沖縄よ! でぃぐぬ花日記

祖国は日本。郷土は沖縄。日本国を愛し、沖縄を愛する者として、発信していきます。

玉城デニーと激励のハグ

玉城デニー事務所へボランティアに行く前に市役所に寄った。姉の介護保険証の更新申請のためだ。手続きを終えてパレット久茂地前のバス停に向かう途中、偶然にもデニー県知事候補が県庁広場前で演説をしていた。

事務所へ行く時間が遅れるのを覚悟で、横断歩道を引き返して聴衆に混じって、デニー候補の正面に立った。これほどの至近距離からデニー候補の演説を聞くのははじめてだ。顔の動きが細部までハッキリ見える。切れ目のない子育て支援の実現を強調していた。彼の誠実な人柄がストレートに出ている。

話が終わると聴衆一人一人と握手して回っている。ぼくのところへ来た。右手を強く握ると、「昨日、事務所に行って看板の取り付けを手伝ってきました。生まれて初めてのことです。今日もこれから事務所によるところです。」と言ったら顔全体が笑顔になり、感謝の表情が滲み出た。

ぼくは彼を強く抱きしめて背中を叩きながら「頑張ろうね、頑張ろうね。」と言った。デニーは再びぼくの手を握り返して深く頭を下げたのである。聴衆は多くはなかったが、全員が拍手して感動した様子だった。

ぼくは横断歩道を渡ってバス停まで引き返した。デニー候補の車は次の目的地に向けて出発した。手を高くあげて大きく振ると、それに応えて車の中から笑顔で手を振るデニー候補の姿が見えた。

全ては、玉城デニーに何としてでも新知事になってもらいたいという一念がそうさせたのだ。

玉城新知事が誕生したら、この日の出来事はささやかなよき思い出として、ぼくの記憶に刻み込まれるだろう。メインプレイスに着いてから事務所に向けて歩き始めた。真嘉比の交差点を過ぎたところで昨日の世話役K氏に電話した。すると既に外出したあとだった。

仕方がない、外回りは諦めて事務所内でどんな作業でもやろう。事務所の中では十名ほどの人がチラシ折りをしていた。空いている椅子に座って、早速作業にかかった。向かいの席に、去年同じバスで辺野古へ通った人がいた。彼はぼくのことを覚えていないと言った。今も通っているらしい。

もう一人女性もいたが、彼女はぼくのことを覚えていた。昨日も驚いたことだが、やはり本土から来た人が多い。雰囲気は和やかだ。適当にお喋りしながら作業を進めている。作業自体は少しもきつくはない。午後1時から四時まで休まずにこなした。途中、三時頃、かつての辺野古のメンバーT氏が来た。彼は辺野古へ何百回と通い続ける強者である。握手して挨拶を交わした。

人のために無償で働く。立場の違い、思想の違いを乗り超えて人と人とがどこかで結ばれる。その結び目は辺野古新基地阻止である。

無党派層の皆さん、是非期日前投票へ!

玉城デニーに魂の一票を!

 

玉城デニー事務所へボランティアに行こう!

午前中雨が降ったので少し迷ったが、やはり出かけることにした。玉城デニーが、全島くまなく奔走する姿を見て、いても立ってもいられなくなり、何か役に立てないだろうか、そうだボランティアに行こう、と奮い立ったのである。

玉城デニー事務所は、古島テラス内にある。勿論、今まで一度も行ったことはない。グーグルマップで場所を確認して、メモ用紙に略図をしたためた。わかりにくい場所なので、用心するに越したことはない。

メインプレイスの大衆食堂で野菜カレーを食べ終えてから、目指す場所まで歩いて行く。おおよその検討はついていたので、メモ用紙を見ないで済んだ。十四五分ほど歩くと幟が目に入った。なぜこんな辺鄙な場所に事務所を構えたのだろう、と不思議に思いつつも少し興奮している。

なにしろ選挙事務所にボランティア目的で赴くなんて初めての経験なので、流石に自分自身ビックリしているのだ。何か不可思議な目に見えない力が働いたとしか思えない。その不思議な力は、明らかに玉城デニーから来ている。人を惹きつけてやまない玉城デニーという人間の不思議な魅力。

緊張して事務所の中に入ると、両側の壁に電柱に括り付ける看板が大量に積まれている。部屋を覗き込むと、大きなテーブルを囲んで七、八名の人が座っている。午後1時ちょっと前だから、きっと休憩を取っているのだろう。「受付は二階へ」の表示を見て階段を上る。「ボランティアにきました」と先手を打った。若い女性が「それでは一階で受け付けますので」と言ってぼくを誘導する。

階段の途中で振り向きながら「以前来られたことがありますか?」と若い女性。「いいえ、はじめてです。」「そうですか、何処かで見かけた気がしたものですから」明らかにボランティアに来てくれたことを喜んでいる様子だ。

世話役の年輩の男性を紹介してくれた。まず来客ノートに住所・氏名を記入した。「何がしたいか希望がありますか?」「外回りがいいですね。」「水は持って来ましたか?」「えっ?」「何か飲み物は持って来ましたか?外は暑いですから、熱中症にならないために必要です。」「いいえ、用意していません。」男性は隣の部屋から二本のお茶入ボトルを持って来て、「好きな方を選んでください。」と言った。行動がテキパキしている。

本当は全て自前で持つ用意できたのだが、ありがたく一本いただいた。入口の両側の壁に積まれた看板を電柱に括り付けることになった。百枚、車に積んだ。しかし、既に同じ看板が大量に積まれていた。一体どう言うことだろうか? 新米としてはあまり深く考えないほうがいいかもしれない。

翁長知事の言葉『ウチナーンチュ、マキテーナイビランドー』これが看板の文句だ。緑地に黒文字。写真や絵はない。文字だけだ。これはインパクトがある。素晴らしい!

車を運転するのは世話役の男性で、同行者がぼくを含めると四名である。二人一組で回るらしい。一人は女性だ。男性の一人は横浜、もう一人は京都から来たと言う。女性は知らないが、訛りは明らかに本土の人間だ。

世話役はウチナーンチュ。五名のうち三名がヤマトゥンチュ。複雑な気持ちになった。本土から応援に来てくれるのは、大変ありがたいことだが、ウチナーンチュは一体何をしているのだ?

生まれてはじめての選挙活動で且つ新米となれば、選対内部の詳しい事情を知らないのは致し方ないのかも知れない。そこで少しばかり想像力を働かしてみた。敵の佐喜真陣営には百名を超える国会議員をはじめ、大量の人員が本土から送り込まれているという。

とすれば、今回の知事選はまさしく全国を巻き込んだ一大政治決戦になっているわけで、両陣営にヤマトゥンチュが多いのも頷けるというものだ。いや、名護市長選からして既にそうだったのだ。

小さな島沖縄でこれほどの政治決戦が戦われることは異常である。しかし、なぜそうなったのか、我々は本質を見抜かなければならない。沖縄の似非保守言論人に辺野古新基地は争点ではないと主張するお馬鹿さんがいるが、まさしく辺野古新基地こそが争点になっているのだ。そうでなければ何故、安倍・菅コンビはこれほど必死になって、大量の人員と金を投入するのか理解できないではないか。

佐喜真陣営が強調する「県民のくらし」は第1の争点ではない。この知事選挙の最大の争点は、辺野古新基地の是非を問うことであり、「県民のくらし」は必然的にその中に含まれる性格のものだ。辺野古新基地こそ最大の問題だからこそ安倍・菅コンビは牙を剥いて必死になっているのだ。

「県民のくらし」が第一の争点なら、安倍・菅コンビがこれほど必死になることはないし、あり得ない。彼らが沖縄の人々の暮らしに全く関心がないことは、彼らが今まで取って来た行動・言動を見れば一目瞭然ではないか。

さて、看板の取り付けはコツを掴めば何の問題もない。できるだけ丁寧に見栄え良く取り付けるよう心掛けた。見る側からすれば、整然としているほうが気持ちが良いし、良い印象として記憶に残る。

約二時間半で一人四十枚ほどこなした計算になる。

取り付けている間もそうだったが、終わってからも気分は爽快で、なんだか善行を施した感じである。久しぶりにいい汗をかいた。これで玉城デニーにほんの少し恩返しすることができて、内心ホッとしている。あと五日、できるだけ楽しく、毎日実行するつもりだ。

事務所に帰ってから、預けてあったカバンを取り、世話役に挨拶してから帰るつもりで外で待っていると、大きな街宣車が戻って来た。中から福島瑞穂議員、森裕子議員が降りて来た。初対面である。二人ともいい表情をしている。福島さんがぼくの方によって来て、普段通りの感じで握手をし、森さんも同じように握手して事務所の中に入って行った。これから色々と打ち合わせがあるのだろう。

世話役が来たので礼を言い、「また来ます。」と言って失礼した。帰りの道順を間違えた。わかりにくい場所なのだ。この時間も玉城デニーは、日焼けにめげず走り回っているのだろう。

ちばりようー、デニー

ちばらなやーさい、ぐすーよー!

追記。多くの無党派層(ぼくもそうです)の皆さん、玉城デニーの事務所へボランティアに行きましょう!そして、期日前投票をお忘れなく!

 

無党派の皆さん、期日前投票に行こう!

今、午後二時四十五分。パレットくもじ一階のモスバーガー店でキーボードを叩いている。小泉進次郎の演説を聞きに来たのだ。午後二時少し前、県庁前のバス停を降りると、既に県庁前広場とパレットくもじ側には大勢の人が集まっていた。

横断歩道を渡り、パレットくもじ側の日陰の適当な場所を探して陣取ることにした。独特の熱気を感じる。運動員はじめ、本土の人間が多いような感じだ。何割位が観光客だろうか、よくわからない。なんだか東京にいるような雰囲気がする。

大きな選挙カーに佐喜真候補と小泉進次郎の姿はまだ見えない。佐喜真候補の政策が書かれた真ん丸のうちわらしき物を運動員が配っている。一枚頂いた。「県民の暮らしを最優先に」という例のキャッチフレーズが大きな文字で書かれている。洗練されたレイアウトに真実の情報に疎い人は騙されるに違いない。

若い人の応援演説に、聴衆が威勢良く反応する。昨日の「うまんちゅの大集会」とは違う独特な力強い熱気を感じる。しかし、あくまでも表面的なもので、心に響くことはない。

しばらくして佐喜真候補と小泉進次郎が登壇した。佐喜真候補が先に話し始めた。声は大きいが中身は空疎、右手を上げたかと思うと、左手を上げる動作を繰り返す。パレットくもじ側を向いたかと思うと反対側を向いて話す。とにかく忙しい男だ。節操のないおっちょこちょいな性格がよく表れている。

背景には県庁の建物がどんと建っている。こんな男があの建物の知事の椅子に座る姿を想像するとゾッとする。彼は、宜野湾市長時代に学校の給食費を無料にすると公約して、なんと値上げしたのだ。普天間飛行場跡地にディズニーランドを誘致すると公約しながら、当選するとその件について一言も触れず、知らん顔。

つまり、公約を破って平気でいられる図太い神経の持ち主なのだ。それだけではない。『Osprey Fuan Club うようよ対策課』がすっぱ抜いたように、日本会議のメンバーであるにもかかわらず、日本会議のホームページから佐喜真淳のページが忽然と消えたのだ。さらに、彼が顧問を務める沖縄県日中友好協会のウェブページが消えたと言うのだ。

当然、県知事選挙に不利になることを見越しての対応である。詳しいことは是非『Osprey Fuan Club うようよ対策課』をご覧いただきたい。

こんなデタラメ不誠実極まりない人間を、絶対に沖縄県知事にしてはならない。もう一つ付け加えると、彼は、あの嘘つき常習犯・ボギー手登根(手登根安則)とつながりを持っている!何をか言わんや、開いた口が塞がらない!

彼が喋り終わっていよいよ政界の人気者、小泉進次郎にマイクが回って来た。確かに彼は聴衆を引き込む話術に長けている。誰しも認めるところだろう。ぼくもそう思う。しかし、寄席の面白さとさして変わらない内容で、考えようによっては、聴衆を馬鹿にしているとも言えるのだ。

今回の知事選に真剣でない人間なら小泉進次郎の話は受け容れられるだろう。しかし、真剣に向き合っている人にとって、小泉氏のうわっ滑りの演説はあまりにも不誠実だ。沖縄問題を真正面から論じたければ、小泉ジュニアよ、もっと沖縄の歴史と向き合う勇気を持て、と言いたい。

彼の話を最後まで聞く必要はない。丸いうちわを抗議を込めて破いてやろうか、と考えたが、せっかく頂いたものだから、それは失礼になると思い直し、四分の1に折りたたんでバッグの中に収めた。そしてさっさとモスバーガー店に入ったのである。スピーカーのボリュームが大きいため、店の中でも小泉ジュニアの声が聞こえて来る。今日の演説の主役は小泉ジュニアであり、佐喜真候補ではないことははっきりしている。

多くの聴衆は、明らかに政界の人気者・小泉ジュニアを見に来たのだ。中央の政界から応援弁士を迎えて主人公の役を担わせる。こんな情けない佐喜真淳を絶対に沖縄県知事にしてはいけない。

しかし、とは言っても今回の知事選は非常に厳しいものがある。何故なら安倍・菅コンビは何がなんでも勝利すべく必死になっているからだ。大量の人と金を中央から湯水のように送り込んでいる。翁長知事の遺志を引き継いだ玉城デニーを完膚なきまでに叩き落とすためにあらゆる手を使って襲いかかっている。

期日前投票が去年の倍、三倍に上がっているとマスコミは報道している。これは佐喜真陣営が組織に物を言わせて有権者を虱潰しに説得しているためだ。

そこで、無党派(ぼくもその一人)の皆さんに呼び掛けたい。期日前投票に出かけて我らの玉城デニー候補に魂の一票を入れよう!

天気予報によると、投票日前後に強烈な台風が来る恐れがある。天候のせいで投票に行けなくなることがないように、是非期日前投票に行って欲しい。ぼくは既に18日に投票を済ませた。

なまからるやんどお、ちばらなやーさい。

うまんちゅ大集会に降った翁長知事の涙雨

天気予報は晴れ。外に出ると、雲ひとつない日本晴れである。メインプレイスの球陽堂書店の本棚から興味深そうなタイトルの本二冊を抜き取り、書店併用の喫茶部に行き、空席のテーブルの上に置いて席を確保してから、ゴマ入り菓子と本日のコーヒーを注文した。菓子が百八十円、コーヒーが三百二十円である。

一冊は田原総一郎の新刊書『創価学会』。もう一冊はジャック・ペレッティ著『世界を変えた14の密約』。菓子を食べ、コーヒーを飲みながら、本を汚さないように注意しながら読む。

二冊とも購入してじっくり読みたい気にさせる内容だが、あいにく予算不足のため、購入は諦めざるを得なかった。洒落た喫茶店でコーヒーを飲みながら本が試読できるという贅沢な時間を過ごしたあと、腕時計で予定の時刻が来たのを確認してから、本を返却棚に戻した。

今日新都心に来たのは、玉城デニーの生の声を聞くためである。午後三時、日銀那覇支店前にうまんちゅの会と書かれた一台のワゴン車が止まった。日銀那覇支店はメインプレイスの真向かいにある。

ぼくはメインプレイスの側に立っていた。玉城デニーと書かれたのぼりがワゴン車の両側に並べられた。このミニ演説会は若い人たちの企画によるものらしく、男女の若者や大学生が次々と玉城デニー県知事候補の応援演説を行った。しばらくしてから玉城デニー本人が登場したのだが、テレビ撮影隊が前を遮ったため、玉城デニーの姿は隠れてスピーカーから流れる声だけが聞こえるという残念な状態になった。道路を挟んで両側の聴衆は多くはない。

この後、新都心公園で四時から開催される「うまんちゅ大集会」に向けての前座のようなものとして企画されたものなのかも知れない。玉城候補の話を聞き終わって時間にまだ余裕があったので、店内に戻り、アイスクリームを食べたりして小休憩を取った。

午後四時前から新都心公園に続々と大勢の人が集まり始めた。新都心界隈をぐるぐる回りながら録音したアジ演説をスピーカーから流す、日の丸と米国旗を車体の上部左右に立てたチビ(軽自動車)右翼が、この日とばかりせっせと走っている。

その姿は貧相というか、偏執狂というか、実に目障りである。なにせ声の質も内容も陰湿すぎるのだ。車に乗っているのは運転手だけで、いつも同じ顔の中年の男だ。一匹狼なのか、組織に属しているのかわからない。こういう輩はできるだけ気にせず、敢えて無視するに限る。

公園内に入ると、翁長知事の音声が流れていた。去年、辺野古ゲート前で二千人の聴衆を前にして演説した時のメッセージだ。あの時、ぼくも参加したからよく覚えている。「ぐすーようー、なまからるやんどー、ぬちかぎりぃちばらなやーさい!(皆さん、これからですよ、命の限り頑張りましょうね!)」

最後の言葉が確かそうだったと記憶している。あの時は、ほんとに元気一杯で活力に溢れ、言葉に迫力があった。翁長知事の言葉は、これから先何年も生き続けることだろう。

さて、公園内は芝生が敷き詰められていて、ほとんどの人は座って聞いていた。ところが時間が経過するうち、南の空が黒ずんで来た。そしてパラパラと小雨が降って来たのである。傘をさした後ろ隣の男性が入るように促したので、礼を述べ少し後退りしてお世話になったが、左半身が濡れるのを我慢しなければならなかった。

雨が降り始めた頃、最初に登壇したのは、金秀グループの呉屋守将会長である。呉屋会長は上手いことを言った。「皆さん、今雨が降っています。8月11日の県民大会の日も雨でした。これは亡くなった翁長雄志が、こうやって多くの県民の皆さんが集まってくれたことに感謝している証拠です。」

大きな拍手が起こった。この言葉のおかげで、もはや濡れることが気にならなくなった。

演壇に座っている人たちも誰一人傘をさす者はいない。濡れるがままに任せている。富川副知事はじめ、多くの人が演壇に立ったが、その中でも今年から投票権のある十八歳の高校生が登壇した時は、大きな拍手が起こり、堂々とした応援演説にさらに大きな拍手が送られた。

城間那覇市長は、今日の雨は翁長知事の涙雨である、だからこの選挙は絶対に負けるわけにはいきません、と言った。翁長知事の涙雨、確かにそうだ、ぼくの中でそう呟く者がいた。

さて、いよいよ玉城デニーの登場だ。この時、短い時間だが不思議な現象が起きた。雨が降り止んだのである。玉城デニーの演説は、期待した以上に凄いものになった。ぼくはこの時の感動を言葉で表現することができない。YouTubeで流れるはずだから、ぜひ多くの人に見てもらいたい。

演説が終わると座っていた聴衆は全員立ち上がって拍手を送り続けたのである。あまりにも感動的な演説に拍手は鳴り止まず、会場が揺れんばかりの拍手で鳴り響いたのだ。

玉城デニーの演説はぼくの琴線に触れ、烈しく搔き鳴らした。目頭が熱くなり、涙が流れるに任せ拍手を送り続ける自分がいた。

玉城デニー恐るべし!沖縄県知事玉城デニー氏を!!!

 

ぼくの趣味は玉城デニー

嘗て自民党の幹事長を務めた二階堂進は、趣味は田中角栄と言って憚らなかった。百年に一人出るかでないかの天才政治家・田中角栄と比較するつもりはないし、二階堂進を真似るつもりもないが、敢えて言いたい。ぼくの趣味は玉城デニーである。勿論、政治家に限定した場合は、という条件が付く。

玉城デニー県知事候補の演説をずっとYouTubeを追いかけて聞いているが、聞くたびに語りの巧さに感動する。自ら練り上げた政策と、イデオロギーよりもアイデンティティという政治理念を、彼ほど見事に具体的且つ分かりやすく語ることのできる政治家は他にいないだろう。

小泉進次郎も話上手だが、内容はさして深くはない。落語のような面白さがあるだけで聴き手を心の底から感動させることはない。ただの客寄せパンダと言われる所以だ。

菅義偉那覇で応援演説したが、小泉進次郎と比較して何倍も見劣りするばかりか、心に響くものが何一つなく、憎しみの感情が沸々と沸きあがるだけであった。

伊江島たっちゅうー(城山)を背景にした第一声と、同日行われた那覇市の県民広場での演説は大変素晴らしく、玉城デニー県知事候補の政治家としての才能が、紛れもなく本物であることを証明する内容だった。

とにかく性格が明るい。DNAの半分が米国人の父親譲りだからだろうか、顔立ちもいい。しかし魂は、正真正銘ウチナーンチュそのものだ。琉球語うちなーぐち)を生粋のウチナーンチュのぼくより流暢に話すから恐れ入る。

知的であり、努力家であり、思考は柔軟性があるが、強い信念の持ち主だ。

彼を知れば知るほど興味は尽ない。昨日は、宮古島での演説をYouTubeで見た。オール沖縄について語っていた。具体的で分かりやすい。オール沖縄に関してぼくは少し誤解していたふしがある。彼の丁寧な説明で理解できたように思う。この宮古での演説も感動的で素晴らしく、是非多くの人に見てもらいたい。

玉城デニーは沖縄の宝物だ。県知事として得難い人材である。デマ常習犯・ボギー手登根と繋がる凡俗な相手候補に、絶対に負けるわけにはいかないのだ。

売国奴政治家・安倍菅コンビが推す辺野古新基地容認の佐喜真候補に沖縄の未来を託すわけにはいかないのだ。理不尽な権力者に屈服するような、寒々とした沖縄にしてはいけない。

ゆくしむなーんかい、負きてーならんどお。ぐすーよー、ちばらなやーさい!(嘘つきに負けてはダメだ。皆さん、頑張りましょう!)

 

売国奴政治は続く

大方の予想通り、安倍晋三自民党総裁に三選された。田中角栄の秘書を務めた早坂茂三によると、国会議員の1番の関心事は、選挙にあるという。彼らの頭の中の大部分は選挙のことで一杯らしい。どんなに偉そうなことを言っても、落選したらタダの人に過ぎないからだ。

安倍内閣は、これまでの主要な選挙で連勝してきた。多くの自民党議員が安倍内閣のおかげで職を失わずに済んだ。安倍が自民党国会議員から8割を超える支持を得た理由はそこにある。国民の眼にどんなに不誠実に映る政治家でも、選挙に勝ちさへすれば免罪されるのだ。議院内閣制の歪さを感じるのはぼくだけだろうか?自民党総裁選なんて茶番劇に過ぎない。

いずれにしても、戦後最悪の売国奴政治家・安倍晋三がこれから三年の長きにわたって権力を行使することになる。我々うちなーんちゅにとって、政治的困難な状況は続く。安倍・菅コンビは総裁選が終わって、県知事選にこれまで以上に金・人を投入してくるだろう。あらゆる手段を使って、牙を剥きだしにしてくるだろう。その理由は、辺野古基地問題である。

超軟弱地盤の存在が明らかになった辺野古新基地は、設計変更して県に新たに認可申請しなければならなくなった。承認撤回を支持する玉城デニー候補が認可することはない。

安倍内閣が推す佐喜真候補は、間違いなく認可する。それが目的の候補者だからだ。玉城デニー新知事が誕生すれば、辺野古新基地は確実に頓挫する。

沖縄にとっても日本にとっても無用の長物となる辺野古新基地を完全に頓挫させるためには、玉城デニー氏に沖縄県知事になってもらわないといけない。30日まで、諦めないで頑張ろう!

沖縄 持続する意志 ー『世界』の沖縄特集から

那覇市庁舎で期日前投票を済ませた。勿論、投票用紙に書いた名前は玉城デニー。自信と誇りと期待を込めて大きな文字で書いた。今午後2時前、パレット久茂地一階のモスバーガー店でコーヒーを飲みながらこのブログを書いている。

昨日購入した『世界』10月号が沖縄特集をしている。北上田毅氏が「チョイさんの沖縄日記」で紹介しているのを見たからだ。よほどのことがない限り『世界』を買うことはないが、特集「沖縄 持続する意志」に呉屋守将、北上田毅、目取真俊各氏の論稿が載っているのを見て購入したのである。

その中で北上田氏の「マヨネーズなみの地盤の上に軍事基地?」と目取真氏の「930に問われるのは誰か」に注目すべき箇所があるので引用させてもらう。

< 当初のケーソン護岸(C1護岸)の設計条件は、「厚さ15メートルの沖積層(砂層)、N値11」、「基礎地盤については、砂・砂礫層が主体であり、長期間にわたって圧密沈下する軟弱な粘性土層は確認されていない」とされていた(埋立承認願書の設計概要説明書、環境保全図書)。

当初の設計条件がまったく誤っていたこととなり、設計の全面的な見直しが必要となっている。>

仲井眞前知事が埋立承認した後、沖縄防衛局はポセイドンという大型調査船を使って辺野古海域の地質調査を徹底的に実施した。その結果、C護岸真下の地盤がN値0を示す箇所が広域にわたって存在することが判明した。

しかし、沖縄防衛局は調査結果を県に報告しなかった。そのため北上田氏が情報公開法に則って資料提出を要求した結果、資料が公にされたのである。その意味で、北上田氏の功績は非常に大きい、と言わなければならない。何故なら、この超軟弱地盤の存在は、県の承認撤回を正当化する強力な論拠のひとつになったからだ。

北上田氏の働きは、いくら賞賛してもし足りない。我々は、北上田氏に深く感謝しなければならない。

< 政府は当初の工程を大幅に変更して工事の容易な辺野古側で工事を進め、県民の間に「辺野古新基地建設はもう止められない」という諦めの意識を植え付けることを狙っている。軟弱地盤の存在を認めれば、知事への設計概要変更申請が不可避となるので、知事が今後の新基地建設事業の帰趨を握っていることが明らかになってしまう。>

政府・沖縄防衛局は明らかに焦っている。超軟弱地盤の存在が明らかになったにも関わらず、否、それ故にと言うべきか、公開しない資料がまだあるという。

そのため北上田氏は

< 七月、国を相手に、不開示決定処分を取り消し、開示を求める訴訟を提起した。この裁判で全ての資料を開示させ、軟弱地盤の全貌を明らかにしたいと考えている。

軟弱地盤の問題は、翁長知事の埋立承認撤回の最大の事由とされているが、防衛局にとっても解決困難な難問である。この知事選で、翁長知事の路線を継承する知事が選出されれば、設計概要変更申請を承認しないことにより、辺野古新基地建設は頓挫する。しかし、たとえ政府の言いなりになる知事が誕生しても、この軟弱地盤問題を解決することは困難であろう。>

北上田氏の今後の活躍に期待しよう。

目取真氏の「930に問われるのは誰か」の930とは言うまでもなく、目下争われている県知事選の投開票日のことである。

目取真氏はこの論稿で、自身が参加実践するカヌーを漕いでの抗議活動の実態を報告している。海上保安官の暴力性は、現場を長年体験してきた人間だからこそ言える真実である。

そして目取真氏は、沖縄の政治状況の変化、経済構造の変化について曇りのない客観的な目線で冷静に分析している。政治状況の変化ー 自公連立体制に対し従来の革新共闘方式では選挙に勝てない現実。

経済構造の変化ー 米軍基地返還後の北谷町のハンビータウンや那覇市新都心の成功事例。広大な面積を占拠する米軍基地は沖縄経済発展にとって阻害要因となっている。

目取真氏の分析は正しい。政治状況の変化と経済構造の変化を我々がどう認識し、どの方向を目指すのか沖縄の今後を占う大きな課題だろう。

目取真氏は最後に次のように述べている。

< 問題の根本にあるのは、沖縄に米軍基地の過重な負担を負わせている日本の政治であり、それを変えきれない大多数の日本人(ヤマトゥンチュー)の責任である。安倍政権の沖縄に対する強権的なふるまいを変えなければならないのは誰なのか。沖縄県選出の国会議員は10人もいないのだ。

県知事選挙が終われば、日本政府は埋立承認撤回に対抗策を打ち出し、工事を再開する。そして、抗議する市民に襲いかかってくる。日本全体の安全のために沖縄の皆さんは我慢してくださいと、ヤマトゥに住むあなたは高みから見物しているのだろうか。>

大多数の日本人の幾人の方々に目取真氏の重い悲痛な叫び声は届くのだろうか?