獲得投票数228万票(投票率4.4%)。当選者2名、船後靖彦氏と木村英子さん。
ぼくが予想した線にかなり近い。とは言っても、自慢する気は少しもなく、むしろ現実の壁の厚さを噛み締めている。
しかし「れいわ新選組」は間違いなく勝利したのだ、とあえて断言したい。
獲得した投票率は4.4%に達した。これで「れいわ新選組」は政党に脱皮することができた。この事実が意味するところは、とてつもなく大きなものがある。
選挙期間中、日を追うごとに「れいわ新選組」は人々の関心を呼び、寄付金が増えていった。「れいわ祭り」には数千名の人が集まり、立候補者の演説に熱狂した。
しかし、異常とも言える現象を大手メディアが取り上げることはなかった。政党として認知されない諸派という政治団体にすぎないから、というのが理由らしい。
この国の報道機関は欧米諸国に比べて何十年も遅れたままだ。自公政権がこの国を衰退に導いた原因の一つは、真実を報道しようとしない大手メディアにある。
「れいわ新選組」の活動を大手メディアが取り上げていたら、「れいわ新選組」の票数はもっと伸びていた。全員当選の可能性だって十分にあり得た。
だから今回、「れいわ新選組」が正式に政党になった意味はとてつもなく大きいのだ。今後、NHK始め大手メディアは「れいわ新選組」を無視できなくなる。我々は、政治討論番組で山本太郎代表が馴れ合いを許さない本気の議論を展開する姿を見ることになるだろう。
各党代表はビビるはずだ。彼らにとって最も恐ろしいのは、真実が語られることだからだ。国会の野良犬のど根性がどんなものか見せてやる!
難病患者の船後靖彦氏と重度障碍者の木村英子さんが国会に入る。世界で初めての政治的出来事となる。国会がどう対応するか見ものだが、政治の中枢で障碍者がどのように処遇されるのか、世界中が注目するはずである。
「れいわ新選組」が仕掛けた政界浄化作戦が初動を開始する。この動きを確かなものにし、大きくするために山本代表はすでに走り始めた。きたる衆議院選挙に向けて準備作業に入っている。
昨日陽が傾いてからポスター剥がしに出かけた。新しいポスターができたら、またボランティアで貼っていこうと思っている。