何があっても心配するな、あなたには国がついている
れいわ新選組は昨日、次期衆議院選挙の北海道比例ブロックの立候補予定者として、もんべつ芳夫氏を擁立すると発表した。もんべつ氏は中小企業の経営者。一人で政党を立ち上げた山本太郎の勇気ある行動に注目し、何度も動画を見てこの人なら信頼できると確信したという。山本太郎の嘘のない誠実な言動に突き動かされて自分も何らかの行動を取らなければと思い、れいわ新選組のボランティア活動に長い間関わってきたという。その結果、今回の発表となった。もんべつ氏の自己紹介を聞くと、まず何よりもその真面目な人柄に心打たれる。世知辛い今の世で、これほど真摯な姿勢で話す人は珍しい。これまでの政治に何度も裏切られ絶望したもんべつ氏の発言に耳を傾けてもらいたい。
何とも心が洗われるような清々しい会見内容である。もんべつ氏のように、これまでの既成政党に絶望して政治に無関心になった多くの有権者が、れいわ新選組の政治哲学を真に理解し投票に赴くようになれば、世の中は必ず大きく変わる。
会見の最後に山本代表は注目すべき国家像を披歴した。
れいわ新選組が目指す国とは
何があっても心配するな。あなたには国がついている。あなたが困る前にあなたを支える公助がある。世界があなたを見捨てても私たちはあなたを最後まで見捨てない。私たち新選組は、そんな国をあなたと作りたい。私たちが目指すのは上級国民と言われる者のための経済ではない。あなたが生きているだけで価値がある社会、誰もがわかちあえる経済繁栄と自然環境が共存する国づくり。その結果もたらされるのが、強靭で持続可能な経済を誇る日本であり、世界の99%の人々と繋がり、1%のグローバル資本が独占する富を分け合い公平で公正な世界を実現するために、行動をする日本である。これがれいわ新選組が目指す国の姿である。
まだ荒削りとはいえ刮目すべき政治哲学である。何と力強い言葉だ、何と新鮮なんだ、何とかっこいいんだ、ワクワクする国家像ではないか。これだけのことを当たり前のように堂々と言えた政党が今まであっただろうか。
れいわ新選組の国家像は、これから大いに議論を呼び起こすことだろう。願わくば議論が沸騰することを期待したい。しかし、与野党を問わず既成政党は務めて無視しようとするに違いない。彼らには古い上着を脱ぎ捨てる勇気も能力も覚悟もないからだ。
絶望の中の一筋の光。諦めるのはまだ早い。れいわ新選組と連携しよう。