沖縄よ! でぃぐぬ花日記

祖国は日本。郷土は沖縄。日本国を愛し、沖縄を愛する者として、発信していきます。

玉城デニーこそ沖縄県知事にふさわしい稀有な人材である

選挙の第一声は母親の出身地である伊江島でやりたい。玉城デニー県知事候補の城山(いいじまたっちゅう)を背にした演説は、沖縄が歩んで来た苦難の歴史を象徴するような中身の濃いものになった。

米軍は銃剣とブルドーザーで小さな島伊江島から住民を追い払い、土地を収奪して基地をつくった。伊江島の住民は激しく抵抗し、やがて島ぐるみ闘争へと発展する。以後、伊江島の抵抗運動は全島に拡大し、米軍基地建設反対・島ぐるみ闘争の象徴となった。

その精神を引き継ぐ島ぐるみ会議が、今でも県内各地に存在する。玉城デニー氏の母親はその伊江島の出身である。父親は米軍人。玉城少年は父親の顔を知らないで育った。玉のように可愛らしい赤ちゃんの顔を見ることもなく、若い父親はそのまま米国へ帰ってしまったからだ。

米軍占領下の沖縄で、玉城氏と同じような境遇の人は数多い。幸いなことに、玉城少年は心優しい母親に恵まれた。康裕(本名)ちゃんを食べさせるため、日夜働く実の母親に代わって面倒を見てくれた育ての親がいた。玉城氏は自分には二人の母親がいると言う。そして、二人の母親に同じように感謝しているとも語った。

特別な運命を背負わされた一人の人間と、沖縄の過酷な歴史が伊江島で交差し、響きあう。玉城氏の内部で大きな物語が生まれた。それは時と共に熟成され整理されて、伊江島での選挙遊説第一声となって我々の前に姿を現したのである。この感動的な演説はユーチューブで見ることができるので、ぜひ多くの方に見てもらいたい。

玉城候補は、ほんとうに演説がうまい。国会での質疑を見て、彼の弁舌の爽やかさに注目して来たが、県知事候補となってさらに磨きがかかったように思われる。ただ上手いだけではない。沖縄の歴史、政治課題についてよく勉強している。それらのことを淀みなく語るためには、膨大な資料を読み込み、頭の中できれいに整理されていなければならない。

彼の演説を聞いて感動を覚えるのは、その並々ならぬ勉強・努力に裏打ちされた知性を感じるからだ。玉城候補は普段から資料を読み込み整理する作業を通して、巧みな話術に仕上げることのできる、歴代の沖縄県知事に見られない才能豊かな「語れる政治家」だ。

深い知識に裏付けられた明晰で論理的な話術を駆使する県知事候補は、沖縄にとって得難い至宝な人材となる。これからの沖縄にとって世界に向けて発信力のある知事は貴重であり、どうしても必要な人材と言える。玉城候補は、間違いなく我々の期待に応える才能を備えている。期待以上の才能と言うべきだろう。

伊江島から名護、宜野湾と南下して県庁前広場で演説した様子もユーチューブで見ることができる。これも非常に感動的な演説で、多くの人にぜひとも見てもらいたい。

〇違法工事の辺野古新基地建設は何があっても阻止する。〇普天間飛行場は即時閉鎖を求める。そのために安倍内閣と仲井真前知事が約束した5年以内(来年2月)の閉鎖・返還を実現させる

〇3000億円を超える国税を収めるまでになった県経済の実力を発揮させ、政府の補助金頼みの政策から脱却して、アジアのダイナミズムを取り入れて自立型経済を目指し、それで得た原資を県内で循環させて、沖縄の特徴ある優しいしなやかで強い社会を作っていく

〇万国津梁会議(仮名)を県庁内部ではなく、外局として設置し、各層から人材を集め自治体外交と共に沖縄県を世界に向けて発信する

〇子どもの貧困問題を社会全体の責任と捉え、出産から子育てまで切れ目のない安心システムを構築する

これらの政策から聞こえてくるのは、他力本願と真逆の自主性であり自発性である。遠い中央政府に頼るのではなく、自発的に自ら稼ぎに打って出る。この積極性が良い意味で沖縄の未来を開くのだ。「誇りある豊かさ」自立型経済に反対する経済人はいないだろう。

何を隠そう、ぼく自身が玉城氏の発想力に舌を巻き、多くのことを教えてもらっているのだ。ユーチューブで彼の演説を追いかけている自分がいる。

玉城デニーこそ沖縄県知事になって沖縄を引っ張ってもらいたい稀有な人材である。玉城氏に比べると、佐喜真候補はせいぜい市長止まりの、知事としては役不足の凡俗な人材に過ぎない。

4年前の圧倒的票差を超える圧倒的勝利で玉城デニー新知事を誕生させようではないか!