沖縄よ! 群星むりぶし日記

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消費税10%への増税は日本の自殺だ

参議院議員青山繁晴氏はかつて、安倍首相は民主党政権下の野党時代に経済学を猛勉強したと発言したことがあった。

三年ぶりに政権を奪還した初年、安倍首相は異次元の金融緩和を断行して世間をアッと言わせ、アベノミクスの旗を高々と掲げた。

株価も上昇し、アベノミクスは順調に推移するかに見えた。

しかし、時が経つにつれて華々しい装いは次第に色褪せ、統計の捏造も露呈しアベノミクスの本当の顔と、その限界がはっきりしてきた。

消費税を5%から8%へ上げたこと、経済政策を現場の声よりも財界中心に立案したことなどが失敗の主な原因である。

野党時代三年間にわたる安倍首相の猛勉強は役に立たなかったことが証明された。何をどのように学習したのか内容は明らかにされていないが、経済の本質を把握する能力に欠けているのは確かのようだ。

経済だけではない、安倍晋三は物事の本質を理解する能力に著しく欠けているのだ。だからぼくは、安倍晋三は頭の悪い男だと何度も繰り返し警告してきたのである。

安倍晋三の経済音痴を間接的に批判する言論人がいる。三橋貴明だ。


三橋TV第72回【財務省のPB黒字化路線の狂気】

三橋氏の解説は分かりやすい。ごまかしの効かないデータを示し、その実態を解析して結論を出す。

当たり前のようだが、鋭い着眼点と相当の忍耐力がなければできることではない。上の動画で示された三橋氏の結論は、財務省のPB(プライマリー・バランス)黒字化路線は間違いであり騙されてはいけない、ということだ。

財務省に洗脳された御用学者が多い中で、真正面から財務省の欺瞞を指摘する三橋氏の勇気に拍手を送りたい。

上の動画で新事実も判明した。消費税が3%から5%へ、5%から8%へ増税された時の消費傾向を示すグラフだ。

初めて消費税3%が導入されたのは竹下政権、5%は橋本政権そして8%は安倍政権下で実施された。

竹下政権時代は高度成長が続いていたために、消費税3%導入直後に消費は落ち込んだが一時的で以後は急回復した。

橋本政権時代はバブルが崩壊した後であり、消費税5%への増税以降、消費はなかなか回復せず日本はデフレという負のスパイラルへ落ち込む直接のきっかけになった。

そして安倍政権による8%への増税。消費傾向はさらに落ち込み回復の兆しはなく現在に至っている。

政府と日本銀行がともに目指した消費者物価指数2%の目標は、6年が経過した今なお達成できていない現実を見ると、アベノミクスなるものが完全に失敗に終わったことは、もはや明らかだろう。

しかし自身の失敗を認めたくないのかどうなのか知らないが、安倍政権は今年の10月には消費税を10%へ引き上げる予定だ。小判鮫・公明党も同意のうえである。その結果がどうなるか、三橋TVをご覧の方はご存知だろう。

そう、日本の自殺である。

そもそも消費税という言葉には、消費するなという意味合いが含まれている。ものを買うことに対する懲罰だ。

しかし、日本のGDPの約6割は消費が占めていることを考えるならば、消費税を上げるということはGDPを減少させることであり、ぼくのような経済の素人にも簡単に理解できる理屈である。GDPの減少は即ち経済の弱体化に他ならないのだ。

アベノミクスなる欺瞞に満ちた経済政策のおかげで、日本はいよいよ世界の真ん中で消滅するカウントダウンに入った。

それを阻止する処方箋は、目下のところ、山本太郎議員が提案する5%への消費税減税しかない。これを野党の共通政策に掲げて来る参議院選挙で共闘する事。

それさへできないようなら、国会議員は全員腹を斬れ!

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