会で山本節を炸裂させる。国民の目が「れいわ新選組」の主張に注がれるようになる。支持者が増える。
今回落選した候補者は次の選挙で全員当選、復活する!
山本太郎が描いた構想の第一歩が実現することを祈るばかりだ。