「安倍帰れ!」慰霊の日に想う
土曜日の午後、「れいわ新選組」のポスティング用チラシ千枚が届いた。
街宣の動画で見たのと同じもので、表に12年前の山本太郎の顔写真(初々しい)と「みんなに忖度!」の文字。
裏は「政権取ったらすぐやります!」とあり、8つの緊急政策を取り上げている。
昨日は一人で四ツ折にする作業に勤しんだ。そして今日の午後から予定していた区域をポスティングして廻った。
あっという間に用意した百枚がなくなった。この調子だと追加で申請することになりそうだ。「れいわ新選組」の勢力拡大を真剣に願っているので、楽しくボランティア活動ができる。
昨年の県知事選挙のボランティア活動にも参加したが、あの時も真剣で危機意識がいいように作用し、活動そのものは楽しかった。正義のために動いているんだ、という快感!
よほど気が向かない限りぼくが政治運動に関わることはない。ボランティアという形であれ実際に参加したのは、昨年の県知事選挙が最初で、生まれて初めてのことだ。
そして今回の「れいわ新選組」のボランティア活動への自主的参加。
昨年の県知事選挙同様、ぼくの琴線を激しくかき鳴らす何かがある。巨大な不誠実に対する弱者の怒り。
玉城デニーと山本太郎の怒りに、ぼくは共通項を見る。弱者の側に立とう、そして先頭になって戦おう。
両者の正義感と勇気に励まされて心が動き、微力を捧げようという気になったのだ。相手がどんなに強大であっても、やることが理不尽・不条理であるなら戦う他に我々が生き延びる道はないじゃないか。
真剣に楽しく「みんなに忖度!」を参議院選の公示日までポスティングしていくつもりだ。
さて、昨日は慰霊の日だった。
玉城デニー氏が知事となって初めて平和宣言を行い、安倍首相が昨年に続き挨拶文を読み上げた。
玉城知事の平和宣言は、過剰な基地負担の不条理を問い質す実直さがあり、その誠実な言葉は人の心を打たずには置かない。
琉球新報が全文を掲載しているので、是非読まれんことを。
一方の安倍首相の言葉は、これはもう聞くに値しない代物だ。
この人、本当に日本人なのだろうかと疑いたくなる程、国語力が貧弱だ。下手な文章を棒読みするだけで、聞く人の胸に少しも響かない。
一国の宰相としての威厳もなければ寛容な精神もなく、教養も乏しく、普天間西地区を返還させた自慢話を挿入するという幼稚さ。
普天間西地区返還は20年前の SACO 合意で決まった事項で、安倍内閣の手柄じゃないだろう、ばか者!
今回だけじゃない。国会の答弁でも自分がやったことをなんでも自慢したがるのだ、この大馬鹿野郎は。
彼の言葉はあまりにも地元住民の心を逆撫でするので、居た堪れなくなった参列者から「安倍帰れ!」の怒声が飛び交ったのは当然すぎるほど当然なことなのである。
こんな大馬鹿者が総理大臣を6年以上もやっている日本という極東の衰退途上国家!
しかも安倍内閣の支持率は不支持率を上回っているというこの国の異常さ!
これ以上何も言いたくない。
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