15日のれいわ新選組の街宣に聴衆の一人として参加していた水道橋博士が、松井一郎大阪市長から訴えられているスワップ訴訟について、山本太郎代表に質問した。
議論が進む中で、山本代表が当事者として立候補することを提案。収める供託金がないと答える博士に、れいわ新選組が出すからとの誘いに「検討します」。山本代表とのやりとりが終わった直後のスポニチ本紙の取材に対して博士は「2万%出馬しません」と否定。
しかし、これは橋下徹が大阪府知事選に出馬する前のマスコミ取材に答えた言葉であり、これを巧みに利用した博士の出馬を暗示するパフォーマンスだったことが、後で明らかになる。
昨日、東京で開催されたトークライブ「アサヤンvol.32 輝く我が名ぞ 反維新タイガース!!!」に出演した博士は、れいわ新選組から出馬することを正式に表明したのである。
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/05/18/kiji/20220518s00042000457000c.html
れいわ新選組としての正式発表の記者会見は来週になる予定らしいが、同時に山本代表の選挙区の発表もあるかも知れない。
有名タレントの水道橋博士が、れいわ新選組から出馬となると、今夏の参議院選で、れいわ新選組に強い追い風が吹くのは間違いない。そして、それは取りも直さず、日本維新の会は逆風に晒される、ということになる。先の衆議院選で躍進した維新の会は、実はあの時が頂点で、これからはジリ貧の一途を辿ることだろう。
大石あきこ衆議院議員を提訴した橋下徹。水道橋博士を提訴した松井一郎大阪市長。両方とも名誉毀損だが、中身を見ると橋下氏、松井氏のどうしようもない傲慢な姿勢が鼻につく。
ちょっとした批判も許さないという子供っぽさに唖然とするばかりだ。維新政治は自民党よりも悪辣と認識する人は今後、さらに増えていくだろう。