沖縄よ! 群星むりぶし日記

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大田元知事がノーベル平和賞候補に

今日はシーミーの日である。沖縄の大きな伝統行事の日に吉報が入ってきた。大田昌秀元知事がノーベル平和賞候補になった、と沖縄タイムスが報じている。「平和の礎」の創設に尽力されたことが、大きな理由らしい。ぜひ受賞してもらいたいが、個人215人、103団体が候補として登録されているということで、受賞には厳しいものがあるかもしれない。
どのような手続きが踏まれるのか、具体的内容は知る由もないが、もし大田さんに決まれば、沖縄にとって良い意味で、対外的に大きなインパクトを持つだろう。
我が国で唯一、住民を巻き込む地上戦が戦われ、その時地獄を味わった人々は、現在、皆ご高齢で、大田さんも今年91歳になられる。人一倍沖縄の平和を願い、そのために闘ってきた人だけに、辺野古米軍基地建設が、日米両政府の強権で進められていく現状を見て、忸怩たる思いをお持ちだろう。
しかしそれでも、沖縄の未来のために、あえて困難な道を歩む。日米両政府の権力がどれほど巨大だとしても、それを突き崩すためには、その不条理性を指摘し続ける他に、方法はないことも確かだ。
しかし、大事なことは、持続する志を持ち続けることである。我に理があれば、敵がどれほど多数だろうと、一歩も引かない。世界の良識派は、きっと沖縄の闘いを理解するだろう。
大田さんに是非、ノーベル平和賞が授与されますように!