安倍晋三と三原じゅん子、そして山本太郎
何が凄いかって、まずは下の政見放送をご覧いただきたい。
いかがであろうか。自民党総裁・安倍晋三と女性局長・三原じゅん子。ロボットではない。紛れもなく本人達が喋っているのだ。
初めてこの政見放送を見た時、ぼくはこの動画を当ブログに掲載するつもりではなかった。背筋が凍りつくような余りの幼稚さに辟易したからだ。
しかし「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」である。だから取り上げる気になった。
安倍晋三の言葉に誠意を感じ取るのは至難の業である。言葉はおざなりで心ここに在らず、これが彼が話す時の特徴であり、知性に欠け平気で嘘をつく彼の性格がそうさせるのだろう。
彼が自慢げに並べ立てる数字に騙されてはならない。なによりも数字の背後に横たわる実態を直視する必要がある。
景気の良い話とは裏腹に、最新データが示す実質賃金は0.6%のマイナスだ。これが今の我が国の経済の実態であり、日本経済が衰退に向かっているのは明らかである。
一方の三原じゅん子。まるで妖怪が乗り移ったような物言いではないか。
去る参議院本会議で、野党に対し「愚か者」「恥を知りなさい!」と啖呵を切った女性である。
ぼくは内容の伴わない表面的な強弁を吐く人間を信用しないことにしている。
不誠実な男・安部晋三と妖怪女・三原じゅん子が戯れて言葉を投げ合う姿は醜悪を通り越して幼稚の世界である。自民党の堕落ここに極まれり!
こんな連中にこの先日本の政治を任せたら間違いなく日本は亡国の淵に立たされる。「愚か者」は安倍晋三と三原じゅん子だ。二人とも恥を知れ!
さて次に「れいわ新選組」代表・山本太郎の政見放送を見ることにしよう。
いかがであろうか。安倍・三原コンビとの違いは歴然だろう。その誠実な訴えは聞く者の胸に響く。中味も濃い。
「当事者を抜きにして当事者のことを決めるな!」
山本代表の口癖である。その信念は本物だ。比例の特定枠に難病患者ふなごやすひこ氏と重度障碍者木村英子さんを入れるという英断!
比例の票数が積み上がって最初に当選するのはふなごやすひこ氏。その次に木村英子さん。ということはつまり、その後の票の伸び具合で「れいわ新選組」の当選者は、ふなごやすひこ氏と木村英子さんの二人だけという事態になる可能性も充分あり得る、ということ。
この事実だけでも、山本太郎がこの選挙に賭ける覚悟と本気度、その凄さが理解できるというものではないだろうか。
山本太郎の凄さはこれだけにとどまらない。沖縄創価学会員の野原ヨシマサ氏をなんと東京選挙区に投入したのだ!
まさしく現場を熟知する当事者の声を直接国会へ、の実践そのものだ。
効果てきめん、そのインパクトは大きく、同じ東京選挙区に立つ山口那津男氏に対するボディブローが徐々に効き始めたらしい。日刊ゲンダイ、デジタル版の記事。
なんと嬉しいことに、野原ヨシマサ候補は当落線上に浮上してきているというのだ。日刊ゲンダイの記事が事実とすれば、東京の創価学会に大きな地殻変動が起きている兆しがある。
野原ヨシマサ氏の訴えがこのままさらに浸透していけば、当選確実も夢ではない。沖縄県知事選で見せた勇気ある行動が、今再び東京の大舞台で繰り広げられている。
野原ヨシマサ氏の誠実な姿勢はそのまま山本太郎の姿勢と直接繋がる。
誠実
「れいわ新選組」立候補者全員に共通するキーワードのひとつだ。嘘をつかないということ。真実を語る本気の大人たちの戦い。
我々が立つべき場所ははっきりしている。
安倍晋三と三原じゅん子が描く、嘘で充満した死にたくなるような社会ではなく、「れいわ新選組」が提唱する生きていたい世の中。
皆さんはどちらを選択するだろうか?