沖縄よ! 群星むりぶし日記

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中国共産党を両面から追い詰めて尖閣諸島を死守せよ!

尖閣諸島は、今や6割方、中国共産党の手に落ちたと言っても過言ではない。なぜなら昨日も書いたように、中国外務省の趙立堅報道官は、今月8日尖閣諸島付近で操業中の日本漁船を中国海警局公船が追いかけ回したことに対して、日本政府が抗議したのを受けて、11日次のように公言したからだ。

「日本の漁船が中国の領海で違法操業した。海保が違法な妨害をした」!!

これは中国共産党尖閣諸島を自国領土であると、実力を行使することで、全世界に向けて宣言したに等しい。この現実を見ると、今や6割方、否、7割方、尖閣諸島中国共産党の手のうちにある、と考えない方がおかしい。

尖閣に領土問題は存在しない」などと日本政府が呑気に構えている間に、尖閣諸島は明らかに中国共産党に確実に奪われつつあるのだ。この時点で、尖閣問題は抜き差しならない重大かつ危機的局面に突入したと見るべきだろう。

これに対して、日本政府が新たな効果的手段を取らなければ、中国共産党は遅かれ早かれ近日中に、漁民を装った民兵なりをこっそりと上陸させて、当然であるかの如く諸施設の建設に着手するだろう。

そうなると竹島の二の舞となり、以後、奪還はほぼ不可能となる。そして国際社会は尖閣諸島の領有権は中国にあると承認せざるを得なくなる。これが冷酷な国際社会のルールだ。

そうなるとどうなるか。尖閣を奪い取った中国共産党は、次に必ず、南西諸島に狙いを定めてくる。琉球列島の強奪。琉球はもともと我が国の領土である」!

中国共産党の強欲覇権主義はまだ続く。台湾の武力制圧だ。これで南シナ海に続く東シナ海の制圧が完成する。これは2049年までに経済力と軍事力で米国を追い越すという100年マラソン『THE HUNDRED-YEAR MARATHON』(by Michael Phillsbury)の野望を達成するための一里塚に過ぎない。

この恐ろしいシナリオを空想物語だと罵らないで頂きたい。ウイグル族チベット族の抑圧、南シナ海の制圧、一帯一路の構築、そして香港人の言論抑圧、これらのすべては、中国共産党による世界制覇の野望を証明する具体的な事例ではないか。

中国共産党のこの野望はいかなることがあっても、成就させてはならない。そのためには尖閣諸島の当事者である日本が毅然とした態度を示す必要がある。

取るべき手段として2つの側面から攻める方法を提案したい。一つは、「日本の尊厳と国益を護る会」(代表・青山繁晴参議院議員)が提案する「7つの緊急提言」における軍事力行使。

もう一つは、山尾志桜里衆議院議員が提唱する「中国による香港版「国家安全法」の導入をめぐる動きに深い憂慮を表明する世界の国会議員と連帯する署名への呼びかけ」だ。

山尾議員はこの呼びかけの中で次のように書いている。

「22日以降、この動きを目の当たりにした国際社会では、各国の大統領、首相、外相レベルにおいて、中国政府に対する懸念の声明が拡大しています。また、すでに英国をはじめとする30カ国284人以上の国会議員が、この国家安全法をめぐる動きは1984年の「中英連合声明」に対する明白な違反であり、断じて容認できないと非難する共同声明(裏面参照)に署名しています。

そこで、基本的人権の尊重と法の支配という人類普遍の価値を共有する先進民主主義国家・日本の国会議員として、世界各国の議会人と連帯する明確なコミットメントを表明するべく、上記共同声明への賛同署名をお呼び掛けさせて頂きたいと存じます。

これは与野党を問わず、日本の国会議員に呼び掛けて賛同署名をもらい、「英国にある共同声明の取りまとめ事務局へ送付させていただきます。」というものだ。

つまり、国家安全法という悪法で香港人を徹底的に抑圧しようとする中国共産党に対し、世界の国会議員が連帯して抗議の声明を表明しようというものである。

そのために今、山尾議員は与野党問わず全国会議員から署名を集めるために孤軍奮闘しているはずだ。

尖閣諸島周辺海域で自衛隊と米軍の合同演習を実施し、その間に魚釣島測候所を建設する(「護る会」提言) 

② 中国による香港版「国家安全法」導入を許さないために日本の国会議員も世界の国会議員と連帯する山尾議員の呼びかけ)

①は軍事作戦、②は民主的呼びかけ。この両面から追い詰めれば、効果は3倍にも5倍にもなるだろう。

あとは安倍政権の覚悟次第だが、残念ながら「護る会」の提言を聞くほどの胆力が、今の安倍晋三にあるとはとても思えない。首相が変わらない限り可能性はほぼゼロ。

山尾議員の呼びかけは、誰が首相であろうと関係ない。できるだけ多くの国会議員の署名が集まることを期待したい。

ここまで書いているとThe Guardianのニュースが飛び込んできた。

China's legislature has approved a decision to force a controversial national security law on Hong Kong,in an extraordinary and unprecedented move aimed at bringing the semi-autonomous territory further under Beijing's control.

心配した悪法がついに成立したのだ。これで香港は大変なことになるだろう。山尾議員の呼びかけに賛同する国会議員とともに、我々も香港と連帯する声を発信しよう!自由のために!

 

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