沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

堕落した公明党に対する徹底抗戦「れいわ新選組」のもうひとつの戦い

今日、「れいわ新選組」へ寄付金を送金した。今回で3度目となり、やっと予定の一万円に達した。

現在の時点で寄付総額は約2億6千万円になるらしいが、ぼくの予想よりだいぶ少ない。山本代表も街宣でさらなる寄付を必死になって訴えている。先立つ物がないとやはり苦しいのだろう。

組織を持つ既成政党とは異なり、草の根選挙の難しいところだ。投票日まで最低でも3億を超える寄付金が集まることを願うばかりだ。

さて選挙戦序盤から全力疾走する「れいわ新選組だが、その戦略には他の政党には見られない独自性がある。

驚嘆に値する戦略のひとつは、東京比例区に沖縄出身の創価学会員である野原ヨシマサ氏を擁立したことだ。

その意表を突く(他にもまだたくさんある!)大胆さには、正直ぼくも度肝を抜かれた。

野原ヨシマサという名前は、東京では全く無名に等しい。しかし沖縄では知る人ぞ知る、去る沖縄県知事選で、玉城デニー候補の対抗馬を支援する沖縄県公明党に叛逆して、玉城候補の演説場で、創価学会の三色旗を堂々と翻した本人である。

野原ヨシマサ氏の行動は大きな反響を呼び 、沖縄創価学会員が持つ票数の約3割が玉城候補に流れたというデータがあるくらいだ。

お陰で玉城現知事は沖縄県知事選史上、最大得票数を獲得する栄誉に浴したのである。

掛け替えのない辺野古の美しい海を埋め立てて、米軍(占領軍)基地を造る。そんなことを認めるわけにはいかないという多くの県民に押されて立候補した玉城デニー氏に対して埋め立て容認の相手候補を自民党と共に公明党が支援した。

自民党と連立を組む今の公明党は明らかに立党精神を捨て去った恥ずべき政党に成り下がった。これは隠しようのない事実であり、これに怒った野原ヨシマサ氏の魂がついに爆発したのである。

公明党のホームページを見ると次のような言葉が踊っている。

平和の党・<生命・生活・生存>を最大に尊重する人間主義・小さな声を聞く力

あまりにも白々しい。「小さな声を聞く力」という言葉はポスターの標語にもなっている。そのポスターは、ぼくが住んでいるところでも数多く見られるものだ。

全国の創価学会員は、堕落した公明党支援をただちにやめるべきだろう。明らかに日蓮の教えを逸脱して安倍自民党と弱者叩きに突き進んでいる。

安保関連法(憲法違反)・種子法廃止・水道民営化・TPP・カジノ法案・入管難民法改正法案、等々

これらの法律は全部、自公連立政権が成立させた売国法案だ。

経団連に忖度し、企業利益を最大限優先し、外国の金融資本家・投資家に対し市場を開放し、現場の労働者をコストとしか計算しない貪欲の新自由主義経済のためだけの売国法案の数々。まさしく亡国のグローバリズムそのもの!

自公連立政権がこのまま続けば、日本は内部から腐り(現に腐りつつある)取り返しのつかないところまで行き着く。そうなってからでは遅いのだ!

全国の創価学会員の皆さん、目覚めよ!公明党に猛省を突きつける第一弾が野原ヨシマサ氏の勇気ある立候補、そして当選させること。

ここまで書いたところで、「れいわ新選組」の事務所から新しい選挙用ポスターが届いた。24枚。横長で証紙が貼られている。 標語は「あなたを幸せにしたいんだ」

全部貼れるよう頑張ってみよう。野原ヨシマサ氏が訴える動画を下に掲載したので興味のある方は是非ご覧いただきたい。

 

www.youtube.com

沖縄に、否、日本に米海兵隊は要らない。抑止力とは全く関係ないから全面撤退しても日本の国防に少しも差し障りはない。

日本から米海兵隊が完全に撤退しても、日米の軍事力は世界最大・最強である。その日本(沖縄)に、いったいどの国が攻めいると言うのだろうか?

そんな物好きな国が仮に存在するとして、もし我が国(沖縄)を攻撃したら、たちどころに報復されて壊滅的な痛手を受けること必然である。

その確信があるから、ぼくは辺野古の埋め立てに反対するし、多くの県民も同じだ。

本来、平和の党であるはずの公明党は連立を解消してでも、辺野古埋め立てに抗議すべきだった。公明党は完全に変質した。

朱に交われば赤くなる。売国政党自民党と長く付き合ったおかげで、公明党は完全に堕落した。

その公明党を潰しに「れいわ新選組」から沖縄出身の野原ヨシマサ氏が立ち上がったのだ。

 

驚きの連続、「れいわ新選組」の政治哲学

れいわ新選組の立候補者の顔ぶれが凄い。

山本太郎はすいけ透やすとみ歩木村英子三井よしふみ野原ヨシマサ

辻村ちひろ大西つねきふなごやすひこ渡辺てる子(れいわ新選組のホームページ記載)

各候補者のプロフィールについては、れいわ新選組のホームページをご覧いただきたいのと、ライブ中継・動画の項目をクリックすることで、各候補者の演説の様子を見ることもできるので是非見て欲しい。きっとその凄さがご理解いただけるものと思う。

ぼくはずっと動画を追いかけて見ているが、とにかく驚きの連続で、これほどワクワクするような選挙運動を見るのは、おそらく初めての経験ではないだろうか。

確かに今までそれなりに感動を覚えた選挙はあった。自民党が野党に転落した細川政権民主党政権の時がそうだ。

しかし、今回は政権選択とはならない参議院選挙とはいえ、あの2度の自民党政権陥落の時とは明らかに質の違う感動を覚えるのである。

その感動の源泉の第一は、間違いなく山本太郎本人の政治姿勢から来る。

自公政権のあまりにも酷い堕落した政治に対する山本太郎代表の本気の怒り。彼の演説を聞くとそれがひしひしと胸に迫ってくる。

しかし怒りだけでは問題は何ひとつ解決はしない。自公政権を打倒するためには、彼らと根本的に異なる政策を打ち出す必要がある。

8つの緊急政策がその答えだ。

① 消費税は廃止

② 全国一律! 最低賃金1500円「政府が補償」

奨学金政令

④ 公務員増やします

⑤ 一次産業戸別所得補償

⑥ 「トンデモ法」の一括見直し・廃止

辺野古新基地建設中止

原発即時禁止・被曝させない

 いずれも自公政権が目をくれようともしない政策ばかりだ。しかしこれらの政策が全部実現すれば日本経済は間違いなく活気を取り戻し、人々は生きる希望を見出すことになるだろう。

怒りだけではない、国民の目線に沿った(みんなに忖度!)政策を立案する能力のある山本代表の政治姿勢に共鳴した9名の常識的異端者とも呼べる人たちが立候補者として名乗りを上げた。

そしてこの9名の候補者たちの個性が凄いのだ。一人一人の個性について説明する自信がぼくにはない。だから是非「れいわ新選組」のホームページをご覧いただきたい。

よくもこれだけ個性の強いメンバーを揃えたものだと、驚嘆し感動に打ち震え、いまだにまだ頭の中が整理できない状態のままだ。

難病のふなごやすひこ氏、重度障碍者木村英子さん。この二人の人選だけでも常軌を逸脱しているのに、他のメンバーも優れて既成のレールを外れた面々だ。

ただ言えることは、各候補者の立ち位置が、当事者としての性格が強いということだ。

山本代表が常に言っている「当事者の声を聞かずに当事者のことを決めるな!」という信念が特徴ある人選になったのだろう。

今回の胸騒ぎ、ワクワク感は2度の政権交代の時とは明らかに違う。結局のところ、あの2度の政権交代は代わり映えのしない政治家同士の争いに過ぎなかったのだ。

一言でいえば、コップの中の争い。

今回は根本的に違う。日本の戦後政治そのものが問われている感が濃厚である。与野党問わず既成政党の古い勢力と、「れいわ新選組」という全く異質の新しい勢力。

その構図を今のところ言葉ではまだ正確に整理できていないが、感覚がしっかり捉えている気がする。今のところまだ小さいが、地響きを感じるのだ。

今まで存在しなかった全く新しい勢力「れいわ新選組」に人々が雪崩をうって駆け寄る地響きを感じるのだ。

当然、ぼくの期待感がそうさせるのだろう。現実は思う以上に厳しいのかもしれない。勿論、そんなことは他の多くの人々同様、百も承知だ。

しかし、候補者の一人である大西つねき氏が言うように、真実を語る流れはもはや止めようがないのである。

 是非「れいわ新選組」のホームページに繋いで頂き、ライブ中継・動画をご覧いただきたい。今夜も新しいライブ配信があるはずです。

 

衝撃の「れいわ新選組」の立候補予定者、蓮池透・安冨歩・木村英子

「れいわ新選組の公認候補に蓮池透氏の記者会見を見た時、その意外性に驚き、山本代表の人選の真意を理解できないまま約ひと月が経過した。

気持ちが整理できない状態で驚きは次の人選で頂点に達した。ぼくの理解力をはるかに超える人選だ。

安冨歩

女装姿で立候補予定者が会見場に現れた時、一瞬目を疑った。「れいわ新選組の運命はこれできまった。the end.

疑念と落胆の気持ちで動画を見た。すると次第に気持ちが変化して自分の軽薄さを思い知らされる羽目になったのである。

自分の内部に巣食う偏見。女装姿の国会議員なんてありえないだろう!しかし、人間にとって大事なことは、外見よりも中身だという当たり前の真理を理解するのに時間はかからなかった。

蓮池透氏については多少(!)のことは知っていたが、安冨氏という人物はこの記者会見で初めて知ることになった。

政治の原則を現在の国民国家主義から子供を守ることに移行させる必要がある」と安冨氏が語った時、頭を棍棒でガーンと叩かれる衝撃を受けた。

安冨氏はまた、「人間が生きる目的は子供を守ること」だとも述べた。

これは非常にシンプルな言葉だが、意味するところは非常に深いものがある。日常生活に追われてややもすると忘れてしまいがちな生きることの目的。

子供を守ること

を政治の原則にしたら、現代社会が直面している様々な病理現象を正常に戻すことができそうな予感がするのだ。

安冨氏の思想をもっと理解したいと思い、満州について書かれた氏の本を一冊注文した。山本代表の人選にただただ驚嘆するばかりである。

www.youtube.com

安冨歩という常識外れの人選に驚かされたと思ったら、さらに驚愕させられる人選を見ることになった。

記者会見の場に仕切りの衝立が取り払われた時、姿を現したのは車椅子に横たわる重度の身体障碍の女性だった!

ぼくの頭の中は真っ白になった。重度の身体障碍者が国会議員に立候補!?

あり得ない、山本太郎は一体何を考えているのだ。しかし、衝立が取り払われる前、山本代表は次のように語っていたのだ。

生産性で人間の価値が計られるという社会に既になっていると思います。会社の役に立っているか、国のために役に立っているか、こういう空気が蔓延している社会は地獄です。生産性だけでなく存在するだけで人間には価値がある。

当事者抜きに当事者のことを決めるなということです。

紹介された人は木村英子さん。

これ以上の説明は不要と思われるので、できたら動画をご覧いただきたい。

www.youtube.com

山本代表のおかげで政治を見る目が変わりつつある自分に気付く。

政治だけではない。人間観、世界観が変わりつつあるような気がする。衝撃的な人選は山本代表にとっては、ごく自然なことだったのだ。

山本代表に多くのことを教えてもらっている自分がいる。改めるべきは自分の偏見、浅学の方だろう。

山本代表に心から感謝したい。

昨日でチラシのポスティングは完了した。そして追加のチラシが今日届いた。参議院選の告示日前日までにポスティングを終わらなければならない。

明日2時間ほど動けば充分だろう。外は暑いがいい汗をかくことになりそうだ。

「れいわ新選組の政治哲学を横に広げて浸透させ、社会のあり方を根底から変革しよう!

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「安倍帰れ!」慰霊の日に想う

土曜日の午後、「れいわ新選組」のポスティング用チラシ千枚が届いた。

街宣の動画で見たのと同じもので、表に12年前の山本太郎の顔写真(初々しい)と「みんなに忖度!」の文字。

裏は「政権取ったらすぐやります!」とあり、8つの緊急政策を取り上げている。

昨日は一人で四ツ折にする作業に勤しんだ。そして今日の午後から予定していた区域をポスティングして廻った。

あっという間に用意した百枚がなくなった。この調子だと追加で申請することになりそうだ。「れいわ新選組」の勢力拡大を真剣に願っているので、楽しくボランティア活動ができる。

昨年の県知事選挙のボランティア活動にも参加したが、あの時も真剣で危機意識がいいように作用し、活動そのものは楽しかった。正義のために動いているんだ、という快感!

よほど気が向かない限りぼくが政治運動に関わることはない。ボランティアという形であれ実際に参加したのは、昨年の県知事選挙が最初で、生まれて初めてのことだ。

そして今回の「れいわ新選組」のボランティア活動への自主的参加。

昨年の県知事選挙同様、ぼくの琴線を激しくかき鳴らす何かがある。巨大な不誠実に対する弱者の怒り。

玉城デニー山本太郎の怒りに、ぼくは共通項を見る。弱者の側に立とう、そして先頭になって戦おう。

両者の正義感と勇気に励まされて心が動き、微力を捧げようという気になったのだ。相手がどんなに強大であっても、やることが理不尽・不条理であるなら戦う他に我々が生き延びる道はないじゃないか。

真剣に楽しく「みんなに忖度!」を参議院選の公示日までポスティングしていくつもりだ。

さて、昨日は慰霊の日だった。

玉城デニー氏が知事となって初めて平和宣言を行い、安倍首相が昨年に続き挨拶文を読み上げた。

玉城知事の平和宣言は、過剰な基地負担の不条理を問い質す実直さがあり、その誠実な言葉は人の心を打たずには置かない。

琉球新報が全文を掲載しているので、是非読まれんことを。

 一方の安倍首相の言葉は、これはもう聞くに値しない代物だ。

この人、本当に日本人なのだろうかと疑いたくなる程、国語力が貧弱だ。下手な文章を棒読みするだけで、聞く人の胸に少しも響かない。

一国の宰相としての威厳もなければ寛容な精神もなく、教養も乏しく、普天間西地区を返還させた自慢話を挿入するという幼稚さ。

普天間西地区返還は20年前の SACO 合意で決まった事項で、安倍内閣の手柄じゃないだろう、ばか者!

今回だけじゃない。国会の答弁でも自分がやったことをなんでも自慢したがるのだ、この大馬鹿野郎は。

彼の言葉はあまりにも地元住民の心を逆撫でするので、居た堪れなくなった参列者から「安倍帰れ!」の怒声が飛び交ったのは当然すぎるほど当然なことなのである。

こんな大馬鹿者が総理大臣を6年以上もやっている日本という極東の衰退途上国家!

しかも安倍内閣の支持率は不支持率を上回っているというこの国の異常さ!

 これ以上何も言いたくない。

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緊縮財政派と積極財政派の仁義なき戦い

今から約8年前、ぼくは東京で暮らしていた。午後、外出しようとしたら突然マンションが大きく揺れた。

沖縄に比べると東京は地震が多い。慣れているつもりだったが、これまで経験したものよりはるかに巨大で、建物が完全に崩落するのではないかと恐怖を覚えるほど激しく揺れた。

東北大震災。

生まれて初めて経験する巨大地震。そして映画でしか見たことのない巨大津波。これだけでも想像を絶する光景なのに、福島の原子炉爆発が追い打ちをかける。

いったいこの国はどうなっていくのだろう?

心身が凍りつく不安な日々がはじまった。ひと月後、ぼくはふるさと沖縄に帰っていた。職場の同僚が言った言葉が今も耳に残っている。「帰れる故郷のある人はいいね」

それでも後ろめたい気持ちは少しもなかった。危険な場所から逃げてなぜ悪い。

しかし、東京を含む東北周辺の人々は、この先も同じ場所で生きていかなければならないのだ。当然それなりの覚悟が必要になる。その中に覚悟を決めて不条理に立ち向かう決心をした人間がいた。

山本太郎

若い一人の芸能人の目に、原子炉爆発がどう映ったか? 優先順位の第一は人々を被曝から保護することのはずだが、政治も企業もやっていることは保身にしか見えない。

山本氏はこの矛盾の正体を突き止めるために、積極果敢に行動を開始する。真実を言うと都合の悪くなる人々がいる。それが原因で山本太郎は芸能界を辞めざるを得なくなった。

山本太郎氏が政治を志す直接のきっかけとなったのは福島の原子炉爆発であったという事実を、ぼくは知らなかった。

下の動画は、山本氏が参議院議員に当選して間も無く取られたインタビューである。

このインタビューを見ると、山本氏の初心が少しも色褪せることなく、現在まで続いていることがわかる。

当選回数を重ねるごとに初心を忘れて保身に走る政治家が多い中で、山本氏のこの真っ直ぐな性格に惜しみない拍手を送りたい。

www.youtube.com

「新党 今はひとり」で出馬して参議院議員に当選。この時からすでに山本氏の政治目標、政治理念は明確だった。

国民のために働く。

当たり前のようだがこの国の政治家たちは違う。自民党経団連に忖度し、リベラル政党は労働団体に忖度する。決して国民全体に対してではない。

6年間の政治活動で山本議員は猛勉強して多くのことを身につけた。彼の動画をずっと追いかけている人間には分かる。

令和の新しい御世に、国民のために働くとはどういうことか? その結論が積極財政による「8つの緊急政策」である。

バブル崩壊の後、橋本政権は消費税を3%から5%へ引き上げた。これが直接の要因となり日本は地獄のデフレスパイラルへと落ち込む。

以来22年間、世界の主要国で経済成長率も賃金上昇率も最低のゼロ成長国家となった。

その原因ははっきりしている。政府の緊縮財政策である。国民の生活を底上げするような投資をしないばかりか、消費税を上げて(安倍政権は5%から8%へ引き上げ、10月に10%引き上げ確定!)国民の生活を余計に苦しくする。

この犯罪的な経済失策が続けば、明らかに我が国は衰退を極め取り返しのきかない底なし沼に陥ってしまう。

そうさせない為には、真逆の積極財政を実行する必要がある。その為に立ち上がったのが山本太郎議員率いる「れいわ新選組」であり、三橋貴明氏が提唱する「令和の政策ピボット」だ。

いずれも政府による積極財政出動によるデフレ経済脱却を訴えている。

しかし現在のところ圧倒的に緊縮財政派が多数を占めて有利な状態にある。安倍内閣財務省経団連、御用学者の面々、そしてあろうことか労働組合の連合までもが消費税10%への引き上げを政府に要請したというのだからたまらない。

やるかやられるか、生きるか死ぬか。すでに仁義なき戦いは始まっているのだ。いうまでもなく我々が立つべき場所は、「れいわ新選組」と「令和の政策ピボット」の側である。

 

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山本太郎の国防と天皇制についての感想

れいわ新選組山本太郎代表の街宣を伝える動画が途絶えて不審に思っていたところ、久し振りに15日に浜松市でおこなわれたものを見ることができた。

8つの緊急政策を中心に話を進める姿勢は従来通りだが、室内で行われたことも関係したのか、聴衆の質問も多岐に渡ったようだ。

それに対する山本代表の応答は期待以上のもので、彼がいかに日頃から様々な課題に関心を寄せてきたかが理解できる。

そしてこの日の質疑応答で注目すべきことが二つあった。

ひとつは、ある男性の国防に対する山本氏の見解を質すものだが、ぼくも国防については強い関心があり、山本氏の応答に注目した。

山本氏の見解は簡単明瞭だ。

専守防衛に徹すること  ② 米国が行う戦争には参加しない ③ 災害救助目的でのみ自衛隊を国外に派遣して世界に貢献する

いかにも簡単明瞭すぎるきらいはある。自衛隊の規模と憲法との整合性、国軍に格上げするのかどうなのか、日米安全保障条約の将来における展望など議論すべき課題は数多いが、そこまでの言及はなかった。

限られた時間で余裕がなかったせいもあるだろうが、いずれ詳しい見解が聞けるものと期待しつつも、山本氏の考えに今のところ基本的に賛成だとだけ述べておきたい。

もうひとつは女性の質問で天皇制についてどう思うか、というものであった。政党名に元号を使うのはどうなのか、とも聞いてきた。

恐らく質問した女性はリベラル思想の強い人ではないかと思われる。対する山本氏の答えは、実に軽妙洒脱なもので面白く、思わずプッと吹き出してしまった。

私は陛下にラブレターを渡したものですよと言えば全部終わるのかなと思うんですけど・・・

山本太郎議員の陛下へのラブレター。

2013年10月31日に催された秋の園遊会で、参議院議員に当選したばかりの初々しい山本議員が、福島の原発事故の現状を訴えるため、陛下に手紙を直接渡したことがあった。

手紙は侍従長が預かることになったが、この出来事は政界だけでなく大きな社会問題になる。あらゆる方向から山本議員を非難罵倒する声が集中したのである。

山本太郎と陛下への手紙 - Google 検索

ぼくもニュースであの時の映像を見た記憶があるが、若い山本議員のかしこまった表情と、手を差し伸べて手紙を受け取ろうとする天皇陛下の嬉しいような困惑したような表情が印象として残っている。

記者の取材に対して当時の山本議員は次のように答えている。

原発事故での子供達の被曝や事故収束作業員の劣悪な労働環境の現状を知って欲しかった・・常識的には失礼にあたるかもしれないと思ったが、禁じられているとは聞いていなかった・・陛下を政治利用したことにはあたらないが、どうレッテルを貼ってもらっても結構だ

あれから約6年が経過して、自分の行動を総括した山本議員の天皇制に対する見解は、質問者に対する次のような応答を見ると明快である。

私自身も助けていただいています。お手紙を渡したあとに銃弾が送られてきました。銃弾が送られたことに対して、陛下は山本の身の安全を憂えている、という意味のことをおっしゃられた

その後、山本議員を追いかけていた黒いバスは来なくなったという。山本議員がどこへ行くにも「ターちゃん、ターちゃん」とマイクで呼びながら追っかけ回していたらしい。それが陛下のお言葉の後来なくなった。

天皇制を狂信する右翼なんてたかだかこんなものだ。

山本議員の話からはっきりするのは、彼は極めて常識的に物事を考えるということだ。

天皇制をどう思うかと問う質問に対して、少しも観念的な思考に陥ることなく、決して背伸びするわけでもなく、現実に即した見方をする。

政治家に限らず、すべての人間にとって精神の柔軟性は極めて重要な要素だ。山本議員がこれだけの応答ができるというのは、彼の頭脳がどれだけ既成観念にとらわれない柔軟性に満ちているかの証明でもある。

これからの日本を引っ張っていく資質を持つ山本太郎が率いるれいわ新選組のメンバーを出来るだけ数多く国会に送るために応援を惜しまないつもりだ。

沖縄でいつ街宣をやるか情報がなかなか来ないので、ポスティング用のチラシを千枚、ホームページにつないで注文した。様子を見ながら追加注文をすることになるだろう。

当ブログをご覧の方で沖縄在住の方がいたら、れいわ新選組のポスティング用チラシを是非注文して配布していただきたい。

そうだ、忘れていた。政党名に元号を使うことに疑問を呈した女性に対する山本議員の応答のひとつは、図に描かれた猫の肉球をみてください、だった。 

古い上着よさようなら、古い政治よさようなら!!


れいわ新選組代表 山本太郎街頭演説 2019年6月15日 浜松市

 

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安倍晋三の外交能力はゼロ、否マイナスだ

「シンゾーしかいない」

来日したトランプ大統領の要請を受けて、安倍首相はイラン訪問を決意した。無二の親友ドナルドの要請を断るわけにはいかない。環境整備を図るために、中東諸国の首脳級に相次いで電話をかけた。 

6月8日の産経新聞の記事は、「現職首相のイラン訪問は昭和53年の福田赳夫氏以来、約41年ぶり」などと持ち上げているが、期待を大きく裏切る無残な結果に終わった。

イランの最高指導者ハメイニ氏との会談の折、ホルムズ海峡を航行していたタンカーが何者かによって攻撃された。日本の会社が運用するタンカーだから、事件を知った安倍は絶句したに違いない。 この事件をGuardian紙が詳しく報じた。

The incidents also added to security fears over oil tankers travelling through the strait of Hormuz - a chokepoint for the global oil and gas trade - and appeared to have ended a Japanese - led mediation effort between Tehran and Washington.

この事件で、日本によるイランと米国の仲裁は失敗に終わった。

The incident took place on a day when iran's supreme leader, Anatollah Ali  Khamenei, bluntly rejected the proposal of a resumption of US - Iranian talks, as suggested by Japan's prime minister, Shinzo Abe, on a visit to Tehran. Abe widely thought to have the blessing of Donald Trump in offering to open a channel of communication between the US and Iranian leaders.

But after Khamenei's rejection and the tanker attacks, the US president followed suit, posting a tweet saying: " I personally feel that it is too soon to even think about making a deal. They are not ready, and neither are we ! "

事件が起きたのは、イランの最高指導者ハメイニ氏が、安倍首相の提案、米国とイランの対話再開をあからさまに拒否した日だった!

対するトランプ氏のツイートは全く他人事のようだ。「取引するには早過ぎた。彼らも我々も準備が足りなかったのだ

Khamenei dismissed the notion of talks with the US, saying in a series tweets : " I do not consider Trump as a person worth exchanging any message with and I have no answer for him, nor will I respond to him in the  future. "

He said Iran had no plan to build nuclear weapons, but if it wished to do so, the US would be unable to stop it. Pompeo said the attacks on the tankaers were intended as an insult to the Japanese leader. " Iran's supreme leader rejected Abe's diplpmacy today by saying he has no response to President Trump and will not answer " he said.

ポンペオ氏曰く、タンカーへの攻撃は日本の首相を侮辱する目的で成されたものだ。

ガーディアンの記事から浮かび上がってくるのは、安倍首相に仲介役を依頼した米政権のよそよそしい態度と、イランと米国に挟まれてなす術を知らない可哀想な日本の指導者の姿である。

ハメイニ氏に拒否される前のロウハニ大統領と安倍首相の共同会見の模様を産経新聞が報じている。

その中で安倍首相は次のように述べている。

ここまでの道のりは長かった。でも、ここからの道のりは広くて見晴らしの良い、景色の良い道になるはずだと私は確信しています。

しかし、現実は小説よりも奇なり。

その後、最高指導者ハメイニ氏に仲裁案をあからさま(bluntly)に拒否され、さらに日本のタンカーが攻撃を受けるという、これ以上考えられないような屈辱を浴びせられたのだ。

まるでイランと米国が共同でシナリオを書き、安倍がまんまとそれと知らずに罠にはまった。勿論ありえない話だが、ほんとうだとしても、ちっともおかしくない気がするから不思議だ。

泣きっ面に蜂の安倍晋三。19日には党首討論が予定されているらしい。今回の屈辱から何の教訓も得ず、相変わらず質問の核心をはぐらかし、空威張りする子供のような姿を見るのかと思うと気が重くなる。

さらに恐ろしいことは、安倍内閣の支持率が4割以上あるという信じられないような現実だ。この国はもう終わっているのかも知れない。

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