沖縄よ! 群星むりぶし日記

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アメリカ大統領就任式まであと3日

アメリカ大統領就任式まであと3日。ここまで来ると、バイデン氏が就任することはほぼ決定的と思われるが、ネット上では種々の情報が流れ、あと3日の間に何が起きるか、まだ予見できない状況が続いているようだ。就任式会場周辺には有刺鉄線が張り巡らされ、多数の州兵も配置され、現場はまるで戒厳令下のような、物々しい雰囲気に包まれている。

民主主義国家の見本とされた米国のあまりにも変わり果てた今の姿に声を失うばかりだ。米国はいつから一党独裁国家・中国のようになってしまったのか、と訝りたくなるような光景である。ハリウッド映画に出てくるようなシーンが現実そのものという危うさ。

アメリカの深い闇(病み)の全体像を把握しようと一人で悪戦苦闘しているが、未だに深い霧の中から抜けきれずにいる。大手マスコミもソーシャルメディアも信用できないという危機的状況の今、様々な情報の断片を照らし合わせつつ、その中から信憑性のある情報をつなぎあわせていく他に、真実に接近する道はないように思われる。

唐靖遠氏の【遠見快評】は、大統領選挙の背景を知るための情報を提供してくれる数少ないサイトの一つである。


【遠見快評】トランプ 「オバマゲート」諜報書類 機密解除へ

どんなに立派な制度でも、人々の道徳心が堕落すると制度は機能しなくなるという唐氏の指摘は傾聴に値する。米国は三権分立が確立された世界で最も模範的な民主主義国家であるが、今回の大統領選挙の結果、それが完全に機能しなくなっている事がはっきりした。

原因は、政治に携わる人間の道徳心の堕落である。ディープステート(影の政府)と中国共産党マネーの影響による人心の腐敗が三権分立という立派な制度を機能不全に陥らせた。

制度よりも人間。ここでジャン・ポール・サルトルの言葉が思い起こされる。

L'Existence précède l'essence. 実存は本質に先行する。

三権分立という立派な制度を生かすのも殺すのも生きた人間(実存)である。その人間の道徳が腐敗したら制度も形骸化し機能しなくなるのは当然のことなのだ。

ワシントンの沼(ディープステート)を大掃除すると言ったトランプ大統領は、ワシントンの腐敗勢力と血みどろの抗争を繰り広げてきた。彼のおかげで米国の政治の真の姿が浮き彫りになった。バイデン氏が大統領に就任しても、目覚めた米国民がそのまま泣き寝入りするとは思われない。