沖縄よ! 群星むりぶし日記

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安倍の空虚で甘い言葉に騙されるな

投票日まであと一週間。選挙情勢はなお混沌としているが、そもそも今回の解散総選挙の本質を忘れることがあってはならない。米国による実質的宣戦布告による米朝戦争の只中において、その危機的状況を真正面から国民に訴えないばかりか、森友・加計学園問題で追及されるのを恐れるあまり、臨時国会で代表質問はおろか一切の審議も行わないで、冒頭で解散するという国会蔑視・国民無視の安倍首相の政治的無能がもたらす判断の誤りが原因である、ということだ。

解散などせずに、野党を説得して、臨時国会米朝戦争対策に絞って議論すべきではなかったか。迫力を持って説得すれば、森友・加計学園問題を一時棚上げすることに野党各党も同意するのにやぶさかではなかっただろう。もし首相提案を拒否すれば野党は国民から総スカンを喰らったはずだ。それほど米朝戦争は逼迫しているのだ。

年末にかけて米朝戦争はさらに緊迫するとの読みで、早めの解散を決意したとの報道もあるが、首相の任期はまだ一年ちょっとある。それなら解散せずに任期満了まで内閣と国会が協力して、米朝戦争に万全の対策を講じるべきだ。そのためにやるべき事は山積している。第一に核シェルターの建設。特に皇室の核シェルターは準備されているのかどうか。

電磁パルス攻撃による情報網壊滅に対する対応策は十分になされているかどうか。等々検討すべき課題は膨大である。しかも急を要するものばかりだ。

ところが頓馬な安倍首相は選挙演説でなんと言っているか。アベノミクスによる経済効果を数字の羅列でこれでもかとばかりに自慢する。しかも2年先の消費税の引き上げで学費の無償化を目指すなどと、いかにも国民受けするような人参政策をぶち上げている。こんなのは全て解散しなくても臨時国会の専門部会で審議できる事案ばかりだ。

安倍首相の今回の解散劇の目的ははっきりしている。自己保身のためだけのお坊ちゃん的悪あがきに他ならない。安倍首相の頭の中に国家国民は存在しない。あるのは自分を良く見せようとする子供っぽいパフォーマンスだけである。

鳩山由紀夫菅直人も最低の総理大臣であったが、安倍晋三は両者を上回る戦後の歴代内閣で最悪の頭の悪い総理大臣である。このような指導者をいただく日本国民こそ哀れである。