沖縄よ! 群星むりぶし日記

祖国は日本。郷土は沖縄。日本を愛し、沖縄を愛する者として、発信していきます。

玉城デニー新知事、おめでとう!

八万余票の圧倒的勝利!嬉しい、正直嬉しい。今日はぼくの誕生日でもある。二重三重に嬉しい。

この喜びをどう表現して良いかわからない。昨日、八時の『西郷どん』を見て後、九時から選挙速報を見るつもりでNHKをつけたら、『西郷どん』は休みで代わりに台風24号の実況中継をすると言うので、チャンネルを変えたら玉城デニー候補当選確実のテロップが流れた。

えっ⁉︎ まだ8時を少し過ぎたばかりなのに、信じられない。複雑な嬉しさがこみあげたが、なんだか狐に包まれたような気分になり、他の民放に次々チャンネルを変えた。がしかし、同様のテロップは流れていない。

そうだ、ネットを見ることにしよう。まず沖縄タイムスを開いてみた。動画で開票生中継をやっている。やはり玉城デニー候補の当選確実を伝えていた。やった!おそらく勝利は間違いないのだろう。

大きな安堵感と喜びが全身を覆い尽くした。しかし、玉城事務所に陣取った面々はデニーはじめ、表情は穏やかだが、勝利を喜んでいる様子ではない。これは多分、当選確実を報道しているのは、QABだけなので、九時からはじまるNHKの開票結果を待っているために違いない、と思った。

ちょうど九時から始まったNHKの開票速報は、なかなか当選確実を伝えない。またまた複雑な気分になった。人間のやることは、マサカだらけだから、ひょっとすると嫌な結果になる可能性だってありうる。しかし、ぼくの心の中にはデニーが負けるはずがない、という確信に近いものがあった。

九時半過ぎ、やっと玉城デニー候補の当選確実をアナウンサーが伝えた。その瞬間、玉城事務所が喜びに沸いた。万歳コールがこだました。テレビを前にして、彼らと一緒にぼくも両手を上げて万歳コールを叫んだ。

そして拍手、拍手。玉城デニー、ほんとにおめでとう、そしてほんとにありがとう!

今回の勝利は、その性格からして沖縄の歴史に大きく刻印される金字塔となった。安倍政権はなりふり構わず人・物・金を惜しみなく投入した。これまでの選挙では想像できないほど、業界団体を締めに締め付けた。そのあまりにも酷い実態が故翁長前知事の妻、樹子さんの耳に入った。

樹子さんは選挙戦を最後まで静かに見守るつもりでいた。しかし、安倍政権のあまりにも理不尽な選挙のやり方が、まだ喪に服している樹子さんの心を引き裂き、魂に火をつけた。この抑えられない怒りの炎が、あの22日に開催された「うまんちゅ大集会」での多くのウチナーンチュの魂を揺さぶる訴えになったのだ。樹子さんの登壇は予定に入っていなかった。飛び入り参加だった。

玉城デニー候補の力強い名演説と、樹子さんの魂の叫びは、翁長前知事の涙雨の中で木霊しあい、聴衆は全員胸を熱くし、ウチナーンチュのアイデンティティを共有したのである。

ぼくは今回の選挙は本物と偽物の戦いであったと見る。

本物とは心の底から自然に湧き出てくるものであり、偽物とは他所からやってくるものである。玉城デニー候補の主張は、基地問題にせよ経済問題にせよ、対処する主人公は地元の人間である。ウチナーンチュのウチナーンチュによるウチナーンチュのための政治だ。対する佐喜真候補の主張は、安倍政権頼りの主体性の薄い政治だ。

両候補の違いは、選挙運動を見てもはっきりしていた。玉城候補は常に、ウチナーンチュのスタッフ、呉屋会長、謝花喜一郎、富川盛武両副知事、等と行動を共にした。

佐喜真候補は、小泉進次郎と三回、菅義偉と三回、同じ選挙カーで演説している。「希望の党」を「絶望の党」に変えた小池百合子東京都知事も佐喜真候補と一緒に登壇した。

本物と偽物。

内発的自主性こそ本物であり、内発的自主性を押さえつける外圧は偽物と言って良い。我々は、外からやってくる一見魅惑的なものに用心し警戒する必要がある。きらびやかな偽物に騙されてはならない。

玉城デニー候補を選択した県民は自らを誇って良い。何故なら本物を見失わなかったからだ。県民は、耳障りの良いことを言う佐喜真候補に騙されなかった。背後に外圧という巨大な偽物を嗅ぎ取ったからである。

この巨大な偽物は、今後益々牙を研ぎ澄まして、我々県民に襲いかかってくることだろう。その理由はただ一つ。メンツを丸潰しにされたこと。彼らの頭の中にあるのは、薄汚いプライドだけで決して国益を守るという高尚な理念があるわけではない。彼らの目は沖縄ではなく、ワシントンを向いている。

沖縄はこれから玉城デニー知事という、誠実で茶目っ気たっぷりの、傑出した愛すべき政治家と共に、巨大な偽物と闘わなければならない。「誇りある豊かな沖縄」を目指して、明るく希望に満ちた道のりを、玉城知事と共に確実に歩む限り、何も恐れることはない。

沖縄が政治においても、経済においても日本のフロントランナーとなる日は近づいている。それをたしかなものにするために、玉城デニー新知事を支え、協力する。

さて今宵は、喜びの泡盛を浴びるほど飲んで、玉城デニー新知事と一緒にかちゃーしいを踊る夢でも見るか。

うちなーんちゅ、まきてーないびらんどお!