沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

2017-01-01から1年間の記事一覧

「狼魔人日記」を斬る:辺野古轢き逃げ事件に関して

昨日、午前6時前後、キャンプ・シュワブゲート前の歩道の縁石に座っていた男女二人が軽自動車に足を轢かれる事故があった。女性(83)は重症だという。軽自動車は、2人を轢いたあと、停車せずそのまま逃走した疑いがある。事実なら決して許してはならない悪…

安倍首相が共犯罪で逮捕される可能性が出てきた

加計学園の設計図が出てきてマスコミが騒がしくなってきた。図面に詳しい複数の建築設計士の鑑定評価によると、坪当たり単価は60万円から100万円位の間になるらしい。しかし文部科学省に提出された際の評価額は、150万円である。つまり50万円以上の建設費水…

民進党代表選は茶番劇以外の何物でもない

前原誠司と枝野幸男が民進党代表選に立候補した。安倍政権の支持率が急落した今、野党第一党の民進党に追い風が吹いているかというと、決してそうとは言えない。そうでないどころか、政界の液状化現象が始まっている中で、最も深刻なのは、国民の期待に答え…

「 西尾幹二のインターネット日録 」より

今月18日の産経新聞「正論欄」に掲載された西尾幹二氏の論考が「西尾幹二のインターネット日録」に全文引用されている。勇馬氏のコメントのおかげで内容を多少は知っていたが、いかんせん、産経新聞を購読していないので、全文が「日録」に掲載されるのは、…

米軍が最も恐れた男・その名はカメジロー

一年半ぶりに男は刑務所から出てきた。痩せてはいるが、ネクタイをきちんと締めたその凛々しい背広姿はダンディである。ハリウッドの二枚目スターに少しも見劣りしないほどかっこいい。右手を高く上げて、出迎えの群衆に笑顔で応えている。彼を見送る刑務官…

勇馬眞次郎氏のコメント「日本を衰退させる世襲政治家」

「西尾幹二のインターネット日録」の「フロンティアの消滅(六)」に勇馬氏が14日付と18日付のコメントを寄せておられる。刮目すべき見解に共感を覚え、できるだけ多くの人に読んでほしいと思い、勝手ながら、14日付のコメント全文を掲載させていただくこと…

沖縄の似非保守・我那覇真子が靖国神社で吠えた?

軽い鉄砲玉、我那覇真子が終戦記念日に靖国神社で演説した。例のごとく、実に勇ましい内容の薄っぺらな演説であった。戦後日本の堕落した風潮を指摘して、靖国に眠る英霊に申し訳ない、と健気にも涙ながらに聴衆に訴えたのである。そして、英霊を2度死なすわ…

橋下徹には失望した

橋下x羽鳥の番組での橋下徹の見解には大いに失望した。彼は、安倍首相が提案した憲法9条改正の案に賛成したのだ。つまり、9条の1項と2項を変えずに、新たに3項を加えて自衛隊を明記すると言う案である。彼と安倍首相の関係がどんなものか、ぼくは知らないが…

『経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか』

VFP(ヴェテランズ・フォー・ピース)の年次総会が、シカゴで開かれ、12日の全体会議で、琉球沖縄国際支部(ダグラス・ラミス会長)が提案した、「名護市辺野古や東村高江での米軍基地建設に反対する決議案」が全会一致で可決された。この記事を報じた今朝の…

辺野古闘争は日本の将来を占う歴史的闘争になる

安倍政権の欺瞞的性格と限界が、辺野古問題にあからさまに現れている。民主主義を装う独裁的体質。対米従属からくる軍事戦略の無理解、不勉強。民主主義の正統な手続きを経て、県知事選、国会議員選挙の全てで、辺野古新基地建設反対派が勝利したのにもかか…

朝堂院大覚が面白い、そして凄すぎる

日本刀を振り回す動画を初めて見た時、朝堂院大覚という人物は右翼の人間だろう、ぐらいにしか考えていなかった。しかし、その言動を注意深く聞いていると、その主張は、まさに正論ではないだろうか、と思うようになった。次第に興味が湧き、彼が登場する多…

許さない、渡さない、辺野古の海:13回目の辺野古

昨日、辺野古へ行った。普段、静かな生活を送っているので、辺野古行きは、ぼくにとって、嵐の1日となる。集団の一員になり、闘争に参加する。正直、辺野古行きの朝は、毎回心が重い。しかし、最低一週間に一度の参加を、自らの義務と課している以上、弱い心…

安倍政治を総括する

支持率が下がったから、内閣を改造する?国民を馬鹿にするのもいい加減にしろ。支持率低下の原因は、安倍晋三本人にあるのではないか。その傲慢さ、お坊ちゃん的性格、演説下手、国家理念の欠如、内と外で食い違う主張。彼の政治家としての欠点は、数え上げ…

上原康助氏の思い出

上原康助さんが亡くなられた。84歳。復帰前の1970年に行われた戦後初の国政参加選挙で当選した県代表の政治家が、1人また1人と鬼籍に入る中、上原氏は最後の1人となった。戦後初の国会議員となった7人の侍たちが当選証書を手にして、晴れやかな表情で映った…

権力に対する非暴力闘争:12回目の辺野古

昨日、辺野古へ行った。帰宅した時は疲労が激しく、すぐ冷たいシャワーを浴び、心身ともにスッキリしてから、のんびり夕食をとった。頭は何も考えることができないので、ブログは翌日書くことにして、早めの就寝となった。さて、県民広場に着いて暫くしてか…

田原総一郎の「政治生命を賭けた冒険」とは?

稀代のジャーナリスト、田原総一郎氏がマスコミを賑わしている。先週の金曜日、田原氏は安倍首相と昼食をとりながら会談した際、「政治生命を賭けた冒険」を安倍首相に提案したという。一時間を超える会談で、両者は食事に箸をつけることがないほど、熱心に…

死に至る政界の液状化現象が始まった

政治家の凋落が止まらない。稲田防衛大臣の辞任劇は、今の政治家に適応能力が欠けることを証明したが、それは氷山の一角に過ぎない。日本を取り巻く国際環境が激変する現代において、日本の殆どの政治家はあまりにも鈍感で、変化に対する適応能力、処理能力…

山路来てなにやらゆかしすみれ草

松尾芭蕉の有名すぎるこの句に出会ったのは、確か中学生の頃だったと思う。以来今日まで、ぼくの心を捉えて離れなくなった。単純なことを述べたに過ぎないが、その意味合いと色彩はどれ程歳月が流れようと、ぼくの内部で少しも色褪せることはない。奥州の山…

うない神:11回目の辺野古

沖縄語で「うない」という語の意味は、姉妹のことである。ぼくには3人の姉がいた。若年の頃、すぐ上の姉とは時々、口喧嘩することがあった。そんな時、母はよく「うない神(がみ)ンディチルアンドー」とぼくを諭したものだ。標準語に訳しにくいが、「姉妹は…

普天間・辺野古問題の欺瞞に騙されてはならない

昨日、辺野古のキャンプシュワブを人間の鎖で囲む大集会が開催された。参加したい気持ちを抑えて、ぼくは行かなかった。ラミス氏が所属するVFPの訪米カンパを支援するためだ。貧乏のため、あれもこれもというわけにはいかない事情による。今朝の新報に、集会…

勇馬氏に答える

勇馬様。鳩山元総理を、私は人間として全く信用していません。政治家を辞めて後、普天間移設の失敗を、彼は官僚のせいにしました。曰く、官僚は私のいうことを聞いてくれなかった。そして、岡田外務大臣、北澤防衛大臣、両大臣は私を助けようとしなかった、…

10回目の辺野古:久しぶりの米退役軍人

昨日辺野古へ行った。19時前の帰宅で、疲労が激しく冷たいシャワーを浴びた後、軽い夕食をとり、しばらくしてから早い眠りについた。昨日は、総勢18名であった。その中にラミス氏がいた。久しぶりに会うので正直嬉しい。バスの中で軽い挨拶を交わす。そのラ…

安倍首相の積極的平和主義はすでに破綻している

3年にわたる民主党政権に対する国民の期待があまりにも大きく外れたため、同政権に代わるものとして、再び自民党政権を望む声が出てきたが、それは必ずしも積極的支持とは言えなかった。少なくとも民主党政権よりはましだろう、という消極的期待にしかすぎな…

劉暁波は生きている

劉暁波は生きている。肉体は滅んでも、彼が残した言葉は今も生きている。中国共産党が自滅し、中国が民主化される日が来るまで、劉氏の言葉は民衆の中に生き続け、多くの人々に影響を与え続けるだろう。人間が人間である根本は、人間は自由である、というこ…

9回目の辺野古:99対1の巨大な壁

これまで特定の政治活動をやった経験のないぼくのような人間が、なぜ辺野古の反対闘争に自らの意志で参加することになったか。3年前の知事選はじめ、すべての選挙で辺野古移設反対派が勝利したにもかかわらず、沖縄県民の意思を無視して安倍政権は、新基地建…

勇馬氏に答える(7月6日の当ブログのコメントに対して)

勇馬様。論点はただ一つ、沖縄に海兵隊を駐留させる軍事的必然性があるかどうかです。ないとする私に対し、依然として貴方は多少の疑問を提示しています。今回のコメントにおける貴方の見解に触れながら私見を述べたいと思います。1.貴方は元航空自衛官、数…

本居宣長の言葉が意味するもの

二十代前半、精神的に悩んでいた頃、キリスト教に入信しようかどうしようか、と迷ったことがあった。新約聖書に記されたイエス・キリストの言葉は、悩める魂を救ってくれそうな気がしたからである。伝道に訪れたエホバの証人を家に招き入れ、彼らの話に耳を…

8回目の辺野古:我々はすでに精神的に勝利している!

昨日辺野古へ行った。帰宅後、疲労が激しくブログに書き込む余裕がなかった。昨日、県庁前広場で乗り込んだのは15名。高速インター前で3名加わり総勢18人になった。先週予告した、沖縄大学内の掲示板に辺野古行きを推奨するポスター作成の件の結果報告をした…

安倍政権の終わりの始まり

東京都議会選挙は自民党の歴史的大敗北で幕を閉じた。予想を大きく上回る無残な敗北である。原因は種々あるだろうが、自民党政治家の傲慢さに都民が耐えきれなくなったといえるのではないか。レヴェルの低さは政治家全般に見られる現象だとしても、特に我が…

7回目の辺野古:抵抗の遺伝子は確実に進化する

9時発の辺野古行きのバスに乗り込んだのは17名。先週より少ない。しかし、高速インター前で5人乗車したので総勢22名になった。本土からきてくれた人が4名で、初めてだと言う人が二人いた。久しぶりにマイクを握って、本土からきてくれた方に感謝の意を込めて…