沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

保守か左翼リベラルかと問う議論の不毛性

六月二日、新潟駅前で「れいわ新選組山本太郎代表の街宣があった。

その時、聴衆の一人である女性と山本代表の間で、注目すべき応答が交わされた。女性は質問というよりも、次のような興味深い提案をしたのである。

保守思想の方を一人でも(候補者に)入れて欲しいなと思っているんです

それに対する山本代表の答えは、あらまし次のようなものだった。

僕を左翼と呼ぶ人がいるが、左とか右とかは私の人生の中でキーワードではなかった。僕の中でそんなことはどうでもいいことで、勝手にカテゴライズしないで欲しい。はっきり言って、僕はフリースタイルなんですよ。

山本代表が応える姿勢に深刻な様子は少しもない。むしろ明るい雰囲気で余裕すら感じられた。ぼくは、山本氏の答えに共感を覚える。

今の日本で、保守かリベラルか、左翼か右翼か、という仕分け論争ほど不毛なものはない。なぜ不毛と言えるか、具体的事例を見るとはっきりする。

例えばチャンネル桜水島総氏。

彼は保守を自認しているが、沖縄に来ると辺野古米軍基地建設(進行中)を容認する態度をとり、辺野古の現場まで足を運んで反対派に説教を垂れる、ということをここ数年の間、毎年繰り返している。

外国の軍隊の駐留を認める保守とは、一体如何なるものだろうか?水島氏が似非保守に過ぎないことは、はっきりしている。付け加えると、彼は東京では「自主防衛論」者だ。

社長がこんな体たらくだから、沖縄支局「沖縄の声」のキャスターが全員似非保守なのは当然である。彼らは在沖米軍大万歳なのだ。

一方のリベラルはどうか?

例えば乗松聡子女史。

彼女は辺野古米軍基地建設には反対で、そのために様々な活動をしている。そのことに対して、ぼくは敬意を表する者だが、しかし、彼女は「天皇制」に反対である。

反対というような軽いものではない。皇室を貶める論陣を張っているのだ!

保守の水島氏とリベラルの乗松女史。

例として二人を挙げたが、今の日本の保守とリベラルを考えた場合、その姿勢の度合いの濃淡を別にすれば、殆どが似たり寄ったりだ。

この現実に鋭いメスを入れ、その形態を明快且つ的確に定義した人がいる。鬼才・佐藤健志氏だ。

右の売国、左の亡国

同名の佐藤氏の著書を是非購読されるよう推薦したい。日本人なら誰一人、売国者になってはならないし、亡国者になってはならないはずである。

真にこの国に生きる人々を愛するなら、保守派かリベラル派か、などと自らあるいは他者を分類することほど不毛なことはない。

れいわ新選組」が提唱する「8つの緊急政策」を実現させるためには、左も右も関係ないのだ。

山本太郎議員が言うように、左・右に関係なくこの国に生きる人々を救うために真剣に取り組む人々が、幅広い層から結集することが大事なのである。

右の売国、左の亡国にならないためにも。

下の動画の13分経過した頃にある女性の提案に対する山本代表が答える場面があるので、興味のある方は是非ご覧頂きたい。


れいわ新選組代表 山本太郎 街頭演説 新潟駅万代口② #山本太郎 #れいわ新選組

 

 

この国が集団自殺に追い込まれないために

 

今日の午後、近くの郵便局で「れいわ新選組」へ寄付金を送金した。

これで2回目。あとひと押しで一万円。来月の参議院選挙(衆参ダブル?)の告示日迄には一番上の目標額10億に達して欲しい。

昨日は、相模大野駅前で山本太郎代表の街宣があった。動画を見るたびに感じることだが、「れいわ新選組」が大ブレークする予感がして仕方がないのだ。

何と言っても山本太郎の人間的魅力が大きい。誠実で親しみが持てる。よく勉強している。正義感が強い。勇気もある。ユーモアのセンスがある。人を惹きつける演説ができる。

彼のような指導者の出現を多くの人々が待ち望んでいたのではなかろうか。たった一人で「れいわ新選組」を立ち上げて、全国を駆け回って街宣で政策を訴える。

そして聴衆のどのような質問にも真摯に答える。このような政治活動を実践した政治家が今迄いただろうか。並みの政治家だと、そのリスクに尻込みするのがオチだろう。

答えに窮する情けない姿を大衆の面前に晒したら、自身の経歴に傷がつき、次の選挙が危うくなる。保身の意識が強いほとんどの政治家にそんな勇気などない。

しかし、山本議員はそれぞれの質問に対して、期待以上の答え方をする。膨大なデータの蓄積と思考に柔軟性がなければなし得ないことだ。

6年間の国会活動で山本議員は、この国の病巣を突き止めて、どうすればそこから回復できるか、その処方箋を得る努力を重ねてきたのだ。

その答えが「8つの緊急政策」となって結実した。

① 消費税は廃止

② 全国一律!最低賃金1500円「政府が保証」

奨学金政令

④ 公務員増やします

⑤ 一次産業戸別所得補償

⑥ 「トンデモ法」の一括見直し・廃止

辺野古新基地建設中止

原発即時禁止・被曝させない

れいわ新選組」のホームページの政策欄を見ると、各政策に詳しい解説がついているのと、他の政策も載っているので興味のある方は是非ご覧いただきたい。

政策 | れいわ新選組

8つの緊急政策」が実行に移されれば、この国の経済が再生することは間違いない。国民の目に光が射し、人々は自信を取り戻し始めることだろう。

まだ先のこととは言え、参議院選挙が目前に迫ってきた。消費税10%への引き上げを延期ないしは凍結としか言えない野党は、恐らく勝てないだろう。安倍内閣の支持率が安定している現状を考えると、惨敗の可能性すらある。

そうであるなら、本気で本音を語る「れいわ新選組」を多数国会に送り込む以外にこの国を救う道はないはずだ。

れいわ新選組」の国会議員と支持者が増えれば増えるほど、既成政党に大きなプレッシャーをかけることができ、政治に緊張感が生まれ、国民のための政治とは何かが改めて真剣に問い直されることになるだろう。

遠い道のりだが、「坂の上の雲」に至る道筋を示してくれた山本太郎率いる「れいわ新選組」を最大限応援しよう。

 

 

 

『令和の政策ピボット』へ賛同者登録をしよう!

三橋貴明氏が主宰する政策集団『令和の政策ピボット』が賛同者を募っている。

現在のところ17387名が登録しているが、その内、沖縄県からも181名の登録者がいる。意外に多い。

ぼくも、今日登録した。三橋氏の言動にずっと注目し、その政策を検討してきた結果である。

登録は簡単だ。名前と県名を記入するだけでよい。一人でも多くの賛同者をと思い、下に登録サイトを載せた。興味のある方は是非ご覧いただきたい。

『令和の政策ピボット』の三大方針

反・緊縮」「反・グローバリズム」「反・構造改革

に沿った具体的政策を政治が実行できるか否かで、日本がこのまま衰退の道を歩むのか、あるいは復活への足掛かりとなるのかが問われる、非常に大きな意味をもつ。

この三大方針に照らすと、安倍内閣が進める諸政策がいかなるものか、はっきりと浮かび上がってくる。

緊縮・グローバリズム構造改革安倍内閣の政治理念である。鮮やか過ぎるほどに令和の政策ピボットと真逆だ。

田中角栄ロッキード事件で葬られた後、緊縮・グローバリズム構造改革を推進する勢力が少しずつ頭を持ち上げ始めた。

バブル崩壊(仕組んだのは一体誰だ?)。その直後、千載一隅の好機とばかり、太平洋の彼方から禿鷹ファンドが一気呵成に日本の金融資産を襲った。

あの時から日本弱体化の幕が切って落とされたのだ。

そして小泉政権の時、緊縮・グローバリズム構造改革路線は決定的となる。日本はデフレスパイラルに陥り、20年間、経済成長しない珍しい国家として現在に至っている。

この国の病の深刻さは、与党・野党問わず、緊縮・グローバリズム構造改革路線を踏襲していることにある。

消費税を10%へ引き上げる決定を下したのは、民主党政権の時だ。TPPしかり。政党だけではない。

なんと連合の相原康伸事務局長は、岸田政調会長に対し、消費税の10%への引き上げを着実に実施するよう要請書を手渡した、というのである。

実に恐ろしいことである。この国の政治家も労働組合の幹部も狂っているのだ。だから20年間も経済成長しないで、国民は疲弊する一方だ。

今の状況が続くと、日本は確実に死ぬぞ!

死んでは堪らないから、ぼくは『令和の政策ピボット』へ賛同者として登録したのだ。掃いて捨てるほどの評論家がいる今の世で、日本を救う政策を訴えているのは『令和の政策ピボット』だけである。

そしてその政策を理論的支柱として、政治活動を展開している山本太郎議員の『れいわ新撰組』も日本救済を訴えている。

山本議員の動画をずっと追いかけて見ているが、寄付金も順調に集まっているようだし、立候補の応募者も100人を超えたらしい。

来月の参議院選挙(ダブル選?)で国政のキャスチングボードを握るほどの勢力を『れいわ新撰組』が握れば、必ず今の堕落した政治を変えるきっかけとなる。

『令和の政策ピボット』と『れいわ新撰組の勢力拡大に参加せよ!

推奨サイト 

チョイさんの沖縄日記

海鳴りの島から

うちなーありんくりんTV - YouTube

Osprey Fuan Club うようよ対策課 

三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」

https://www.reiwa-shinsengumi.com

 

 

辺野古移設より合理的な代替案

うちなーありんくりんTVのゆうぞう氏が辺野古に代わる普天間飛行場移設の代替案を提案している。まずは動画をご覧いただきたい。

www.youtube.com

九州にある航空自衛隊基地、新田原基地築城基地。 

築城基地新田原基地をいずれかの基地に統合して、残った基地を普天間飛行場の代替基地とする、というのがゆうぞう氏の主張だ。

実際のデータと事実関係を踏まえた同氏の提案は、大筋において筋が通っている。

大胆にして刺激的、かつ合理的、そして現実的である。なぜそう言えるか?

同氏の提案を要約すると

①滑走路の長さの違い:普天間飛行場2700メートル 辺野古1800メートル

          :新田原飛行場2700メートル

②両基地は既存施設だから埋立てる必要がない

海兵隊を運ぶ強襲揚陸艦佐世保基地にあり、辺野古よりも迅速に運用できる

辺野古の大浦湾側は超軟弱地盤が広っがっているため、不可能に近い難工事となる

辺野古移設と比較して新田原・築城基地への移設の方が、予算は遥かに少なく工期は極めて短期間で済む

これら諸要件を検討すれば、ゆうぞう氏の提案が、辺野古移設より数百倍も優っていることがお分かりいただけるものと思う。

辺野古新基地の滑走路の短さについては、海兵隊の中枢部からも批判の声が上がっている。これは致命的欠陥だ。

さらに超軟弱地盤を埋め立てる難工事。工費は当初案よりも莫大に膨らみ(国民の血税!)工期は何年掛かるのかさへ定かではない。

しかも、今後提出されるであろう設計変更を玉城デニー知事は認可しないと明言している。

こんな欠陥だらけの公共工事なんてあり得ない!と言うのが県民の本音だから当然だろう

それでも沖縄基地負担軽減担当大臣(!)の菅義偉は今も「辺野古が唯一」としか言わないのだ。

異常な体質をした政治家としか言いようがない。安倍晋三しかり、岩屋毅も同じだ。全員が売国奴政治家だ。

彼らの罪の大きさは、日が経つにつれ明確になり、当然の報いを受けることになる。

その時が来るまで、沖縄県民が辺野古埋め立て阻止を諦めることは絶対にない。

推奨サイト 

チョイさんの沖縄日記

海鳴りの島から

うちなーありんくりんTV - YouTube

Osprey Fuan Club うようよ対策課 

三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」

https://www.reiwa-shinsengumi.com

 

政治も軍事も劣勢だが、日本は文化面で米国より優位に立つ

トランプ大統領が来日した。異色の大統領だけに、色々と興味深い話題の提供に事欠かないようだ。各種メディアの報道によると、安倍首相とトランプ大統領は非常に相性が良いとされる。

今回も例のごとくゴルフを楽しんだ後、共に大相撲を観戦して優勝力士に米国製トロフィーを授与するという史上初の快挙までやってのけた。そして居酒屋での会食。

歴代の大統領にはない、この気さくな性格は日本人に好意的に受け入れられることは間違いないだろう。人気取りに余念のない安倍首相の演出を割り引いて考えても、表向きは間違いなく上出来と言える。

しかし政治力も軍事力も米国に劣る我々日本人としては、大いに警戒する必要がある。表向き演出に目が眩んではならない。トランプ大統領の最大関心事は日米貿易の不均衡是正にあるからだ。

日本は米国が抜けたことで自ら主導権を握り、11カ国によるTPPを成立させた。

狡猾なトランプ政権はここに目をつけた。最低でもTPPの基準を下回らない農産物の関税率引き下げを要求してくる。目的を達成するための小道具も用意した。

交渉成立の期限を参議院選挙(衆参ダブル選挙?)後としたのだ。これで「シンゾウ」に貸しができる。「シンゾウは俺の要求を飲まざるを得ないだろう」

合理主義者ビジネス大統領の面目躍如だ。America First!

日米FTA交渉は予定通り成立し、日本経済は国際金融資本家・投資家達グローバリストの強欲に晒されるだろう。外交も防衛も米国に従属する国家のあまりにも哀れな姿!

しかし、その米国の内情は想像以上に病んでいるようなのだ。その一端をUSA TODAYが伝えている。

米国の退役軍人は約6千万人。その内、自殺者が毎年約2千人に上るという。ベトナム戦争イラク・アフガン戦争などに従事した後に帰還した多くの退役軍人は深刻な精神的トラウマを患い、メンタルケアを担う政府機関の予算不足・人材不足が原因で、正常な市民生活に適応できないまま自殺に追い込まれるらしい。

軍事大国の病み(闇)を考える時、我々は実に様々なことに思い至る。まず米国の国家としての成り立ち。歴史を紐解くと、西欧からやってきた白人たちは、大陸の先住民インディアンを虐殺することで大陸の資源と富を独占し、領土を拡大しながら現在の米国(United States of America)を形造った。

アメリカ合衆国誕生の物語には、暴力と殺戮と不正義が色濃く織り込まれている。大陸にやってきた白人達の先祖も戦争に明け暮れていたと思うと、暴力と殺戮は遺伝子として米国人に受け継がれたのではないか、と憶測せざるを得ない。

しかも先住民を虐殺したという不正義が加わる。退役軍人に自殺者が多い事と深いところで繋がるように感じるのは、ぼくだけだろうか?因果応報。

米国が国家として誕生して250年にも満たない。こんな若い歴史の人造国家が、世界の覇権国として永続できるはずがない。既に内部から崩壊の音が聞こえている。

どれほど経済的に豊かであろうと、道徳心がなければ、社会も国家も上手く行くはずがないのだ。

さて話は一転して、文化はどうであろうか。

文春オンラインが非常に興味深い記事を書いている。日本と西欧文化の違いが浮き彫りになる内容である。

トランプ大統領夫妻は、皇居において天皇・皇后両陛下と会見された。

その時の様子を文春は次のように書いている。

世俗的な欧州の王室にはない鎮まって凛とした空気。広い大きな空間に余計な装飾は一切なく、品のいい花瓶が一つ置いてあるだけ。贅沢な装飾をこれでもかと重ねていく米欧のインテリアとは対極にある、質実で堅実なミニマリズムの美だ。

そこに日本人の精神的ありようを見る賓客は多い。

果たしてトランプ大統領はどのように感じ取っただろうか?安倍首相が大統領に当選したトランプ氏を初めて訪ねた時のことを思い出す。

安倍首相が会見したトランプタワーの居宅は、内装が金ぴかの贅沢品で溢れる雰囲気に包まれていたのだ。文春の記事は続く。

皇室にはどこの元首の館にもない原則が徹底している。それは「誰に対しても差別せず平等に、最高のおもてなしで接遇する」との両陛下の姿勢を反映した原則だ。

宮中晩餐会はフランス料理にフランスワインと決まっているが、ワインは常に最高級品が出される(白はブルゴーニュ地方、赤はボルドー地方、シャンパンは祝宴のときの定番のドン・ペリニョン)。

これは米国であろうと、アフリカの小国に対してであろうと変わらない

残念ながらトランプ大統領はアルコールは嗜まないから、ワインに興味はないだろう。しかしこれはすごいことなのである。米ホワイトハウスも、英バッキンガム宮殿も、はたまた仏大統領官邸のエリゼ宮でも、時刻との関係性によって待遇に差をつけるのは普通のことだ。

自国にとって大事な国であればより高級なワインを出すし、さほど重要でない小国であればそこそこのワインですます。政治の世界では差をつけることは当たり前に行われている。

しかし、皇室はこうした政治性から一線を画しているのである

文春の記事は続いて、オランダと皇室の関係にも触れているが、長くなるので要約すると、先の大戦で日本軍はオランダの植民地だったインドネシアに攻め入ってオランダ軍を制圧したが、強制収容所に入れたオランダ人約13万のうち、栄養失調や病気などで約2万2000人が死亡した。

この出来事が理由となって戦後長い間、オランダ人は日本を憎んだ。この憎しみの感情を政治の力で解きほぐすことはできなかったのだが、天皇皇后両陛下が2000年にオランダを訪問された際、4日間の滞在でとった天皇皇后両陛下の行動がオランダの世論を大きく動かして、日本に対する憎しみの感情は消えて友好へと変容したのだった。

ぼくはこの時の映像を見たが、両陛下の自然で真摯な行動は人々の心を大きく揺り動かすものだった。皇室には良い意味で不思議な力が宿っているのだ。

文春の記事は次のように結んでいる。

究極のところ皇室外交は、天皇、皇后の人間力に負っている。両陛下の振る舞いやお言葉が、訪問国の人々の間に日本のよきイメージを浸透させ、これが国と国との友好的な雰囲気を醸成する。

日本は皇室だけが輝いているのではない。日本の伝統文化が皇室を育んできたのだ。皇室と国民は一体である。質素、誠実、正義感、金銭よりも知識に対する貪欲さ、生産に対する執着心、これらは古来より日本人に備わっている民族的特質である。

日本は文化において、欧米諸国を圧倒しているのだ、と断言したい。

あとはだらしのない政治を本来のあるべき姿に戻すことだ。軍事はともかくとして、政治がいつまでも劣勢のままで良いはずがない。

米国と対等に渡り合える政治を1日も早く構築することだ。そのための端緒となるのが、「令和の政策ピボット」と「れいわ新撰組」が掲げる積極的財政出動によるデフレからの脱却、日本経済の復活である。

推奨サイト 

チョイさんの沖縄日記

海鳴りの島から

うちなーありんくりんTV - YouTube

Osprey Fuan Club うようよ対策課 

三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」

https://www.reiwa-shinsengumi.com

 


三橋貴明氏を財務大臣にして日本経済復活を!


三橋TV第95回 【MMTで弱者救済、国防強化、ILC建設を!】

前回に続いて三橋貴明氏の動画を掲載させていただく。今回は三橋TVから。

この中で三橋氏は、財務省が最も国民に知られたくない(らしい)財政システムについて明らかにしている。

OMF(Overt Monetary Financing 明示的な貨幣供給)

専門用語で分かりづらいが、きれいな図を使いながら説明してくれているので、ぼくのような経済の素人にも理解しやすい。

内容を要約すると

  • 政府は国債を発行しなくても貨幣を供給できる
  • 日本銀行財務省証券を渡して日銀当座預金を発行してもらう
  • 統合政府(日銀+政府)内でのやり取りだから返済の必要なし
  • 税金の徴収も国債の発行も要らない

これが事実なら夢のような話である。間違いなく日本の経済にメガトン級の衝撃波をもたらすことだろう。社会の大変革を引き起こすほどの衝撃波だ。

三橋氏も指摘しているように、弱者救済の切り札にもなり得るのだ。それどころか、運用次第では日本経済を半永久的に成長させ続けることさへ可能である。

そこで疑問が湧いてくる。政府は無限に財務省証券(例えば100兆円)を発行できるのか?

答えは「できる」。ただし条件付き。悪性インフレにならない規模で、という条件が付く。まともに経済運営できる能力が政府にあれば、なんら問題ないという話。

にも関わらず、なぜ政府はこの夢のような財政システムを使わないのか?

実に不可解である。財政法4条の制約を律儀に守る財務官僚のせい?日銀に隠然たる影響力を持つらしいロスチャイルド家の影?

凡人の想像を超えて闇は深いのかもしれない。しかし仮に闇の奥深く、悪魔が存在するとしても、光を照射すればよいだけの話だ。闇は消えて、悪魔はひっそりと退散せざるをえなくなるだろう。

三橋氏が強力な投光器を用意してくれた。次は勇気と決断力のある政治家の出番だ。政治が動かなければ、夢の財政システムは夢のままで終わってしまう。

れいわ新撰組」に国会でキャスチングボートを握るほどの勢力を与えて、三橋貴明氏を財務大臣に指名してもらおう!

推奨サイト 

チョイさんの沖縄日記

海鳴りの島から

うちなーありんくりんTV - YouTube

Osprey Fuan Club うようよ対策課 

三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」

https://www.reiwa-shinsengumi.com

 

「れいわ新撰組」を援護射撃する三橋貴明の名演説


「日本の未来を考える勉強会」ーMMTポリティクス〜現代貨幣理論と日本経済〜ー令和元年5月17日 講師:経世論研究所 所長 三橋 貴明氏

他の生物と比較した場合、人間存在に特徴的なものは、自然界には存在しない幻想を自ら作り出す能力にあると言えるだろう。

その産物で最大の力を発揮するのは貨幣と言葉である。いずれも自然界には存在しない。人間の幻想が付着して初めて意味を持つ奇跡的存在だ。

貨幣から幻想を取り除いたら、ただの金属かあるいは一片の紙切れにしか過ぎない。魔力はきれいに雲散霧消する。

言葉から幻想を取り除いたら、ただの模様あるいは空気の振動でしかない。魔力は存在一般に還元されて完全に消滅する。

物自体としては何ら使用価値を持たない貨幣と言葉は、社会の内部で流通することによって、それぞれが独自の役割を発揮する。

誰でも知っているように、その力たるや人間社会に壮絶な影響を及ぼし、絶えずその根底を揺さぶり続けている。

貨幣は扱われ方次第で人間を滅亡に追いやることもあれば、バラ色の幸福な世界へと誘うこともある。

言葉は、使い方いかんで、人間を不幸にも幸せにもする。言葉が持つ不完全で限定的な意味作用の特性が原因で戦争の引き金となり、人類を滅亡させる誘因にもなり得る。

一定の規模を超えると生みの親・人間の手を離れて、逆に人間に命令を下す。貨幣と言葉は、まさに人間の幻想が生み出した魔力を持つモンスターなのだ。

人類を生かすか殺すかの瀬戸際まで追いつめる力を秘める貨幣と言葉を「幻想の実践的惰性態」と名付けたいくらいだ。

前置きが長くなったが、ぼくは以前より、幻想の産物「貨幣と言葉」の全体像を捉えてその本質を見極めたいと願ってきた。今もその途上にあるのだが、困難極まるライフワークだと思っている。

さて、そんな個人的な事情がある中で、貨幣の本質について分かり易く教えてくれる人物が現れた。三橋貴明氏である。

上の動画をご覧頂きたい。今月17日に国会議員に対して行われた三橋氏の講演である。その中で特に注目すべきは、次のような発言だろう。

政府が国債を発行するとき、民間の預金を借りるのではなく、日本銀行当座預金を借りている

ぼくはこの事実を知る以前は、国債発行には民間の預金が当てられていると信じ込んでいた。だから財務省や多くの国会議員が訴える政府の財政危機を長い間疑うことはなく暗澹たる気持ちでいたのだ。日本が財政危機から脱出するのはほとんど不可能に近い!

しかし実際のところはそうではなかった。財務省は嘘をつき続けていたのだ!

そして不勉強の国会議員達は財務官僚に、何十年もの長い間、騙されてきたのだ。なんと情けない!

三橋氏の講演を聞いた国会議員は、良心があれば三橋氏の熱い訴えを真摯に受け止めて、今後の国会活動に活かすべきだろう。そして安倍内閣の誤った経済運営を早急に正すべきだ。当然10月に予定されている消費税増税は絶対に許してはならない!

残念なことに、三橋氏の講演を聞いた国会議員達の顔を動画で見ることはできない。だから彼らをあてにすることはよそう。

れいわ新撰組」を立ち上げた山本太郎議員がすでに全力疾走している。我々としては、先見の明があり、勇気と行動力・決断力のある山本議員に賭けることにしよう。

三橋氏の名演説は、「れいわ新撰組」を力強く援護射撃しているように聞こえる。日本を衰退させる緊縮財政派より、積極財政で国民を救済する勢力が多数派を占めるまで微力ながら協力したい。

推奨サイト 

チョイさんの沖縄日記

海鳴りの島から

うちなーありんくりんTV - YouTube

Osprey Fuan Club うようよ対策課 

三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」

https://www.reiwa-shinsengumi.com