沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

多くの県民から憎まれ嫌われる菅義偉

「嘘をつけ!」「帰れ!」

止むに止まれず発せられた怒りの声。厳粛な場においては誰でも静かでいたいと願うのは人情だろう。しかし、菅義偉官房長官の心無い言葉に対して、一般参列者が抗議の声を投げ返したのは当然である。繰り返される侮辱に耐える必要はさらさらない。

故翁長前知事にあれだけ強い圧力をかけ続けた官邸の権力者が、これまでの発言と寸分違わぬ言葉を、あろうことか故人の死を悼む場所で、平然と述べる無神経には、ただ恐れ入るばかりだ。

ぼくがあの場にいたら、間違いなく大声で抗議の声を投げつけただろう。「菅義偉、もう沖縄に来るな、今すぐ政治家をやめろ!」と。

安倍首相の弔辞の代読とはいえ、首相と官房長官は一心同体も同然だ。首相の弔辞は官房長官の弔辞でもある。二人揃って県民の心を逆なでするような言葉を平気で使う無神経で傲慢な姿勢。

「(略)翁長前知事は、沖縄に基地が集中する状況を打開しなければならないという強い意志を持っていた。沖縄県に大きな負担を担っていただいている現状は、到底是認できるものではない。何としても変え、政府としてもできることは全て行う。目に見える形で実現するという方針の下、基地負担軽減に向けて一つ一つ確実に結果を出していく決意だ。これからも県民の気持ちに寄り添いながら沖縄の振興、発展のために全力を尽くす。」

安倍首相の弔辞は、故翁長前知事を遺影の前で再度侮辱しただけではない。故翁長前知事の意思を受け継ぐと約束した玉城デニー新知事をも同時に侮辱したのだ。

翁長氏が四年前、相手候補に十万票の大差をつけて圧勝したにもかかわらず、四ヶ月も面会しないという屈辱を味合わせた時から、玉城デニー氏が県知事選史上最高得票を獲得した現在に至るまで、安倍官邸の沖縄蔑視政策は少しも変わっていないのだ。

官房長官が代読した安倍首相の弔辞はそのことをはっきり示している。何度も繰り返される「県民の気持ちに寄り添う」という言葉。これが大噓であるのは沖縄県民なら誰でも知っている。

「県民の気持ちに寄り添い」ながら、多くの県民が反対する辺野古新基地建設に対して圧力をかけて工事を強行する。一体世界のどこに、この論理の矛盾が理解できる人間がいると言うのだ。はっきり説明してみろ、安倍晋三菅義偉

平気で大嘘をつく官邸と官僚達。この連中が政権を握っている限り、日本が真の独立国家になるのは夢のまた夢にすぎない。売国奴安倍晋三菅義偉、直ちに政治家を辞めろ!