沖縄よ! 群星むりぶし日記

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具志堅隆松さんのハンガーストライキに連帯する世界のウチナーンチュ

昨日の朝、玉城知事はハンスト最終日となる現場を訪れ、具志堅隆松さんと面談した。遅過ぎる、というのがぼくの率直な感想だ。事情があってこの日になったのだろうが、知事にはもっと強いリーダーシップを発揮してもらいたい。

ハンストの現場となった県庁前広場は、2年前の知事選の時、「今から選対事務所に向かい、ボランティア活動をするつもりだ。生まれて初めての経験です。」と言って玉城候補とハグした場所だ。あの時の知事選は自公推薦候補が勝てば、辺野古移設に県民が賛成したことにされるという大変な危機的状況における選挙だった。

だから自分なりに玉城候補を必死になって応援した。結果は故翁長知事の意志を引き継いだ玉城候補の圧勝に終わった。嬉しかった。文字通り沖縄が燃えた日だった。あれから2年余りが経過した。今も玉城県政を支持する気持ちに変わりはないが、しかし、玉城知事のリーダーシップの弱さに少し不満である。故翁長知事のようにもっと強い姿勢を見せても良いのではないか。

いずれにしても、知事が具志堅氏と面談したのは評価できる。周囲の雰囲気も良かったようだ。玉城知事には是非とも勇断を持って認可拒否してもらいたい。

さて、嬉しいニュースが飛び込んできた。琉球新報WEBサイトより。

沖縄戦戦没者の遺骨が残る本島南部の土砂を名護市辺野古の新基地建設に使う計画の断念を求め、海外のウチナーンチュたちが1日から、オンラインの署名活動に取り組んでいる。英語、日本語、スペイン語ポルトガル語の4カ国後で世界に呼びかけている。目標は5千筆。6日午後3時現在、3100筆以上の署名が集まっている。

ウチナーンチュは、他府県人と比べて同胞意識が強いと言われる。明治政府に日本に編入される以前は、琉球王国という独立国家であり、独自の歴史と文化を持つ民族だった。その誇りが強い絆で結ばれて現在に至っている。復帰後、共同体意識は薄れたが、それでもまだ根強く残っている。

特に移民で海外に渡ったウチナーンチュは、各国各地で県人会を持つほど故郷に対する想いは強いとされる。

署名を呼び掛けたのは、沖縄を巡る制度的な差別や不公平の是正を求めて活動する、多国籍のウチナーンチュのグループ「オキナワ・リバティー・プロジェクト」。上原ホプキンソン江吏子さん=音楽家アイルランド在住、那覇市出身=と、沖縄3世の上運天ウェスリーさん=サンフランシスコ州立大教授、ハワイ出身=が代表を務める。

世界で活躍するウチナーンチュは数多くいる。沖縄は決して孤立なんかしていない。今年開催される予定だった「世界のウチナーンチュ大会」は、コロナ禍で来年に延期されたが、5年に1度、世界各国のウチナーンチュが故郷に来て、同胞意識を再確認する一大イベントである。

彼ら同胞の連帯表明は、我々に勇気と誇りを与えてくれる。中央政府の理不尽な圧力に対する強力な精神的支柱になる。

 

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