沖縄よ! でぃぐぬ花日記

祖国は日本。郷土は沖縄。日本国を愛し、沖縄を愛する者として、発信していきます。

頭が悪いだけではない、言葉も軽い安倍首相

政治家にとって言葉は命である。その自覚があるかないかで、政治家としての器量を判定することができる。判定するのは、当然ながら政治家を選んだ国民だ。昨日の沖縄全戦没者追悼式で式辞を述べた安倍首相の言葉の軽さは如何ともし難いほどであり、聞いていて心が寒くなるのと同時に、怒りの感情がふつふつと湧いてくるのを抑えることができなかった。

「沖縄の方々には永きにわたり、米軍基地の集中による大きな負担を担っていただいている。この現状は、何としても変えていかなければならない。政府として基地負担を減らすため、一つ一つ確実に結果を出していく決意だ。本年3月には嘉手納以南の西普天間住宅地区跡地の引き渡しが実現し、跡地利用の取り組みが進んでいる。できることは全て行う。引き続き、この方針の下、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしていく。」

安倍首相が沖縄の基地問題について語るときの定番のレトリック。あまりにも白々しい。これを追悼式典で臆面もなく言ってのけたのである。同じような内容のレトリックを、我々沖縄県民はこれまで何度聞かされたことか。

西普天間住宅地区跡地の返還は、二十年前のSACO合意で決まった事で、安倍内閣が決めたものではない。にも関わらず、恰も自分の内閣の手柄のように繰り返し自慢するその厚顔さはどうだ。

安倍内閣が決定したのは、辺野古新基地建設の強行ではないか。「できることは全て行う」「沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしていく」一体どのような思考回路からこのような、欺瞞に満ちた軽い言葉が出てくるのだろうか。

遺族の方々を含め、参列していた多くの人の厳しい視線が安倍首相に向けられたのは、自然であり、当然である。何度も言うように、安倍晋三という男は頭が悪すぎる。トランプ大統領に追随するだけで自国についての確かな、国民が納得できるような安全保障政策がない。「我が国は100パーセント米国と共にある」などと、一国の指導者が使ってはならない言葉を、平気で言ってみせる人間だ。

一方、安倍首相と比べて翁長知事の式辞は立派だった。膵臓癌切除の後、薬による再発予防治療で痛々しいほど痩せて、頭も坊主姿だが、声は力強く張りがあり、式辞の内容も誠実に満ちたもので、多くの人の心を打ったのではないだろうか。

「戦後焼け野が原となった沖縄で、私たちはこの「沖縄のこころ」をよりどころとして、復興と発展の道を力強く歩んできた。しかしながら、戦後実に73年を経た現在においても、日本の国土面積の約0.6%にすぎないこの沖縄に、米軍専用施設面積の約70.3%が存在し続けており、県民は広大な米軍基地から派生する事件・事故、騒音をはじめとする環境問題などに苦しみ、悩まされ続けている。」

「民意を顧みず工事が進められている辺野古新基地建設については、沖縄の基地負担軽減に逆行しているばかりではなく、アジアの緊張緩和の流れにも逆行していると言わざるを得ず、全く容認できるものではない。辺野古に新基地を作らせないという私の決意は県民とともにあり、これからもみじんも揺らぐことはない。」

こう述べた翁長知事の姿には鬼気迫るものがあり、新基地を作らせないという強い信念は本物である。日本の総理大臣は、安倍晋三よりも翁長雄志の方が相応しい、そう思いたくなる瞬間だった。翁長知事には、事後療養をしっかり受けて、早急に健康を回復して欲しい。

そして、不誠実で、頭の悪いお坊ちゃん安倍首相には、一日も早く政治家を辞めてもらいたい。