総理大臣主催の「桜を見る会」に招待されたのは、各界の功労者というのは建前で、実は与党議員の後援会の人々だった。
安倍晋三、稲田朋美、萩生田光一らの後援会の人々が「桜を見る会」に招待されて食事を楽しみながら満開の桜を観賞する。羨ましいかぎりだと嫉妬してはいけない。
用意された食事代は勿論、全額税金による負担である。ということは、公選法違反の疑いが極めて濃いということだ。
安倍内閣になってから、「見る会」の予算は年々増えている。招待する後援会の人数が増えるのに比例して。今年は、安倍晋三後援会だけで850人もの人達が出席したらしい。
田村議員の質問に答える安倍晋三の不誠実な態度は、目が腐るほど見飽きたが、輪をかけて酷いのは、大塚内閣府大臣官房長の答弁だ。まるで幼稚園児のようである。
トップが空虚なる器だから、周りのスタッフの頭も空っぽになるのだ。萩生田も然り、安倍の答弁とほとんど遜色がない。
菅義偉は記者会見で「見る会」の来年の概算要求が5700万円余と前年の約3倍になっていることについて次のように述べている。
「テロ対策の強化や混雑緩和のための措置などの近年に講じた改善点を反映させるなど、実態に合わせた要求をしている」
後援会の人々のための「テロ対策の強化❗️」
菅の発言は、安倍晋三と大塚官房長の答弁と同じだ。ここまで思考能力が低下した政治家と官僚。
こんな連中は1日も早く政治の舞台から退場してもらわないと、この国は益々酷くなるばかりだ。この件について野党はさらに徹底的に追求してもらいたい。