やっと出た、新型コロナ緊急経済対策。その額なんと１０８兆円！
各国に比べて遅きに失したとは言え、１０８兆円も支出するとは、安倍晋三もなかなかやるじゃないか、と感心した人もいるに違いない。しかし、ちょっと待て。
元々の政治理念が政権維持と自己保身だけの安倍晋三が、本当に国民を救済する目的で財務省を説き伏せて１０８兆円もの巨額な財政出動を導き出したのか？
国民はその中身を知る権利がある。参議院議員として６年間、安倍政権のどうしようもないデタラメな体質をつぶさに見てきた山本太郎れいわ新選組代表が、間をおかずに分析して、詳しく解説してくれた。それでは動画をどうぞ。
安倍晋三に淡い期待を抱いた人は残念でした。１０８兆円は財政出動ではないのである。あくまでも事業規模であり、政府が直接出す金「真水」ではないのだ。事業規模とは、「真水」を呼び水にして、民間企業の投資を促すというもので、その規模・効果が果たしてどのくらいになるのか予測できない、ということである。
つまり１０８兆円という数字に騙されてはいけないということ。そう言うぼくも実は、山本代表の解説を聞いてはじめて、その内容を知ったのである。という訳で山本代表に感謝しなければならない。
国会の野良犬よ、早く国会に戻ってきてくれ。
さてもう一本、１０８兆円の欺瞞性を鋭く突いた動画も是非見てもらいたい。作成したのは昨年１２月から精力的にYouTubeを発信している「じゅんちゃん」という２８歳の若者だ。
如何であろうか。とても２８歳とは思えないほど、本質を暴き出す知性に溢れているのだ。ちなみに彼のYouTubeは「哲学入門チャンネル」という名称である。思想家と自認するだけあって、哲学に造詣が深いようだ。
頼もしい若者の登場である。サルトルは『真理と実存』の中で、人間の意識は真理を暴き出すようにできている、と記述している。
安倍晋三はその逆をいく人間だ。とにかく本質を隠蔽したがる。物事の本質をはぐらかす。
「じゅんちゃん」が言うように、安倍晋三は元の思想が悪いから何をやっても悪い方向に行くのだ。多くの国民は真実を求めている。安倍晋三の巧言令色に騙されるな！
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