沖縄よ! 群星むりぶし日記

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玉城デニー知事再選、プリティ宮城ちえ当選おめでとう!

沖縄県知事選開票結果:投票率57.92%

玉城デニー 339,630票

佐喜真淳  274,779票

下地幹郎   53,673票

開票速報を見るためにテレビをつけると、8時きっかりに玉城デニー当確とでた。ちょうど4年前と同じである。大差に違いないと思った。結果はその通りになった。

佐喜真氏と下地氏の得票数を合わせても328,452票にしかならず、下地氏の参入がなくても、玉城デニーの勝利は動かなかった計算が成り立つ。間違いなく多くの県民は玉城氏の政策を支持したのである。

本当に良かったと思う。仮に佐喜真氏が当選していたら沖縄は大変なことになっただろう。自公政権の意のままになる県政。対米従属の自公政権のコントロール下に置かれる佐喜真県政が4年続くことを想像するだけで、みーくらがん(眩暈)がする。

沖縄の自主自立精神は後退し、日本の対米従属はさらに磨きがかけられて、日本の真の独立はさらに遠のいただろう。その視点に立つと、玉城知事が1ミリもブレずに辺野古新基地建設に反対するのは、対米従属に歯止めをかける上でも非常に重要な政治的意味を持つ。

対米従属路線に立つ自公政権は、むしろ玉城知事の渾身の覚悟を評価し、見習うべきだろう。日本の政治の巨大な壁となる対米従属路線を、いつまで続けるつもりだ、と問いたい。

「平和で誇りある豊かな沖縄」が玉城県政のヴィジョンである。沖縄に米軍(占領軍)基地は要らない、これが「誇りある」という言葉に込められている。沖縄は経済的にまだまだ貧しい水準から抜け出ていない、だから沖縄独自の歴史・文化・自然環境を生かした経済政策で県民の生活を向上させる、これが「豊かな」という言葉に込められている。

翁長雄志県政から引き継がれたこの「平和で誇りある豊かな沖縄」実現に向けて玉城県政がブレることなく歩みを止めない限り、県民の支持は続く。

佐喜真氏の、辺野古新基地建設を容認し、その見返りとして政府から金を引っ張ってくるという政策は、「誇りなき豊かな沖縄」を目指したもので、時代が大きく変わった現代においては犬も食わない恥ずべき「今だけ、金だけ、自分だけ」でしかない。

そこで言いたい、佐喜真淳よ、落選しておめでとう、そしてありがとう!

県議補選は上原カイザ(快佐)が44,302票を獲得して当選。これで県議会は与党24人となり過半数を維持する事ができ、玉城県政を後押しすることになる。

さて、朗報は続く。宜野湾市議選で、れいわ新選組が公認したプリティ宮城ちえが当選したのだ!しかも2,843票を獲得しての定数26での2位当選!

正直嬉しい、嬉しすぎて目頭が熱くなる。ぼくの中では、玉城デニー再選と同じくらいの喜びがある。この快挙は非常に大きな意味を持つ。初めてれいわ新選組が公認した地方議員が選挙を戦って誕生したという事実は、来年春に予定される統一地方選に向けて大きな励みになる。記念すべき価値ある第一歩だ。

山本太郎代表、大島九州男、大石あきこが連日、宜野湾市に入りプリティ宮城ちえを当選させるために、全精力を傾けた。その様子はYouTubeで確認することができる。その中で特に印象に残るのは、山本代表が10日のラストスパート決起集会で応援演説を終えて間も無く姿を消し、宜野湾に飛んでプリティ宮城ちえへの最後の支持を訴える姿である。

通りすぎる車に向かってくの字になって深く何度も何度もお辞儀するカーゴ半パンツを着けた山本代表の姿。こんな山本太郎を見るのは初めてだ。この地方選挙にかける必死さが伝わってきて言葉を失う。これから全国に、れいわ新選組公認の地方議員を誕生させる戦略が本格的にスタートしたことが確認できた。

れいわ新選組が国政政党として躍進するためには、公認の地方議員をできるだけ多く誕生させて、党の足腰を強くすることが必須条件になる。時間はかかるだろうが、絶対に避けて通れない政治道である。自民党公明党に勝つためにも突き進まなければならない茨の道でもある。

山本代表は自ら率先して茨を突破する模範を示してくれた。きたる統一地方選で多くの公認候補を擁立して当選させてもらいたい。その先の国政選挙での飛躍のための地盤作り。本気のれいわ新選組なら必ずやってくれるだろう。

プリティ宮城ちえさん、当選ほんとうにおめでとう!